400-01-01から1年間の記事一覧

憲法:裁判所による事前差止  司法書士試験過去問解説(平成15年度・憲法・第1問)

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司法書士試験過去問解説(憲法)一覧平成15年度司法書士試験(憲法)より。判例の趣旨との合不合を問うもの。設問の全体については、憲法:基本的人権。 3 裁判所が,表現内容が真実でないことが明白な出版物について,その公刊により名誉侵害の被害者が重大…

憲法:謝罪広告の強制  司法書士試験過去問解説(平成15年度・憲法・第1問)

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司法書士試験過去問解説(憲法)一覧平成15年度司法書士試験(憲法)より。判例の趣旨との合不合を問うもの。設問の全体については、憲法:基本的人権。 2 裁判所が,他人の名誉を毀損した者に対し,事態の真相を告白し陳謝の意を表明する程度の謝罪広告を新…

憲法:外国人の在留期間更新  司法書士試験過去問解説(平成15年度・憲法・第1問)

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司法書士試験過去問解説(憲法)一覧平成15年度司法書士試験(憲法)より。判例の趣旨との合不合を問うもの。設問の全体については、憲法:基本的人権。 1 外国人について,その在留期間中に政治活動をしたことを考慮して,在留期間の更新を拒絶したとしても…

憲法:基本的人権  司法書士試験過去問解説(平成15年度・憲法・第1問)

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司法書士試験過去問解説(憲法)一覧平成15年度司法書士試験(憲法)より。判例の趣旨との合不合を問うもの。 基本的人権に関する次の1から5までの記述のうち,判例の趣旨に合致しないものはどれか。 1 外国人について,その在留期間中に政治活動をしたこと…

憲法:生存権の法的性格  司法書士試験過去問解説(平成20年度・憲法・第1問)

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司法書士試験過去問解説(憲法)一覧平成20年度司法書士試験(憲法)より。各説についての正誤問題。 次のA説からC説までは,生存権(憲法第25条第1項)の法的性格に関する見解である。次のアからオまでの記述のうち,誤っているものの組合せは,後記1から5…

憲法:被選挙権の権利性  司法書士試験過去問解説(平成21年度・憲法・第2問)

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司法書士試験過去問解説(憲法)一覧平成21年度司法書士試験(憲法)より。判例の趣旨との合不合を問うもの。設問の全体は、憲法:公務員の選挙。 オ 公務員を選定,罷免することを国民の権利として保障する憲法第15条第1項は,被選挙権については明記してい…

憲法:戸別訪問の禁止  司法書士試験過去問解説(平成21年度・憲法・第2問)

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司法書士試験過去問解説(憲法)一覧平成21年度司法書士試験(憲法)より。判例の趣旨との合不合を問うもの。設問の全体は、憲法:公務員の選挙。 エ 戸別訪問は国民の日常的な政治活動として最も簡便で有効なもので,表現の自由の保障が強く及ぶ表現形態で…

憲法:議員定数不均衡と参議院の特殊性  司法書士試験過去問解説(平成21年度・憲法・第2問)

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司法書士試験過去問解説(憲法)一覧平成21年度司法書士試験(憲法)より。判例の趣旨との合不合を問うもの。設問の全体は、憲法:公務員の選挙。 ウ 参議院地方選出議員についての選挙の仕組みには,事実上都道府県代表的な意義又は機能を有する要素が加味…

憲法:在外国民の選挙権  司法書士試験過去問解説(平成21年度・憲法・第2問)

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司法書士試験過去問解説(憲法)一覧平成21年度司法書士試験(憲法)より。判例の趣旨との合不合を問うもの。設問の全体は、憲法:公務員の選挙。 イ 国外に居住していて国内の市町村の区域内に住所を有していない日本国民である在外国民についても,憲法に…

憲法:選挙犯罪処刑者の選挙権・被選挙権停止  司法書士試験過去問解説(平成21年度・憲法・第2問)

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司法書士試験過去問解説(憲法)一覧平成21年度司法書士試験(憲法)より。判例の趣旨との合不合を問うもの。設問の全体は、憲法:公務員の選挙。 ア 選挙権は,国民主権に直結する極めて重要な憲法上の権利であるから,例えば,当選を得る目的で選挙人に対…

憲法:公務員の選挙  司法書士試験過去問解説(平成21年度・憲法・第2問)

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司法書士試験過去問解説(憲法)一覧平成21年度司法書士試験(憲法)より。 公務員の選挙に関する次のアからオまでの記述のうち,判例の趣旨に照らし正しいものの組合せは,後記1から5までのうちどれか。 ア 選挙権は,国民主権に直結する極めて重要な憲法上…

憲法:宗教法人の解散命令と信教の自由  司法書士試験過去問解説(平成22年度・憲法・第2問)

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司法書士試験過去問解説(憲法)一覧平成22年度司法書士試験(憲法)より。判例の趣旨との合不合を問うもの。設問の全体については、憲法:政教分離。 オ ある特定の宗教法人に対して国が解散命令を発することは,国が当該宗教法人と密接にかかわることにな…

憲法:「宗教上の組織若しくは団体」への公金支出等の禁止  司法書士試験過去問解説(平成22年度・憲法・第2問)

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司法書士試験過去問解説(憲法)一覧平成22年度司法書士試験(憲法)より。判例の趣旨との合不合を問うもの。設問の全体については、憲法:政教分離。 エ 憲法第89条において公の財産の支出や利用提供が禁止されている「宗教上の組織若しくは団体」とは,特…

憲法:国の宗教的活動の禁止  司法書士試験過去問解説(平成22年度・憲法・第2問)

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司法書士試験過去問解説(憲法)一覧平成22年度司法書士試験(憲法)より。判例の趣旨との合不合を問うもの。設問の全体については、憲法:政教分離。 ウ 憲法第20条において国及びその機関がすることを禁じられている「宗教的活動」とは,宗教の布教,強化…

憲法:政教分離の限界  司法書士試験過去問解説(平成22年度・憲法・第2問)

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司法書士試験過去問解説(憲法)一覧平成22年度司法書士試験(憲法)より。判例の趣旨との合不合を問うもの。設問の全体については、憲法:政教分離。 イ 政教分離規定の保障の対象となる国家と宗教との分離には,一定の限界があり,国が宗教団体に対して補…

憲法:政教分離と信教の自由  司法書士試験過去問解説(平成22年度・憲法・第2問)

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司法書士試験過去問解説(憲法)一覧平成22年度司法書士試験(憲法)より。判例の趣旨との合不合を問うもの。設問の全体については、憲法:政教分離。 ア 憲法が政教分離の原則を規定しているのは,基本的人権の一つである信教の自由を強化ないし拡大して直…

憲法:政教分離  司法書士試験過去問解説(平成22年度・憲法・第2問)

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司法書士試験過去問解説(憲法)一覧平成22年度司法書士試験(憲法)より。 政教分離の原則に関する次のアからオまでの記述のうち,判例の趣旨に照らし正しいものは,幾つあるか。 ア 憲法が政教分離の原則を規定しているのは,基本的人権の一つである信教の…

憲法:法適用の平等と法内容の平等  司法書士試験過去問解説(平成22年度・憲法・第1問)

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司法書士試験過去問解説(憲法)一覧平成22年度司法書士試験(憲法)より。穴埋め問題の抜粋。設問の全体は、憲法:法の下の平等。 また,憲法第14条第1項が規定する「法の下の平等」については,法を執行し適用する行政権と司法権による差別を禁止するとい…

憲法:絶対的平等と相対的平等  司法書士試験過去問解説(平成22年度・憲法・第1問)

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司法書士試験過去問解説(憲法)一覧平成22年度司法書士試験(憲法)より。穴埋め問題の抜粋。設問の全体は、憲法:法の下の平等。 また,「平等」の意味を,相対的平等,すなわち,等しいものは等しく取り扱い,等しくないものは等しくなく取り扱うべきであ…

憲法:形式的平等と実質的平等  司法書士試験過去問解説(平成22年度・憲法・第1問)

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司法書士試験過去問解説(憲法)一覧平成22年度司法書士試験(憲法)より。穴埋め問題の抜粋。設問の全体は、憲法:法の下の平等。 憲法第14条は平等原則を規定しているが,「平等」の意味には,幾つかの考え方がある。これらのうち,( )とは,現実の様々…

憲法:法の下の平等  司法書士試験過去問解説(平成22年度・憲法・第1問)

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司法書士試験過去問解説(憲法)一覧平成22年度司法書士試験(憲法)より。 次の文章は,法の下の平等に関する文章である。( )の中に後記の語句群の中から適切な語句を選択して文章を完成させた場合,( A )から( E )までに入る語句の組合せとして最も…

憲法:幸福追求権(肖像権・京都府学連事件判例)  司法書士試験過去問解説(平成17年度・憲法・第1問)

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司法書士試験過去問解説(憲法)一覧平成17年度司法書士試験(憲法)より。設問の全体については、憲法:幸福追求権。 オ 何人も,その承諾なしに,みだりにその容ぼうを撮影されない自由を有しているから,警察官が,正当な理由もないのに,個人の容ぼうを…

憲法:幸福追求権(信書以外の郵便物の税関検査の合憲判例)  司法書士試験過去問解説(平成17年度・憲法・第1問)

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司法書士試験過去問解説(憲法)一覧平成17年度司法書士試験(憲法)より。設問の全体については、憲法:幸福追求権。 エ 何人も,公共の福祉に反しない限り,自己の意思に反してプライバシーに属する情報を公権力により明らかにされることはないという利益…

憲法:幸福追求権(外国人登録原票・登録事項確認制度)  司法書士試験過去問解説(平成17年度・憲法・第1問)

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司法書士試験過去問解説(憲法)一覧平成17年度司法書士試験(憲法)より。設問の全体については、憲法:幸福追求権。 ウ 何人も,個人の意思に反してみだりにプライバシーに属する情報の開示を公権力により強制されることはないという利益を有しているから…

憲法:幸福追求権(被拘禁者の喫煙禁止)  司法書士試験過去問解説(平成17年度・憲法・第1問)

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司法書士試験過去問解説(憲法)一覧平成17年度司法書士試験(憲法)より。設問の全体については、憲法:幸福追求権。 イ 何人も,公共の福祉に反しない限り,喫煙の自由を有しているから,未決勾留により拘禁された者に対し,喫煙を禁止することは,憲法第1…

憲法:幸福追求権(どぶろく裁判)  司法書士試験過去問解説(平成17年度・憲法・第1問)

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司法書士試験過去問解説(憲法)一覧平成17年度司法書士試験(憲法)より。設問の全体については、憲法:幸福追求権。 ア 何人も,自己消費の目的のために酒類を製造する自由を有しているから,製造目的のいかんを問わず,酒類製造を一律に免許の対象とした…

憲法:幸福追求権  司法書士試験過去問解説(平成17年度・憲法・第1問)

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司法書士試験過去問解説(憲法)一覧平成17年度司法書士試験(憲法)より。 憲法第13条に関する次のアからオまでの記述のうち,判例の趣旨に照らし正しいものは幾つあるか。 ア 何人も,自己消費の目的のために酒類を製造する自由を有しているから,製造目的…

憲法:人権の私人間効力  司法書士試験過去問解説(平成15年度・憲法・第2問)

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司法書士試験過去問解説(憲法)一覧平成15年度司法書士試験(憲法)より。 憲法が定める人権規定の私人間における効力について,次の二つの見解がある。 第1説 憲法が定める人権規定は,直接,私人間にも適用される。 第2説 憲法が定める人権規定は,民法第…

憲法:人権の私人間効力の間接適用説  司法書士試験過去問解説(平成19年度・憲法・第1問)

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司法書士試験過去問解説(憲法)一覧平成19年度司法書士試験(憲法)より。設問の全体は、憲法:人権の私人間効力。 教授: あなたが採る間接適用説の積極的な根拠は,どのようなものですか。 学生: ( (4) )という理由です。 教授: では,間接適用説の…

憲法:人権の私人間効力の直接適用説の問題点  司法書士試験過去問解説(平成19年度・憲法・第1問)

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司法書士試験過去問解説(憲法)一覧平成19年度司法書士試験(憲法)より。設問の全体は、憲法:人権の私人間効力。 教授: (略)では,直接適用説に対する批判としては,どのようなものがありますか。 学生: ( (2) )という批判があります。 教授: そ…