2008-01-01から1年間の記事一覧

有栖川有栖『スウェーデン館の謎』

スウェーデン館の謎 (講談社ノベルス)作者: 有栖川有栖出版社/メーカー: 講談社発売日: 1995/05/08メディア: 新書 クリック: 1回この商品を含むブログ (14件) を見る買ってから2年くらい寝かせてあったのを、東京に向かう新幹線で。

森博嗣『カクレカラクリ』

カクレカラクリ?An Automaton in Long Sleep作者: 森博嗣出版社/メーカー: メディアファクトリー発売日: 2006/08メディア: 単行本 クリック: 19回この商品を含むブログ (180件) を見る予備知識なしで読んだが、自分としては、コカコーラ120周年記念で書かれ…

殊能将之『キマイラの新しい城』

キマイラの新しい城 (講談社ノベルス)作者: 殊能将之出版社/メーカー: 講談社発売日: 2004/08/06メディア: 新書 クリック: 23回この商品を含むブログ (166件) を見る最近ロポンギルズに行く機会が重なったので、珍しく場所の具体的なイメージを持ちながら読…

阿満利麿『人はなぜ宗教を必要とするのか』

人はなぜ宗教を必要とするのか (ちくま新書)作者: 阿満利麿出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 1999/11メディア: 新書購入: 2人 クリック: 84回この商品を含むブログ (12件) を見る死への恐怖からの救済のために宗教は必要だが、「自然宗教」を支えるムラ社会…

木村敏『異常の構造』

異常の構造 (講談社現代新書)作者: 木村敏出版社/メーカー: 講談社発売日: 1973/09/20メディア: 新書購入: 4人 クリック: 21回この商品を含むブログ (15件) を見る正常/異常は常識相対的だから、その常識を絶対視しなければ異常(e.g. 分裂病)も治療の対象…

浦賀和宏『堕ちた天使と金色の悪魔』

堕ちた天使と金色の悪魔 (講談社ノベルス)作者: 浦賀和宏出版社/メーカー: 講談社発売日: 2007/09/07メディア: 新書 クリック: 5回この商品を含むブログ (37件) を見る雨と風と雷にうんざりしながら読了。次に太陽を見られるのは来年かもしれない。 このシリ…

斎藤環『ひきこもり文化論』

ひきこもり文化論作者: 斎藤環出版社/メーカー: 紀伊国屋書店発売日: 2003/12/20メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 30回この商品を含むブログ (57件) を見るだいぶ雰囲気つかめてきた。

人文総合演習B 第11回

井上章一,2008,『日本に古代はあったのか』,角川選書 今日は、一足早く冬休みに入った人が数人いましたね。怪しからん! ただ議論は結構盛り上がりました。日本に古代はなかった、日本の歴史は最初から中世として始まる、という著者に対して、報告者は真…

大塚久雄・川島武宜・土居健郎『「甘え」と社会科学』

「甘え」と社会科学 (1976年) (弘文堂選書)作者: 大塚久雄,川島武宜,土居健郎出版社/メーカー: 弘文堂発売日: 1976メディア: ?この商品を含むブログ (1件) を見る『「甘え」の構造』が出たのが1971年、話題になったのを受けて、1976年に大御所二人がいっちょ…

植木不等式『悲しきネクタイ』

悲しきネクタイ―企業環境における会社員の生態学的および動物行動学的研究作者: 植木不等式出版社/メーカー: 地人書館発売日: 1996/09/01メディア: 新書この商品を含むブログ (2件) を見ると学会では植木不等式が一番好きな私です。 短い文章の中に、ダジャ…

小此木啓吾・馬場謙一(編)『フロイト精神分析入門』

フロイト精神分析入門 (有斐閣新書 D 3)作者: 小此木啓吾,馬場謙一出版社/メーカー: 有斐閣発売日: 1977/01/01メディア: 新書この商品を含むブログ (4件) を見るちょっとつらい読書でした・・・もうすこし読み飛ばせばよかったかも。

人文総合演習B 第10回

森口朗,2007,『いじめの構造』,新潮新書 著者が、大人側からの対策としての加害者処罰を強調しているのに対して、報告者は、その有効性を認めたうえで、いじめられている人、中立的な人がどう振る舞うべきかについて、実体験を踏まえて論じてくれました。…

押村高『国際正義の論理』

国際正義の論理 (講談社現代新書)作者: 押村高出版社/メーカー: 講談社発売日: 2008/10/17メディア: 新書購入: 4人 クリック: 23回この商品を含むブログ (23件) を見る歴史と理論と現実がちょうどいい塩梅になっているので入門としていい感じ。ただ学部1年生…

斎藤環『戦闘美少女の精神分析』

戦闘美少女の精神分析 (ちくま文庫)作者: 斎藤環出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2006/05/01メディア: 文庫購入: 18人 クリック: 258回この商品を含むブログ (173件) を見る精神分析用語の語用をもうちょっと解説してほしかった。

人文総合演習B 第9回

香山リカ,2008,『「私はうつ」と言いたがる人たち』,PHP新書 報告は、うつ病と診断された後の社会的環境の変化のあり方によって「うつ病セレブ」とか「うつ病難民」を分けたり、うつ病になった原因も診断に組み込もうという著者に対して、症状として患者…

ルネデカルト『省察』

省察 (ちくま学芸文庫)作者: ルネデカルト,Ren´e Descartes,山田弘明出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2006/03/01メディア: 文庫購入: 8人 クリック: 55回この商品を含むブログ (46件) を見る週末に東京と新潟を往復したので、その電車内で読了。訳注含めて…

麻耶雄嵩『メルカトルと美袋のための殺人』

メルカトルと美袋のための殺人 (講談社ノベルス)作者: 麻耶雄嵩出版社/メーカー: 講談社発売日: 1997/06メディア: 新書 クリック: 1回この商品を含むブログ (21件) を見る新潟に帰る新幹線で。この人の短編はあんまり。

昨日の焼肉を食べすぎたためか、完全にお腹を壊す。満腹状態でさらにカルビクッパを頼んだのがまずかった・・・ とても新幹線に乗れる状態ではなかったのでもう一泊することにした。ソルマックと新三共胃腸薬のおかげで腸の方はなんとかなったが、胃が痛い。…

川口で一泊(の予定だった。この時点では)。 革靴がぼろぼろだった(裏が擦り切れて水がしみ込んでくるほど)ので、そごうで2足買う(買ってもらう)。ARIOでスパゲティ食べて、クレープも。映画を見ようとするが、時間が合わず断念。ペットショップで犬猫…

第81回日本社会学会大会2日目

二日酔いで午前の部会に出れず。 事務局の人たちや、ソシオロゴスの人たちとしゃべる。あと某教授につかまって某学会の会費を払わされる。 そうこうしているうちに、シンポに出る気もなくし、高原くんとだべる。世の中大変であることを確認する(詳しくは差…

前田英樹『倫理という力』

倫理という力 (講談社現代新書)作者: 前田英樹出版社/メーカー: 講談社発売日: 2001/03/19メディア: 新書購入: 2人 クリック: 11回この商品を含むブログ (12件) を見る仙台に向かう新幹線で。よくわからん話だった。

第81回日本社会学会大会1日目

別宅(というか本宅というか)に一泊して当日朝新幹線で仙台へ。しかし寝坊して午前の部は無理。仙台駅から東北大学まで歩いて11時過ぎに到着。学会事務局で邪魔をする。 午後は、理論5に参加して氏川くんを見守る。 さらに、立ち見が出るほどの盛況ぶりを…

岩明均『ヒストリエ』第4巻

ヒストリエ(4) (アフタヌーンKC)作者: 岩明均出版社/メーカー: 講談社発売日: 2007/07/23メディア: コミック購入: 10人 クリック: 67回この商品を含むブログ (200件) を見るけっこう面白い・・・けど、むかし(中学生の頃?)本屋で『寄生獣』を発見したとき…

吉田戦車『ゴッドボンボン』

ゴッドボンボン (アスキーコミックス)作者: 吉田戦車出版社/メーカー: アスキー発売日: 1997/03メディア: コミック購入: 1人 クリック: 2回この商品を含むブログ (4件) を見るもうこのころだとネタが半分もわからない。

玉野和志『創価学会の研究』

創価学会の研究 (講談社現代新書)作者: 玉野和志出版社/メーカー: 講談社発売日: 2008/10/17メディア: 新書購入: 4人 クリック: 190回この商品を含むブログ (50件) を見る新潟から東京に向かう電車で読了。 創価学会については(ゴシップ的なものも含めて)…

人文総合演習B 第8回

大澤真幸(編),2008,『アキハバラ発〈00年代〉への問い』,岩波書店 報告は、報告者自身が集めた事件に関するデータと比較して、本書に載っている様々な「説明」が、いかに限定的な情報にのみ注目し、単純化したものであるかを指摘したうえで、そうした単…

大庭健『いま、働くということ』

いま、働くということ (ちくま新書)作者: 大庭健出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2008/05/01メディア: 新書購入: 1人 クリック: 47回この商品を含むブログ (28件) を見るお説教長すぎ萎えたorz 本来性についての直観を正当化なしにだらだら書かれてもなあ…

古田博司『新しい神の国』

新しい神の国 (ちくま新書)作者: 古田博司出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2007/10メディア: 新書購入: 1人 クリック: 8回この商品を含むブログ (13件) を見る本来は「別亜」だというのが本当だとしても、現在の国際情勢の中で「別亜」を貫けるのかという…

『京極夏彦が選ぶ!水木しげる未収録短編集』

京極夏彦が選ぶ!水木しげる未収録短編集 (ちくま文庫)作者: 水木しげる,京極夏彦出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 1999/12メディア: 文庫 クリック: 5回この商品を含むブログ (15件) を見る

森口朗『いじめの構造』

いじめの構造 (新潮新書)作者: 森口朗出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2007/06/01メディア: 新書購入: 6人 クリック: 216回この商品を含むブログ (24件) を見る加害者を処罰せよという基本的なスタンスには完全に同意。そのうえでいうと、そのためには「いじ…