ルネデカルト『省察』

省察 (ちくま学芸文庫)

省察 (ちくま学芸文庫)

週末に東京と新潟を往復したので、その電車内で読了。訳注含めてすみずみまで堪能。体調が良かったのか、かなり楽しめた。
持続を自明視せず、創造と保存にかかる労力を(つまり生産と再生産を)等価視するところまではオートポイエーシスと同じ(瞬間的な生成消滅)。
デカルトの場合は、存在の原因は外部になければならないので、神の存在が要請される。
オーポイの場合は、存在の原因は内部になければならないので、自己再生産が要請される。