講義

コピペレポートのメモ(随時更新)

だからあれほどコピペは一瞬でわかるといったのに・・・ 「私にとっての社会的空間」 タイトルの工夫のなさになにやら予感させるものがあるわけですが。 http://answers.music.yahoo.co.jp/detail/1412052369/ http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/ques…

人文総合演習A 第6回の補講

斎藤環,『心理学化する社会――癒したいのは「トラウマ」か「脳」か』,河出文庫,2009年 今回は、諸般の事情による仕切り直し回でした。そして最終回。報告は、「トラウマの科学化」に否定的な著者の議論を受けたうえで、語られる内容としてのトラウマそれ自…

人文総合演習A 第15回

長谷部恭男,『憲法と平和を問いなおす』,ちくま新書,2004年 憲法って、小学校から学んでいる割には、その基本的な性質すら、きちんと理解されていることは少ないわけです。立法権力が国民を縛る法律をつくり、その枠内で行政権力が国民に対して権力を行使…

人文総合演習A 授業評価アンケートの自由記述

なぜか最終回ではなく、その何回か前にやるのが謎なのですが。 最も良かった点 報告だけでなく、司会も経験できたこと。 先生のアドバイス。 たくさん考えることができたこと。 他の人の考えが聞けたこと。 自分の担当する新書に基づく議論を相対したレジュ…

人文総合演習A 第14回

大澤真幸,『不可能性の時代』,岩波新書,2008年 先週に引き続いて体調っていうか頭の調子が思わしくないんですよね。するとどうなるかっていうと、教員としての立場を維持するための緊張感がなくなって、超然としていられなくなるわけです。まあ、所詮思い…

新潟医療福祉大学「社会学I」 第14回 「社会調査の基礎」

第14回 社会調査の基礎 第13回 福祉国家と福祉レジーム 第12回 社会問題の見方/社会問題の実際 第11回 地域社会とその変容 第10回 ライフコースとライフスタイル 第9回 レポートの書き方 第8回 家族とその変容 第7回 人口の構造と変化 第6回 社会変動 第5回…

人文総合演習A 第13回

荻上チキ,『ウェブ炎上――ネット群集の暴走と可能性』,ちくま新書,2007年 鼻がつまったりすると、わかるんだ。今まで呼吸を、していたこと。――はい、えーと、というわけで、鼻はつまってないんだけど、熱が出て、ちょっと教員が朦朧としている回でした。朦…

新潟医療福祉大学「社会学I」 第13回 「福祉国家と福祉レジーム」

第14回 社会調査の基礎 第13回 福祉国家と福祉レジーム 第12回 社会問題の見方/社会問題の実際 第11回 地域社会とその変容 第10回 ライフコースとライフスタイル 第9回 レポートの書き方 第8回 家族とその変容 第7回 人口の構造と変化 第6回 社会変動 第5回…

人文総合演習A 第12回

越智道雄・町山智浩,『オバマ・ショック』,集英社新書,2009年 選んどいてあれですが、なにを隠そう、私は対談本とか鼎談本とかすごいきらいなんですよね。インタヴューとかもね。俳優とか歌手みたいな(自分で物を書く機会のない)人ならともかく、物書き…

新潟医療福祉大学「社会学I」 第12回 「社会問題の見方/社会問題の実際」

第14回 社会調査の基礎 第13回 福祉国家と福祉レジーム 第12回 社会問題の見方/社会問題の実際 第11回 地域社会とその変容 第10回 ライフコースとライフスタイル 第9回 レポートの書き方 第8回 家族とその変容 第7回 人口の構造と変化 第6回 社会変動 第5回…

人文総合演習A 第11回

宮台真司,『日本の難点』,幻冬舎新書,2009年 今回から2周目です。報告は、トピックが多岐にわたる本書から、その肝となる「価値コミットメント」と「ミメーシス」を取り出し、それぞれについて論じたうえで、両者を目的手段関係で捉える、というものでし…

新潟医療福祉大学「社会学I」 第11回 「地域社会とその変容」

第14回 社会調査の基礎 第13回 福祉国家と福祉レジーム 第12回 社会問題の見方/社会問題の実際 第11回 地域社会とその変容 第10回 ライフコースとライフスタイル 第9回 レポートの書き方 第8回 家族とその変容 第7回 人口の構造と変化 第6回 社会変動 第5回…

人文総合演習A 第10回

郷原信郎,『思考停止社会――「遵守」に蝕まれる日本』,講談社現代新書,2009年 いや、レジュメよく書けてました! と、わざわざ言うのはなぜかというと、報告時のパフォーマンスがそれにつり合ってないからで(笑)。独りで考えて文章を組み立てるのと、人…

新潟医療福祉大学「社会学I」 第10回 「ライフコースとライフスタイル」

第14回 社会調査の基礎 第13回 福祉国家と福祉レジーム 第12回 社会問題の見方/社会問題の実際 第11回 地域社会とその変容 第10回 ライフコースとライフスタイル 第9回 レポートの書き方 第8回 家族とその変容 第7回 人口の構造と変化 第6回 社会変動 第5回…

人文総合演習A 第9回

下條信輔,『サブリミナル・インパクト――情動と潜在認知の現代』,ちくま新書,2008年 報告は、我々の「自由な選択」の基礎になっていると想定され、また我々自身がそう信じている欲望や選好といったものが、実は心理的な潜在過程における外部からの操作可能…

新潟医療福祉大学「社会学I」第9回 「レポートの書き方」

第14回 社会調査の基礎 第13回 福祉国家と福祉レジーム 第12回 社会問題の見方/社会問題の実際 第11回 地域社会とその変容 第10回 ライフコースとライフスタイル 第9回 レポートの書き方 第8回 家族とその変容 第7回 人口の構造と変化 第6回 社会変動 第5回…

人文総合演習A 第8回

内藤朝雄,『いじめの構造――なぜ人が怪物になるのか』,講談社現代新書,2009年 しかし、下のコメントにもあるけど、みんなレジュメ作るのうまいねー。いや、単に、要約「は」うまいね、みたいなイヤミではなくて、イントロから材料の提出、料理、食事、食後…

新潟医療福祉大学「社会学I」 第8回 「家族とその変容」

第14回 社会調査の基礎 第13回 福祉国家と福祉レジーム 第12回 社会問題の見方/社会問題の実際 第11回 地域社会とその変容 第10回 ライフコースとライフスタイル 第9回 レポートの書き方 第8回 家族とその変容 第7回 人口の構造と変化 第6回 社会変動 第5回…

人文総合演習A 第7回

永井均,『私・今・そして神』,講談社現代新書,2004年 文体も独特だし、議論の水準も高く、かつ丁寧さに欠けた本で、苦労したと思います。しかし、やはりテーマに魅力があるためでしょうか。報告もおもしろく、議論も盛り上がりました。90分じゃ足りないで…

ラッセルの5分前世界創造説の解釈?

私・今・そして神 開闢の哲学 (講談社現代新書)作者: 永井均出版社/メーカー: 講談社発売日: 2004/10/19メディア: 新書購入: 4人 クリック: 30回この商品を含むブログ (102件) を見る永井さん曰く、「そもそも世界そのものが、時間そのものが五分前にできた…

新潟医療福祉大学「社会学I」 第7回 「人口の構造と変化」

第14回 社会調査の基礎 第13回 福祉国家と福祉レジーム 第12回 社会問題の見方/社会問題の実際 第11回 地域社会とその変容 第10回 ライフコースとライフスタイル 第9回 レポートの書き方 第8回 家族とその変容 第7回 人口の構造と変化 第6回 社会変動 第5回…

新潟医療福祉大学「社会学I」 第6回 「社会変動」

第14回 社会調査の基礎 第13回 福祉国家と福祉レジーム 第12回 社会問題の見方/社会問題の実際 第11回 地域社会とその変容 第10回 ライフコースとライフスタイル 第9回 レポートの書き方 第8回 家族とその変容 第7回 人口の構造と変化 第6回 社会変動 第5回…

人文総合演習A 第5回

橋本努,『自由に生きるとはどういうことか――戦後日本社会論』,ちくま新書,2007年 今回は10ページの大作でした。内容も、著者の議論の流れに沿いつつも、報告者独自の立場である「自律としての自由」論を基礎に、各段階での自由の観念を批判的に検討してい…

新潟医療福祉大学「社会学I」 第5回 「社会システムと法、経済」

第14回 社会調査の基礎 第13回 福祉国家と福祉レジーム 第12回 社会問題の見方/社会問題の実際 第11回 地域社会とその変容 第10回 ライフコースとライフスタイル 第9回 レポートの書き方 第8回 家族とその変容 第7回 人口の構造と変化 第6回 社会変動 第5回…

人文総合演習A 第4回

湯浅誠,『反貧困――「すべり台社会」からの脱出』,岩波新書,2008年 今回の報告は、雇用、社会保険、公的扶助という三層のセーフティネットがすこすこだという著者の議論を受けて、まずは各層における問題の原因と解決策を、短期的合理性と長期的合理性の齟…

新潟医療福祉大学「社会学I」第4回 「社会集団と組織」

第14回 社会調査の基礎 第13回 福祉国家と福祉レジーム 第12回 社会問題の見方/社会問題の実際 第11回 地域社会とその変容 第10回 ライフコースとライフスタイル 第9回 レポートの書き方 第8回 家族とその変容 第7回 人口の構造と変化 第6回 社会変動 第5回…

ネットにおける匿名性と抽象性

昨日の演習の内容をなんとなく反芻していたら、なんとなく分かった気がするので、言葉にしてみよう。 報告者の洞察は、2ちゃんねる(をはじめとするネット掲示板)を相互承認の癒し空間として、不安の解消手段とみなすものだった(単なる攻撃性の昇華ではな…

人文総合演習A 第3回

高原基彰,『不安型ナショナリズムの時代――日韓中のネット世代が憎みあう本当の理由』,洋泉社新書y,2006年 まずは、報告者・司会者の二人は、互いの名前もまだ把握しきれていない、どうも感じがわからない中でのトップバッター、お疲れ様でした。終わった…

高原基彰さんから、ゼミ生(1年生)へのメッセージをいただきました!

不安型ナショナリズムの時代―日韓中のネット世代が憎みあう本当の理由 (新書y)作者: 高原基彰出版社/メーカー: 洋泉社発売日: 2006/04/01メディア: 新書購入: 2人 クリック: 139回この商品を含むブログ (77件) を見る新潟大学人文学部には1年生用のゼミとし…

新潟医療福祉大学「社会学I」 第3回 「社会的行為と社会関係」

第14回 社会調査の基礎 第13回 福祉国家と福祉レジーム 第12回 社会問題の見方/社会問題の実際 第11回 地域社会とその変容 第10回 ライフコースとライフスタイル 第9回 レポートの書き方 第8回 家族とその変容 第7回 人口の構造と変化 第6回 社会変動 第5回…