新潟医療福祉大学「社会学I」 第8回 「家族とその変容」
- 第14回 社会調査の基礎
- 第13回 福祉国家と福祉レジーム
- 第12回 社会問題の見方/社会問題の実際
- 第11回 地域社会とその変容
- 第10回 ライフコースとライフスタイル
- 第9回 レポートの書き方
- 第8回 家族とその変容
- 第7回 人口の構造と変化
- 第6回 社会変動
- 第5回 社会システムと法、経済
- 第4回 社会集団と組織
- 第3回 社会的行為と社会関係
- 第2回 社会学とはどのような学問か
社会学―社会理論と社会システム/社会調査の基礎 (社会福祉学習双書 (2009-12))
- 出版社/メーカー: 全国社会福祉協議会
- 発売日: 2009/04
- メディア: 単行本
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さて、平均世帯人員の減少について論じた次の箇所は、これはちょっと間違っている(か、少なくともミスリーディングな)のではないかと思う。
平均世帯人員をみると、普通世帯に関しては、昭和15(1940)年の4.99人をピークとして、戦後の昭和25(1950)年から昭和50(1975)年までは急激に減っていき、それ以降はなだらかに減少している(図2-2-2)。1つの世帯における人数が戦後、急激に減ったことがわかる。これは日本だけではなく、近代化をとげた先進国の共通の現象である。
急激な変化の要因の1つは、戦後の人口抑制政策によって、生まれてくる子どもの数自体が減少したことがある。これを支えたのは昭和 23(1948)年に制定された優生保護法による人工妊娠中絶の合法化と、避妊技術の普及によるところが大きい。その後のなだらかな減少は、それに続く合計特殊出生率の低下を示している。また、近年は人口の高齢化にともなう夫婦のみ世帯、単身世帯の増加も、世帯人員の減少に影響を与えている。 (p. 121)
要するに、少子化で平均世帯人員が減った、と言っている。これはずいぶん無茶な議論ではないだろうか。(以下、データは国立社会保障・人口問題研究所「人口統計資料集(2009) VII. 世帯」などから)
まず、平均世帯人員というのは、簡単にいうと
人口 ÷ 世帯数
である。出生数は直接には関係ない。
で、誰でも知っているとおり、人口はごく最近までずっと増え続けてきた。1955年で約9000万人が1975年で約1億1000万人。上の式でいうと、「分子」が増えているわけだ。それだけなら平均は上がるはず。
にもかかわらず、この期間、平均世帯人員が約1.5人も激減しているということは、「分母」、つまり世帯数がそれを上回る勢いで激増したということにほかならない。人口増の勢いより世帯増の勢いの方が強いということは、要するに人員の少ない世帯(単独世帯や夫婦のみ世帯)が激増したということで、実際見てみると、1955年から1975年にかけて、単独世帯は約60万から約420万に(7倍)、夫婦のみ世帯は約120万から約390万に(3倍強)、激増している。これで、平均世帯人員の減少は説明がつく(あと、寮とか下宿に入って、単独世帯にはならないけど、親元の普通世帯からは抜ける人の増加もある)。「近年」だけじゃないということ。
少子化といっても、出生数は第1次ベビーブームの270万人から、現在に至るまで百数十万人程度しか減っていないのであって、人口から考えると1%程度の影響しかない。大体、「丙午」があったり、第2次ベビーブームがあったりといった波が、全然影響を及ぼすことなく、平均世帯人員が順調に減り続けていることからも、出生数などほとんど関係ないということがわかる(もちろん合計特殊出生率も同じ)。
あと、そもそも議論の対象としている「普通世帯」の把握が間違っている(これは単なる書き間違いかもしれない)。
普通世帯とは、一般世帯(中略)から単身者を除いたものをいう。(p. 121 注5)
これだと、普通世帯というのは必ず2人以上ということになるが、もちろんそんなことはない。普通世帯には単独世帯も含む。
さて、以上の指摘は、たぶん正しいと思うのだが、なにぶん付け焼刃で、根本的に勘違いしている可能性がある。間違っていたらすぐ直すので教えて下さい。なお、授業ではこんな細かい話をしたわけではないです。
レスポンスカードへの下記の返答で、「皮肉」と書いた件について。
要するに、結婚しない女性、出産しない女性を差別し、結婚して妻となり、出産して母となることだけが唯一、女性の幸福な人生だ(つまり結婚しない女性、出産しない女性は不幸だ)ということにすれば、それが一番有効な少子化対策だろう、と言ったわけだが――
もちろん言いたいのは、かつての高い出生率は、この種の差別、幸福定義の押し付けによって支えられてきたともいえるということであり、さらにいえば、「少子化対策」という発想自体が、「女=出産機械」というイメージと切り離せないだろうということ。
そして、だから、子育て支援などの施策は、「少子化対策」ではなく、女性と子供への「福祉」という理念のもとでやるべきだ、ということも言ったのだが、まあちょっと言葉足らずだったかも。(もちろんここで赤川学『子どもが減って何が悪いか!』を紹介したことは言うまでもない。)
以下、レスポンスカードより。(今回から気が向いたらコメントを付けることにしました。授業では言おうと思っていたことの半分も言えないので。赤字が三谷コメント。)
- 死んだ人が5万1313人も、生まれた人より多いのはびっくりだった。(5万1317人ですね。こちらを参照。)
- 社会学が大好きです。
- 家族は大切ですよ。家族を大切にしてください。
- 昔は好きな人と必ず結婚できなかった。そう考えるとやはり社会も変わっていると感じる。
- ためになるはなしありがとうございました。
- 家族は大事にしたいです。
- レスポンスカードへのレスポンスの、少子化対策についての先生の考えを聞いていて、少し前に問題になった政治家の「女は子を産む機械だ」という発言を思い出しました。昔はこれが非難されなかったということは、こうだくみ(字わかりません)の「30過ぎの女の羊水はくさってる」発言も非難されなかったということでしょうか。そういう出産における女性差別のような発言が、テレビやら雑誌やらでさんざんとりあげら得て非難されまくる、というのは今の社会が故のことなのでしょうか。昔なら男も女も「ああ、そうだよね〜」って笑ってスルーできていたのでしょうか。 (その柳沢発言は、しかし、「少子化対策」というものの本質を表しているようにも思います。合計特殊出生率を上げる、という抽象的な目標設定は、機械の生産性を上げる、ということと、まったく同型です。)
- 祖父母が県外で暮らしているので、家を大きくし、祖父母と暮らせたらいいなと思いました(拡大家族)。
- 先生が言う批判は、結構言葉がひどくなるのですが、私はおもしろいと思いました。けど、「えーっ。」って思う人もいると思います。話し聞いてなくて「テストどうなるんですか?」とか聞きまくっちゃってすみません(確か)。
- さんまがバツイチをつくったとは知らなかった。
- 今日、改めて社会学の難しさを感じた。
- レポートを書くのは大変そうだと思った。あいかわらず毒舌口調、面白いです。
- 合計特殊出生率が上がったってことは生まれた子が増えたんですよね? ということは少子化といわれてるけど、また子が増えているということですか? 少子化がよくなっていると思えますか。(出生率が上がったからといって出生数も上がるとは限りません。産める女性の数自体が少なくなっているので。今回は出生数も少し増えたそうですが。)
- 親というのは子どもを産むために失なったものがあるからこそ、子どもに様々なことを求めてしまうのだろうかと思った。
- 避妊道具が増えたことが人口が減ったことに関係するとしたら、避妊道具が発達したことはあまり良くないことなのかな? と思った。“ロマンティックラブイデオロギー”という言葉は、ん? と思ったけど、とても大事な言葉で大切なことなんだ、と世の中はおもしろいなあと思った。
- 聞きたくないことですけど一応聞いてみます。今までに先生が出したこの課題をすっぽかした人数は? 最高記録は? (必修かどうかで違いますが、必修でなければ50人以上は出しませんね(笑)。別に出さなくても(私は)構いません。単に単位が出ないだけです。)
- 先生の話とてもおもしろいです。最近社会学が一番楽しみです。
- レポート用紙3〜5枚は多いので、うまくまとめられるか不安です。でも、自分なりに一生懸命作成したいと思います。
- 少子化により夫婦と子供世帯が減少してきている今、自分達は何をすればいいのでしょうか? (別に何もしなくていいです。好きなように、自分の利益になるように生きればいいんでは?)
- 昔に子供を産まない女の人を石女と呼んで差別していたのを初めて知った。もし先生が考えた少子化対策をしたら、必ず批判があると思う。(今と昔とでは差別問題への取りくみが違うから。)
- 先生の好きなグラビアアイドルは誰ですか? ちなみに、自分はMEGUMIが好きです。
- コピペのレポートはどうして見ただけで分かるんですか? 私は石女になりそうです。どうして女性ばかりを対象として差別を行えば良いんですか? 男性だって「良い年して家庭を持てないなんてなさけない」と言うことだってできる気がしたんですが。私は一応女なので、女性的視点から例えであっても先生の話はあまりここちよく思いませんでした。(あれは「例え」ではなくて「皮肉」です。このエントリの本文を参照。)
- 今日は家族についてだった。単独世帯の増加の原因の一つとして、大学進学が高まったことによる学生の一人暮らしと挙げていたが、実際自分も一人暮らしなので、単独世帯の一人だと思った。
- 3〜5枚以上、以下書いてしまっても0点なんですか? 家族って言えば血が繋がってとても深い関係といえばそうですが、母から生まれたこと以外は赤の他人で関係が薄いとも考えられると思う。だから家族関係って深いと思った。
- レポートを3〜5枚は、多いと感じました。けれど、頑張ってかきます。先生が楽しいと思うようなレポートを書く自信がありません。石女とかいわれてた時代があったのは、最悪だと感じました。
- レポートは難しそうだと思った。とても長いし・・・。でも、私はおもしろいことを書きます。期待してください。頑張ります。
- 女だけ差別されるのは、よくないと思いました。
- 結婚したくないので、結婚しない人は差別をするという決まりはやめてほしいです。
- 私は将来、ちゃんと子供を産みたいです。
- レポートの量が多いので、頑張って書きたい。
- 差別は、やっぱりよくないと思いました。
- 図を見て、年々、核家族としてイメージされる「夫婦と子ども」世帯が減少していることに少し驚いた。また、一人親世帯の人が増えていることにも驚いた。
- 先生がHは恋体の頭文字と言っていたので、ぼくのもってるカーディガンには“H”っていうロゴが書いてあるんですけど着にくくなりました。 (基本的に誤字は直して入力してるんですが、面白かったので残しました(笑)。「恋体」って。「変態」ですね。というか、それでいうなら、変態でなくても着にくくないですか。現在の意味だとセックスのことなんだから。)
- 最近の恋愛結婚が少子化を形成しているのでしょうか?
- 先生の少子化対策は日本国憲法の人権に反している。差別するということは、人の心を大きく傷付ける行為である。この対策よりはむしろ、義務教育課程を終了するまで国から補助金を給付する制度を作ってもらいたいと考える。 (ですからあれは「皮肉」なのです。エントリの本文を参照。しかし、子供への補助金で人が結婚するようになりますか?)
- セックスは自分がしたいときに、同意の上でしたい人間とすればいい。結婚をしなければセックスをしてはいけないという考えはおかしいと思った。 (その考えはさすがにもう廃れてないですか? むしろ問題なのは、結婚しているからにはセックスをしなければいけない、という考えの方では?)
- 結婚というものに対しての感性が時代と共にうつり変っていったのは解りましたが、そんなことよりもう少しレポートの枚数を減らしてほしい。
- レポート、正直うまく書けるか不安です。来週の説明ゆっくりとお願いします。
- レポートの課題ですが、以前に行なった看護学科や新大での課題内容や、その時のおもしろかったレポートについて話がききたいです。
- レポート提出について、どのような課題が出されて、それに対してA4の紙3〜5枚でまとめること、レポート作成ができるのかすごく不安です。レポートが100%成績に含まれるので本当に心配です。
- 先生が考えた少子化対策は、とても究極だと思いました。ちょっとコワイ感じもしました。世帯人数が減ってきたのは、核家族化が進んでいると私は思っていました。でも、グラフを見ると多少の変化しかありませんでした。しかし、今は核家族化が進んでいるとよく言っていますが、そのニュースなどの報道は、間違いなのでしょうか。 (ですからあれは「皮肉」なのです。「核家族化」については、言葉遣いがテキトーなんでしょうね。よくあることです。)
- 富永健一さんの『社会学原理』を読んでみたのですが、難しくてやはりよく理解出来ませんでした。何か先生のオススメの本を教えて下さい。 (そんな題名からして難しそうな(そして分厚い、そして古い)本を選ぶのが間違いですね(笑)。というかそもそも、「社会学」っていう一般的な分野の「教科書」なんか読んだって、少なくとも私はおもしろいと思ったことがありません(今は、「書く」側から読むので、そういう意味でおもしろかったりはしますが)。自分の興味ある分野の、新しくて薄くて比較的若い人が書いた新書とかを、おもしろいと思える限りで読んでればいいんじゃないですかね。とりあえずブックオフで100円本を10冊くらい買ってくればどうでしょう。←これは私のやり方です。)
- レポート100%。文章を書くのもにがてだし、きっとおもしろいものも書けないので、とりあえず、長くたくさん書けるように頑張りたいと思います。今からちょっとずつ考えてみたい。
- 「ひのえうま」の迷信も「子どもの名前の画数」の迷信も、これからまだ多くの人が信じていくと思うけど、「信じてるけど信じてない」というのは何か変な話だと思いました。 (誰も信じていないし、みんなは信じているとすら誰も信じていない、にもかかわらず通用していることって、たくさんありますし、差別って基本的にそういう形をしていますよね。)
- 前に初めて先生のHPを見にいきました。他の人のレスポンスを見て、結構おもしろかったです。今やっている分野の話は、聞いていて面白いのでちゃんと聞こうと思います。イデオロギーの中の話でお見合いの話がでましたが、今の婚活はお見合いとまた違うものなんでしょうか? また、恋愛結婚と見合い結婚のどちらの方が離婚する率は高いのかなと、素朴な疑問なのですが思いました。
- レポート書ける自信がありません。
- レポートって何を書けばいいのですか? 片親だけの家族を欠損家族といって差別されてきたけど、何で片親で差別されなきゃならなかったのですか? (要するに、両親そろって初めて子供が「正常」に育つ、という理論があるわけですね。)
- 先生ってかなりプライド高いですね。
- 先生が読む気になるようなレポートが書けるか不安。
- レポートは苦手分野なのでがんばりたい。そして、今日の室温は適温だった。
- イデオロギー・・・哲学に出てきたような言葉で嫌になっちゃいます。哲学は嫌です。 (「あんたそれ当たり前だと思ってるみたいだけど、全然当たり前じゃないんですけどwww」みたいな悪口だと思っておけばとりあえずいいんじゃないですかね。)
- レポートでは例えみたいに難しい漢字を使って伝える感じにしたほうがいいのですか? どんなふうに書けばいいかわかりません。
- 周りは子どもが好きな人が多いけど、自分はあまり子どもが好きでないので、母性愛イデオロギーに興味をもった。
- レポートの話を聞いて、自分の経験を用いてA4、3〜5枚きちんと書けるか、少し不安になった。
- 結婚しないことで女性が差別される社会になったら、未婚化・晩婚化・少子化、すべての対策になると思う。でもそれで無理にあせって結婚しても、失敗する可能性は高いと思う。やっぱり結婚は、焦らずじっくり考えてからした方がいいと思う。 (結婚生活を「失敗」だとみなすのは、女の方の「我慢が足りない」からであって「女のわがまま」だとしてしまえば問題解決じゃないですか! ←ですから、こういうのが「皮肉」なんですね。そしてこれは、かつて支配的だった考え方なのです。)
- レポート頑張ります。
- 母性愛って、やっぱ女にしかないんでしょうか。男性が子どもをかわいいとか思うのはなんなんでしょうか。 (「父性愛」じゃないですか? なんでも、名前をつけてやれば存在するようになります。←皮肉です。)
- レポート大変そう。
- 今日の内容は深いと思った。次回のレポートの書き方の授業も絶対出ます。
- 今回の授業で印象に残ったことは、家族の形態についてです。私はこれまで核家族や拡大家族が正しいと思っていましたが、先生のお話により単独世帯や欠損世帯なども正しい?世帯だということが分かりました。
- イデオロギーという思い込みの思いはどこから始まるのだろうと思った。誰がその思いを決めるのだろうかと思った。 (誰か特定の個人が決める、ということではないでしょうね。にもかかわらず、いつのまにかそうなっている、という不思議を、できるだけ詳しく解明していこうというのは、社会学の重要な課題の一つです。)
- 私は家族に関する講義をいくつかうけてきて、家族は定義できないと教わったし、私もそう思っていた。しかし先生の「定義できないなんておかしい」という言葉を聞いて、考えてみたら、1つ定義が思いついた。それは「その人が家族だと思うのが家族」というものだ。無理やりだし、ばかばかしいが、一応定義になるんじゃないかと思う。 (全然ばかばかしくないです。そういう、個人の主観的な観念のあり方は、家族だけじゃなくて、社会的対象一般を定義する際には避けて通れないものだと思います。一つ、あなたの定義について質問です。「米国人がfamilyと思っているもの」は「家族」なんでしょうか。それも家族なのだとすれば、「その人が○○と思うもの」というときの○○の内容を、「家族」とか「family」といった「言葉」にとらわれない形で定めてやらないといけないでしょうね。「定義できない」論は自己矛盾しているだけでなく、こういう問い自体を立てられないという点で研究の役にも立ちません。)
- 少子化が国にどのような問題をもたらすのか、まだよくわからないけれど、子供がへると、若い世代の働き手がへるという面では大変であると思う。何が問題であるのか、もう少しよく考えていきたい。
- 次回の授業しっかりききたい。
- レポートの量が多いです。とても苦労することになりそうです。
- 生まれて来るときは、死ぬ人の方が多くなってどんどん高齢社会が増えてしまう。こうなると、働いても働き盛りの20〜40代の人達が減っているので、女性も仕事ばかりでなく、出産のことを少し考えた方がよいのかもと思った。あと、少子化がこれ以上よくならないのなら、政府も、少子化対策でなく、子どもの数に合わせて政策を立ち上げることも考えた方がいいと思った。 (もっと死ねば高齢化社会ではなくなりますけどね。全体のことを考慮して、個人が自分の人生を調整するというのは、私は嫌ですね。親が、「この子は少子化対策のために産んだんだ」とか思い続けることにならないですか、そういうのって。)
- 100%の評価をとれるレポートってどんなものですか? (一言でいうと、全体として新しい知見が書かれてあって、無駄な部分や足りない部分がない、ということでしょうか。)
- いくらなんでも個人のことをネットにさらし出すのはひどいと思います。レポートの文字の大きさは? (不正レポートの件ですね。別に個人名(を含む個人情報)を晒すわけではないですから。)
- 頑張ってレポート書きたいです。
- 社会学の中での家族について理解できたと思う。
- セックスという単語が多い気がした。でも話の内容は面白かった。 (前回の「人口」も、今回の「家族」も、次の「人生」も、セックスの話を避けて論じることは不可能です。)
- 今日レポートについて、はじめて話がありました。ちゃんと読んでもらえるように頑張ります。
- 風俗店があるのもなにか影響があると思いませんか? (しかしそれは今に始まったことではないし、主に男性向けですよね。特に後者については、同じ疑問が、AVとか二次元の影響、という議論にも成り立ちます。)
- 社会的関係は人と人がいるだけでは成立しないといったことに関して、人が作った会社とか様々なものが条件がいる。
- 1枚の用紙に何千字ほど書けばいいですか。
- おもしろかったです。
- 次回について自分でも予習しておきたいです。
- 私は結婚や恋愛に対して、今習った「ロマンチックラブ・イデオロギー」の考えを持っていましたが、今日の講義で考え方を見直すべきかと思いました。追伸 「H」ってHarench(ハレンチ)のことかと思ってました。 (イデオロギーである=当たり前じゃない、という知識は、自分の当たり前意識に従って行動していたら苦しい状況になったとか、自分にとって当たり前じゃない他人が現れたりしたときに使えば十分ではないかと思います。Harenchって英語みたいですね(笑)。)
- レポートはどうやって提出するんですか。
- ネットをしているのならわかると思いますが、バツイチや非処女の女性をよく中古とネット上では呼んで嫌われているのを知っていますか? (「『かんなぎ』事件」も含めて知っていますが、そういうことを言いたがる種類の人がある程度いるっていうだけのことでしょう。『めぞん一刻』好きの私としては(笑)、馬鹿じゃないのと思うだけです。ただ、「処女」(および「童貞」)というものに対する正負両面からの「こだわり」というのは、時代や地方によっていろんな表れ方をしていて、その現象自体はおもしろいですね。研究書もいろいろあります。)
- 性行為について深く考えることができました。なんか深いです。
- レポートは、プリントアウトしてから提出しますか? メールの状態でおくりますか? 家族の中や、結婚の中で、女性は縛られている面があったのだと改めて思いました。
- 今日の授業は家族のはなしだったので、興味がもてました。
- 家族の形態の変化をグラフでみて驚きました。
- どんなのがおもしろいんですか?
- レポートの文字数にビックリした。
- レポートがとても大変そう。書けるか心配。
- レポートの枚数を聞いてビックリした。頑張ろうと思う。
- 次回の「レポートの書き方」をしっかり聴こうと思った。結婚は難しいと思った。サンマは、ばかすごい。
- 今では、恋愛結婚があたりまえのような感じですが、昔と今で結婚に対する考え方がずいぶん違うということにとても驚きました。
- 家族の定義は複雑なものだと思います。
- 今日は恋愛についていろいろなことが聞けてよかった。
- 人間観察は大切ですか。 (怪しいやつと思われない範囲でなら(笑)でも、自分観察の方が大切です。)
- 少子化は、本当に大きな問題だと思いました。簡単には解決されないとは思うけれども、少しでも女性が生産しやすい環境を作ってほしいです。 (「生産」て・・・)
- 授業内容があまり理解できませんでした。
- レポートの評価が悪かった場合、補習のようなものはあるのですか? (ありません。100%というのはそういう意味です。)
- レポートはパソコンを使って作成した方がいいですよね。
- レポートを書くのは大変そうだと思ったけど、来週レポートの書き方を教えてもらえるそうなので助かりました。
- レポート、非常に量が多いので不安です。まったくレポートについて自信がないのですが、自分が頑張って書いたと思っても、先生にとってくだらないと思われてしまえば0点なんですよね。来週詳細を話すと言っているので、何とかできるよう頑張りたいのですが・・・ 子どもの数を単純に増やすだけだったら生命倫理的なものを無視すればいいんですよね。遺伝子バンクとかで子どもは作れちゃうし、子どもが欲しくてもできない人は沢山いるわけだし。(またインドなどで人口が増えているのは宗教的に生殖行動を妨げるのは良くないとされていることが関係しているとききました。すいません関係ないです。)国外から子どもをつれてくるなどでも対応できますよね。 (さすがに0点はないでしょう。インドのことは分からないですが、キリスト教はそうですね。)
- 来週のレポートの書き方を聞いてちゃんと書けるか不安です。提出期限が長くてありがたいです。
- ブログの表は動いていくものだったので、変化が分かりやすかったです。今回の授業は分かりやすかったです。特に、イデオロギーの部分は分かりやすかったです。ただ、p. 121は少し分かりづらかったです。イデオロギーの中の1つ「母性愛イデオロギー」はなんとなく分かりました。こういう考えがあるから児童虐待が起こってしまうんじゃないかなって思いました。(ちなみにp. 126の“家庭イデオロギー”とは何なのかよく分かんなかったです。)レポート大変そうですが、頑張りたいと思います。ただ、この授業は必ず出席しなきゃな授業なので、ほんの少しでいいから出席率も評価してほしかったです。ワガママかいてスミマセン・・・ (少なくとも私は、必ず出席しろ、とは言っていません。あなたにとって、出席よりも利益になることがあれば欠席して(私には)問題ありません。)
- 先生はセックスの無い愛はあると思いますか? 私は、一人一人、人間って違うし、愛の形も違うとよく言うので、セックスで愛は決められないんじゃないかと思います。 (そりゃあるでしょう。)
- 授業中、私語あってうるさかったので、注意してほしいです。授業内容は、分かりやすかったです。
- 三谷先生が「少子化は大変な問題だ」と言っていたように感じた人が多かったみたいで、たくさんの案を書いた人がいたんだなぁと思った。私は子供は少ない方がたくさん愛情を受けさせてあげられると思っているので、大変な問題ではないと改めて思った。「うまずめ」はひどいですね! 昔の人は視野と考え方がせまいと思います。
- この前、社会福祉言論で自殺数などを学びました。今日、改めて生まれる人数より亡くなる人数が多いことにびっくりしました。本当に少子化だと改めて 最近単独世帯が多くなっているというのを聞いて確かにそうだと思った。特に目立つのは高齢者の1人暮らしだな〜と思いました。先生はうるさい人達がいてもあまり怒らないですが・・・静かに授業を受けたい人もいるので叱っても良いと思います。授業受ける気がないのなら受けさせなくても良いんじゃないかと思いました。 (そうですね。人の迷惑を想像できない未熟な人間は、叱ったり怒鳴ったりされない限り、自分の行為が許されていると感じるんでしょうが。とりあえず次回は私語について言及することにします。)
- 干支の話はとても面白かったです。私は干支と言えばそのまま十二支だと思っていて、「貴方の干支は?」ときかれて十二支を答えていました。十干のことも知りたいと思ったし、迷信を何で気にしてしまうのかも「そう言えばそうだなぁ」と感じたし不思議でした。少子化についてのレスポンスも面白いと思いました。赤川学さんの本も読んでみたくなりました。身近なところにある言葉をさんまさんが作っていたなんてと驚きました。他にもそういうことを調べてみたら、タケシさんとかも出て来そうだなぁと思いました。 (さんまについていえば、笑わせる、ということが、ある程度習得可能な技術であることを(それ自体ネタにしつつ)、広めたという側面もありますね。さんま御殿とかから騒ぎとか。)
- レポート早めに頑張ろうと思う。
- 第2節の世帯人数減少のところの、戦後の時代の事はよくわかった。
- 様々な授業で「核家族化」という言葉が聞かれ、私はずっと今まで核家族世帯が増えているものと思っていました。ですが今日の授業で核家族世帯の数がほとんど変化していないことが分かり、とても驚きました。先生の言葉やマスコミなどの情報を信じこみすぎるところが自分にはあるのかなと感じました。 (データを見るだけでなく、どんな場合に核家族になるのか(つまり爺さん婆さんと一緒に住まないのはどんなときか)を考えてみるとヒントになるでしょう。爺婆と同居するのは長男が多いとすれば、その他のキョウダイは核家族にならざるをえないし、爺婆が早く死ねばやはり核家族にならざるをえませんよね。ということは核家族の数はどういうときに多くなるかというと・・・)
- イデオロギーや神話がうまれることは当然のことなのではないかと思いました。例えば3歳児神話でいうと、「3歳までは母の手で」というのは、3歳までに子どもはいろんな経験をして、大きな成長をするため、愛情を持って、適切な関わりをしなければいけない時期であるから、大事に育てなければならないという意味で3歳児神話が生まれたのだと思います。イデオロギーや神話を否定することはできないと思いました。
- レポートで先生がきょうみを持てるようなことを書けるようなことを書けるようにしたいです。
- レポートは先生を失望させないようなものを作ろうと思います。私はあまり書くのが得意ではないので、多少わけのわからん文になるかと思いますががんばります。