新潟医療福祉大学「社会学I」 第14回 「社会調査の基礎」
- 第14回 社会調査の基礎
- 第13回 福祉国家と福祉レジーム
- 第12回 社会問題の見方/社会問題の実際
- 第11回 地域社会とその変容
- 第10回 ライフコースとライフスタイル
- 第9回 レポートの書き方
- 第8回 家族とその変容
- 第7回 人口の構造と変化
- 第6回 社会変動
- 第5回 社会システムと法、経済
- 第4回 社会集団と組織
- 第3回 社会的行為と社会関係
- 第2回 社会学とはどのような学問か
社会学―社会理論と社会システム/社会調査の基礎 (社会福祉学習双書 (2009-12))
- 出版社/メーカー: 全国社会福祉協議会
- 発売日: 2009/04
- メディア: 単行本
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内容としては、量的/質的というのがあって、それぞれに向いた研究目標があるんで、うまく相互補完的に使い分けるといいよね、ということと、基本的に被調査者は調査によって迷惑を被るんだってことを肝に銘じておくといいよ、っていう話。
それから今回で最終回なのでした。そのため、今回のレスポンスに対しては、すべてにコメント(赤字)を付けました。結構がんばったかも。
- もう前期の授業が全部おしまいなのかと思うと、少しさびしいです。中でも社会学の授業はユニークで楽しかったです。教科書を批判することを前提として講義する先生は初めてで、先生のお話を聞けてよかったって思います。社会調査について、確かに、受ける側って時間がさかれるだけでムダというか、結果こんなことが分かった!!ってきちんと受ける側に返してくれないと、つまんないように感じます。あと・・・カゼはやくなおると良いですね。 (批判した方が印象に残るかな、っていう実用的な動機もありますが、特に学問では、「教えていただきます」みたいな態度で読んだってだめで、「ほんとにいいこと書いてるのか、いっちょ俺が判断してやろうじゃねえか」という態度が大事なんだってことを伝えたかったんですよね。)
- 私は編入学する前の学校で社会調査を行ったことがあります。3人でグループをつくり、仮説をたてて、調査内容や調査対象、調査実施日など決めて、質問用紙をつくり、アンケートを行いました。アンケートを行うまで、いろいろな課題にぶちあたり、とくにアンケート用紙にどのような質問にしたら分かりやすいか、聞きたいことが聞けているか、考えながらつくるのが大変でした。アンケートを回収した後も集計するのがものすごく大変だったのですが、その結果はとてもおもしろく、自分たちが知りたかったことが知れて、良い経験になりました。社会調査は大変だけどおもしろいですよね。ありがとうございました。 (実習での経験がよく身に付いている感じが、文章から伝わってきます。今後、他の人がやった調査結果を読む場合にも、その経験が生きてくるでしょう。)
- 今日が最後の授業だと聞き、驚きました。最初に先生に会って授業を受けた時は、個性の強い先生だなと思いました。今まで受けたことのないような授業で、とても楽しく、勉強になりました。先生を見ているととても楽しそうに授業をしていて、本当に社会学が大好きなんだなと思い、自分の好きなことを仕事にできるのは幸せなことだと感じました。自分も、将来、楽しく仕事ができるように、自分に合った仕事を見つけたいです。ありがとうございました。 (社会学のなかでも、私が楽しいと思えるような話を選んでやりましたので、もしかしたら(というかたぶん)国家試験にはあんまり役に立たないと思います(笑)でもまあ、試験対策というのは過去問とうでそれ専用にやるもので、ある種無機質なその勉強の背後とか隣とかには、しかし私がしゃべったような楽しい学問もあるんだということを思い出してくれたらいいかなって思います。)
- 風邪早く治るといいですね。先生はうろうろうろうろ動きながらお話するので、体力勝負!という感じがします。じっとしてない所が、なんか面白かったです。ありがとうございました。 (歩いてる方がなんか思いつくんですよね。あと、聴いている方も退屈しにくいかも、という仮説を立てていたんですが、あなたのコメントで実証されました(笑)。)
- 社会調査の大変さや、調査を受ける側が考えなくてはならないことも分かりました。授業ありがとうございました。 (今後、調査の授業を受けたり、調査をしたりする機会があるかもしれません。テクニカルな方向に行きがちな勉強分野なので、適宜、今回しゃべったようなそもそも論に立ち戻るとよいと思います。)
- 社会学、おつかれ様でした。先生の授業、すごく難しかったです。最初、教科書を読んでいれば、先生はページを言って話してくれたので良かったのですが、だんだんページを言わなくなったりしてきて、どこを読んでるか分からなくなりました。でも、具体例なども入れてくれたので、分かりやすかったです。人数が減ってからは、以前より図なども入れて説明してくれたので、もっと分かりやすかったです。レポート例など、最後の授業で、もっと先生が読んでてつかれないようなものにしようとしましたが、最後がブログで終わってしまって残念です。頑張ってレポート書きます。先生の採点、レスポンス頑張って下さい。今回の授業についてかいてなくてすみません。前期、色々ありがとうございました。 (教科書の執筆者が面白い・重要だと思う部分と、私がそう思う部分が違っていると、だんだん教科書を参照する気がしなくなるんですよね・・・ 授業は、毎回新たな発見があって、私としても楽しく勉強させていただきました。)
- 15回ほどしたけど、まだまだ分からない所が多いと思った。「おもしろい」とかまだ分からないが、少しずつ本とかも読んで勉強してみたいと思う。 (12年ほど社会学勉強してますが、ほんとに分からないことだらけです(笑)。学問分野の切り分けとかにこだわらず、自分が面白いと思えることをいつも追求することが大事ですね。)
- 今日は最後ということを初めて知りました。レポートの内容みたいなやつもやってほしかったです。 (スケジューリングが上手くできてなくてすみませんでした。「レポートの書き方」の回のエントリを少しずつ充実させているので、そちらの方を見てみてください。)
- 今日で社会学の授業は最後だけど、前期の授業で学んだことを簡単にいうと、新しく知ることは新たな興味を生むんだということがわかりました。今までありがとうございました。 (いいことを学びましたね。さらにいうと、それが一生続きます。それが知的であるということであり、人間的ということです。)
- 前期お疲れ様でした。風邪早く治るようお大事にしてください。三谷先生のような先生は、はじめて会いました。印象が濃いです。最初の頃も、現在も社会学は難しいと思っています。 (社会学の「難しさ」は、社会のなかで生きることの「難しさ」に通じている気がします。社会とか他人とか自分について、「簡単に」認識してしまうことはそれこそ簡単ですが、その誘惑にちょっと対抗してみようというのが、社会学のメッセージだ、といえるかもしれません。)
- もっともう少し教科書の説明がほしかったです。 (それはあれですね、教える方の好みの問題と、科目の性質の問題なんじゃないかなと思います。たとえば「社会調査」だったら、もう少し教科書にそった授業をしたでしょう。)
- 先生の講義を受けて、今まで何とも思ってもみなかったことが、視点を変えるだけでこれだけ様々な考え方ができるんだと気付くことができました。難しくて理解できないことがほとんどだったけど、その訳のわからない感じが面白かったです。先生の単位のとり方も相変わらず凄いと思いました(笑)。今、“先生”をしているということは、もちろん卒業しているからなのですが、本当に先生は授業に出ないで家で自分のしたいことをしていたのですか? それで本当にすべての単位はとれたのですか? お疲れさまでした! (4年生の最後で2単位足りなくて、それをとるための試験と、大学院進学のための面接試験が日程的に重なってしまい、正直ぎりぎりな思いをしましたが、なんとか卒業できました(笑)。何事も、うまくやらないといけない、という教訓です(笑)。)
- 今日が最後の授業だと思いませんでした。前期、おつかれさまです。少人数を相手に授業をする先生はおもしろかったです。社会学のレポートをまだやっていないので、しめ切りまでにがんばって出そうと思います。 (特に社会学のような学問の場合、その肝を伝えようと思ったら、少人数の方がやりやすいですし、できたらインタラクティヴな方がいいです。レポート楽しみにしてます。)
- 今回で講義終了なんですね。嬉しい反面、三谷先生の声が聞けなくなると思うととても残念に思います。今日の講義を聴いていたら「やっぱり私たちって利用されてるんだなー」と感じました。“ボランティア”という名で学生をこき使って、“謝礼”という名の薄謝で労基法に引っ掛からないようにしているあたり、ずる賢いですよね。あ、でも、同意の上ならタダ働きさせても良いんですよね。世の中って難しいですね。――やっぱり倫理委員会とかでそうした調査もハネられるんですね。「言論○圧」というか、疑問に思っていることも排除されるようではこの大学の将来は目に見えていますね。 (えーと過激派ですね(笑)。というか、前半について、そんな話しましたっけ? 後半についても、実際にハネられたわけではないですし、言論弾圧ということでは全然ありませんので、そこは間違えないように。むしろ調査者は、調査計画を練る段階で万難を排して準備しなければならない、そのことが学べて非常に有意義だったと思います。)
- いよいよ終わりましたね。長かったなー。 (私が学生の頃は、最初の2回くらい休講。GWも休講、それから教員の出張とかで1〜2回休講、とか結構あったのですが、最近はね・・・)
- 正直、理論はとても苦手でしたが、先生はおもしろかったです。ありがとうございました。 (理論は自分で勉強すれば学べますが、研究者という特殊な人間を見るのは、大学でないとできません。これからもその種の機会を存分に利用してください。)
- 1つの意見の中にも様々な理由や内容があると思った。量的調査と質的調査によって得られるものが違うと感じた。 (社会調査の勉強だけでなく、この方法によっては何が得られ何が得られないのか、これこれこういう情報を得るためにはどういう方法をとればよいのか、といったことはあらゆる場面で重要な思考法です。)
- 先生の授業はとても独特でおもしろかったと思います。 (自分が学生のときにおもしろいと感じた授業の真似を、いくつか組み込んでみたのですが、もちろん改善の余地はまだまだあったと思います。授業をさせてもらって、こちらも学んでいる感じです。)
- 社会学という授業を受けてみて、本当に理解をすることのむずかしい授業だと思った。これから生活していく中で、少しでもこの学問を理解していくことができればいいと思う。 (社会学の教えというものを、とりあえず1つ挙げろということになれば、社会については、本当に理解することはすごく難しいんだ、ということになろうかと思います。)
- 今日の授業で、社会調査によって分かった新しいことなどがその結果を読んだ不特定多数の人たちや調査した人には良いけれど、調査の対象になった人は迷惑していると聞いたときには、“確かにそうかもしれない”と思った。街角のインタビューも歩いているときに急に声をかけてインタビューされるのも迷惑だと感じたことがあった。社会学というのは大学に入って初めての科目で、最初はむずかしいと感じたけど、先生の授業の仕方は楽しかったし、理解することができた。 (対象者は実際には迷惑と思っていないかもしれませんが、原理的には他人の生活への介入であって迷惑なことなんだ、と調査者側が、そしてその結果を読む人が心得ていくことが重要です。)
- 今日で社会学の授業おわっちゃうんですね。半年ありがとうございました。あとはレポートの作成がんばります。 (実は、レポートを読むのが、授業を担当することの一番の楽しみです。教えてやるぞ、という気持ちで書いてくださいね。)
- この授業で最後だと聞いてさみしいです。レポートも頑張ろうと思いました。 (毎回の授業なんかは、はっきり言ってどうでもいいんですが、自分が文章を作成し、それに自分の名前をつけて提出し、それを他人に読まれる、というのは人間の成長にとってすごく大事なイベントです。あなたにとって有意義な経験となりますように。)
- 今日で社会学がさいごということでびっくりしました。レポートのしめきりまであと1ヶ月となりました。なので、これからですが、頑張ろうと思います。短い間でしたが、ありがとうございました。 (どれだけ頑張れたかということは、その「書く」という作業によって、自分がどれだけ変わったかということに表れます。そういう成長の機会を提供することができることが、授業担当者としての幸せだと思います。)
- 今日で最後なのはすこしさみしいです。夏休み、レポート頑張ります。やっぱり社会学は最後まで難しかったです。ありがとうございました。 (あなたの書くレポートが、これから作られるあなたの社会学のための第一歩となることを願っています。)
- 先生の話を聞いて、今まで自分では考えてもみなかった角度から物事を考えさせられました。全く触れたことのない分野だったので、新しいことばかりでした。 (物事の考え方には、ほんとうにたくさんの「角度」があって、しかもそれらの角度から実際に考えている人がちゃんと存在している、ってことが、社会の難しさであり、社会学の難しさなのかもしれません。)
- 社会学の授業を振り返ってみて、正直言うと、最初のときはどういうことか理解できなかったです。(私の勉強不足のせいですが。)でも、先生の時々脱線する話や例え話がおもしろくて楽しかったです。慣れてきてちゃんと先生の話を聞いていると、内容が理解しやすかったのでよかったです。授業が今日で終わりということを直前まで知らなかったのも先生らしくていいと思います。今日は熱っぽいのに講義お疲れさまでした。 (教科書に書いてあることを伝える役というよりは、現在の私をつくっている社会学的な成分(?)を見せる、というか触れてもらう、そういう役だと自任していたので、そのつど思いついたことを結構しゃべりました。そうすると、自分の中から発見があるものです。これは本当に得難い経験だと思います。)
- 社会学は今までやっていて難しいと思った。国家試験は大丈夫なのかと思った。 (これは授業のなかで言いましたが、国家試験をはじめとする資格試験については、それ専用の勉強をしないといけません。受験体験記を読んだり、過去問解説集みたいなのを読んだりする必要があります。不安ならまずそういった情報収集から始めるといいでしょう。)
- 社会学の講義、わかりやすく教えてくださりありがとうございました。また、何かの講義で会ったらよろしくお願いします。先生は先生のしゃべりたい事をしゃべってください。 (そうですね。今までもそうしてきたし、それしかできないだろうなと思いますし、それがベストだと思います。)
- レポートの話、聞きたかったです。レスポンス返しで、質問や意見にはっきりと答えてくださってよかったです。“悪口を言う授業”、とても新鮮でした。 (レスポンス返しは、みなさんとインタラクションする貴重な機会なので、私も楽しんでやりました。もっとやりたいんですが、時間がなくなっちゃいますからね。ブログでの文字によるコメントも見てみてください。)
- あっという間に、社会学が終わった。難しい話が多かったけど、面白い授業だった。 (始める前は、ネタがもつかな、とか不安だったんですが、それなりにもちましたね。毎回時間不足を感じました。もっと伝えたいことはあるのですが、とりあえずいったん幕を下ろすということで。)
- 一つの事柄に対して、統計のデータをとろうとすると莫大な時間とお金がかかるということを知りました。また、人に統計のデータをとるために無理にやらせてはいけないし、データをとるのは自分達のためで、人によっては迷惑なのだということで、もし自分がそういったことをすることになった場合、そのことを踏まえて行いたいと思います。 (社会調査に関わる様々な実践的テクニックは、金と時間と迷惑がかかる、というこの根本問題に対応するものだといってよいと思います。今後、詳しく勉強する機会があれば、それぞれのテクニックがどういう問題を解決するためのものかという観点から考えてみるといいでしょう。)
- 先生の社会学は、いろんな人たちを否定しながらやっていましたが、どの話しも納得できる部分があり、楽しかったです。 (「人を否定」したわけではないんですが、どんな偉い先生でも間違っていることはあり、事実や理屈が間違っていないかと注意しながら読むことは、どんな学問でも、また学問以外のところでも大切な態度です。)
- 昨年のレポートはブログにのせてくれるとありがたいです。社会学は難しいけど、授業は楽しめることができました。ありがとうございました。レポートなんとかがんばります。 (特に社会学なんかは、つまらない思いまでして勉強する学問じゃないんで(!)、楽しんでもらってよかったです。)
- 稲葉さんの『ナウシカ解読』とても興味を持ちました。比較は社会学の基本でこの本でも行われているようなので読んでみたいと思います。前期だけでしたが、社会学を学ぶってとても難しいことでした。頑張って書いたレスポンスに返答があったときは素直に嬉しかったです。お体だけは大切にしてください。社会調査の授業、興味あります(^o^)/ (私にとっても、毎回のレスポンスは、帰りのバス・電車での非常な楽しみでした。あと、似顔絵どうも(笑)。)
- 量的調査と質的調査にはそれぞれ長所と短所が存在するんですね。先生は受講者減っていくの実は寂しかったりとかしないですか。私は先生からレス返してもらったの2回しかありませんでしたが、嬉しかったです。takemitaでググってブックマークしてます。レポートがすごく不安ですorz でも頑張るので読んで下さいね。m(_ _)m 先生の悪口大好きですよw (私の話に強く興味を持っている人だけ残っている、と思えば、そしてそれはたぶん事実だと思うので、特に寂しいとは思いませんけどね。レポートの不安を解消するとっておきの方法を教えましょうか。不安に思っている暇があったらさっさと書いてしまうことです。)
- たしかに統計学のための調査は、される側には迷惑なだけだと思いました。 (迷惑な「だけ」ではないですけどね。基本的に迷惑なんだという認識があればこそ、迷惑に思われないような工夫ができるというものです。)
- 社会調査についてよくわからなかった。あとレポート早く終らせたい。 (社会調査は、社会学の関連分野のなかでは比較的教科書がきっちりしている分野であり、そのため試験がやりやすい分野でもあります。そのために、教科書を覚えるとか、試験で点をとるための勉強というのに偏りがちです。でも本当に大切なことは、社会調査の技法が、実査におけるどのような問題を解決するための手段なのか、ということであって、それを身をもって知るには実習が欠かせません。機会があったらぜひ参加してみてください。)
- 今日で終わりと聞いてびっくりしました。前期の授業では、様々な社会学の分野に触れることができて楽しかったです。ありがとうございました。 (まずは全体を広く浅くざっと見る、というのが、どの分野でも効率的な勉強の基本です。私としてはこの授業をそういう位置づけとしましたが、今後はみなさんが、大学が与えてくれる機会、自分で得ることのできる機会をうまく使って、社会学(に限りませんが)についてより広く深い知識と経験を積んでいってください。)
- 今日で終わりだなんてびっくりしました。講義の時間は全て事務局が決めるんですか? レポートはとても難しかったし、大変でしたが、私は色んな身近なニュースが話の中で語られたり、先生の独特の講義のふんいきも好きだったので、とても楽しかったし発見も多かったです。ありがとうございました。 (講義の時間というのは最初から決まっているのですが、ちょっと曖昧な部分があって私がよくわかってなかっただけです。しかしあれですね。結構な数の人が書いているけど、私ってそんなに独特な感じなんでしょうか。普通にしているつもりなんですけどね(笑)。)
- 社会調査の行い方、調査を行う人とされる人の考え方の差など、今後自分も社会調査に関わるかもしれないので、良い経験になったと思う。また、最後まで何かとグダグダだったけど、今までの授業おもしろかったです。 (なめらかで流暢なスピーチより、少し聴衆を心配させるような程度に下手なスピーチの方が、聴衆の積極度が上がり、結果としてメッセージが伝えやすい・・・つまり、あれが高度に計算されたグダグダだったとしたら?! とか言ってみました。)
- レポートの内容が全然思いつかないので、ブログを見て、どんなものがあるか参考にしたいと思います。 (あんまり気負うと逆効果なので、素材選びは気楽に。どんなことでも、それを記述するということは、そこに新たな情報を生みます。基本的に、論理的でない文章は書けませんので、記述していく中で、一見当たり前に思える現象のなかに、論理の飛躍、または隠れた論理を見つけることになるかもしれません。)
- 去年のレポートを見たかったのに、見れなくて本当に残念だった。あと、聞きたいのですが、1回も先生に見せないレポートには、めったに単位がもらえない・・・というのは本当ですか? 何回も見せなくては単位はもらえないのですか? (えーと、「めったに」という言い回しが成り立つほど、私は授業をやっているわけではないのですが・・・ 常識的に考えて、150人の受講生が何回も見せに来たら、私は他の仕事がかなりの期間できなくなるでしょうね。レポートに関する面談は、権利であって義務ではありません。その辺は気楽に。)
- 昔のレポートが見られなくて残念でした。かぜに気を付けて下さい。社会学はまだ理解できなかったですが、ありがとうございました。 (理解は、この授業の目標ではなかったので、それでかまいません。あーこんな感じかー、くらいで。)
- 最後の授業おつかれさまです。去年のレポートのことを聞けなかったのは残念でした。レポートがちゃんと書けるか不安ですが頑張ります。社会調査をやってみるのは少しおもしろそうだなと思いましたが、それに協力するのはあまりしたくないなと思いました。 (その、調査者/被調査者の感覚の違いこそが、社会調査論でいちばん大切な部分です。今後詳しく勉強する際にも、適宜そのことを思い出してください。)
- レスポンス返しと、レポートの説明がなかったので残念でした。 (レポートについては、しかしまあ、6月12日のエントリに書いたこと以上のことはないんですよね。実のところ、これを読んだらあの人どう思うかな、って読み手のことを考えて書く、というのに尽きるんです。)
- 今日の授業では、社会学の理論は少しいいかげんな所があるが、社会調査は量的、質的の2点に分かれていて、数学的に考えたり、インタビュや参与観察をして社会とはどのようになっているのかつきとめていくことが分かりました。 (補足すると、どんなことをすればどんなことがわかるのか、ということを考えるのが社会調査法、その方法を使って、実際に調査をして、新しい事実を知ったり分析をしたりするのが社会調査、データからだけでは分からない部分の説明とか理屈を考えるのが理論、って感じですかね。もちろん、理論的思考が、また新しい調査を求めるという形で、循環していきます。)