新潟医療福祉大学「社会学I」第9回 「レポートの書き方」
- 第14回 社会調査の基礎
- 第13回 福祉国家と福祉レジーム
- 第12回 社会問題の見方/社会問題の実際
- 第11回 地域社会とその変容
- 第10回 ライフコースとライフスタイル
- 第9回 レポートの書き方
- 第8回 家族とその変容
- 第7回 人口の構造と変化
- 第6回 社会変動
- 第5回 社会システムと法、経済
- 第4回 社会集団と組織
- 第3回 社会的行為と社会関係
- 第2回 社会学とはどのような学問か
ここは「レポートの書き方」サポートページです。以下は、配布した資料ですが、ちょこちょこ修正しています。
【形式的要件】
- A4用紙1枚あたり40字×40行でワープロ印字(手書きは不可)
- 分量は3〜5枚(=4800〜8000字)程度。
- 締切: 2009年8月17日(月)
- 提出場所: 教務課(窓口のところに「表紙」があるのでそれをつけて出す。)
【課題】
あなたが他人とつくっている意味空間を、社会的空間と呼ぶことにしましょう。社会的空間には、集団や組織、人間関係、一時的に成立する場、などなど、いろいろなものがありえます。例えば、家族、部活・サークル、学校、クラス、友人関係、恋愛関係、大学、授業、バイト先の職場、店員と客、通学の電車、などなど、例はいくらでもあります。
ここからが課題です。あなた自身が所属している(いた)社会的空間において発生している(いた)問題を、1つ以上取り上げ、それについて、あなたの経験と思考を基本的なデータとして、詳しく教えてください。
「詳しく」というのは、次のような意味です(以下から書きやすそうなのを選んでください。また、以下にないものであっても、あなたにとって書きやすそうに思え、また私が読んで面白そうだと思う課題の形式があれば、レポートの中に明記した上でそれを採用してもかまいません)。その1 問題と解決
- あなたが「問題」とみなすものが、いったいどのような現象なのか、
- その現象の何がそんなに「問題」なのか、
- その「問題」は、その社会的空間に特有のものなのか(それとも普遍的なものなのか)、
- その社会的空間に特有だとすると、別の社会的空間にはないどのような性質が、その現象をその社会的空間の中で「問題」としているのか(あるいは、他の社会的空間では、なぜその現象が「問題」とはならないのか)、
- その「問題」を解決するために、その社会的空間の内部でどんな対策(あなた自身の振る舞い方の変更も含む)が可能か、
- それらの対策の中で優劣があるとしたら、その評価の基準は何か、なぜそれが基準となるのか。
その2 問題的な側面と貢献的な側面
- あなたが「問題」とみなすものが、いったいどのような現象なのか、
- その現象の何がそんなに「問題」なのか、
- その「問題」は、その社会的空間に特有のものなのか(それとも普遍的なものなのか)、
- その社会的空間に特有だとすると、別の社会的空間にはないどのような性質が、その現象をその社会的空間の中で「問題」としているのか(あるいは、他の社会的空間では、なぜその現象が「問題」とはならないのか)、
- その社会的空間の中で、その現象は「問題」でしかないのか。それとも、その社会的空間にとって貢献的な側面(良い面)も持っているのか、
- 貢献的側面があるのだとすれば、その側面はどのような観点に立てば見えてくるのか、
- 問題的側面と貢献的側面のそれぞれについて検討した結果、総合的にはどんなことがいえるのか。
その3 別の社会的空間での問題の表れ方
- あなたが「問題」とみなすものが、いったいどのような現象なのか、
- その現象の何がそんなに「問題」なのか、
- その「問題」は、その社会的空間に特有のものなのか、それとも普遍的なものなのか、
- 普遍的なものだとして、社会的空間の違いによって、その問題の表れ方、また可能な解決策に違いはないのか、
- 違いがあるとすると、その違いは、社会的空間同士のどのような性質の違いによって生じてきているのか。
【論文とレポート】
- レポートとは「なんちゃって論文」、あるいは「論文を書く練習」。
- 論文とは、(1)発見を、(2)それがどういう発見であるか、(3)どうしてそれが発見といえるのか、(4)どうやってそれを発見したのか、(5)それを発見したことで我々の〈知〉にどんな影響があるのか、を文章で書いたもの。発見を書くだけではだめ。〈発見を発見として〉書かないと論文とは言わない。
- そのために、論文には書式(節構成や文献挙示法)がある。枠が定まっているからこそ、内容の新しさ(発見性)が際立つ。
- 論文では、発見が万人にとっての(学界にとっての)発見でなければならない。レポートではそこまでは求めない。書き手にとっての発見であれば――それが〈発見として〉書かれていれば――よい。ただし、レポートの「なんちゃって性」、「練習性」はそこだけだともいえる。
【レポートの採点はどうやってなされるか――その社会的条件】
- 1人の評価に15分かけると・・・1時間で4人。1日8時間労働として、1日に32人。
- この講義の履修者は約150人。つまり、1日の仕事を全部採点に傾けて、5日間かかる。
- 私の仕事はこの授業の採点だけではないので、仕事時間に採点だけやっているわけにはいかない。
- なので、読みにくい文章や矛盾のある文章を、こちらで脳内補完してフォローしてあげる余裕はない。
【採点の概要】
- 採点の対象になるのは、〈私が読んだ印象〉のみ。部分点を積み重ねたり、誤字等を数えてマイナスしたりみたいなことはしない。
- そういう意味では、見るからにやる気のない文章や、文字数かせぎに無駄なことが書いてある文章や、支離滅裂な文章は、著しく低い評価(不可を含む)になることを覚悟すること。提出したから、字数埋めたから、単位だけは来るだろう、というのは甘え。駄目なレポートには単位は出さない。
- レポートで落第した人に追試するなどの救済措置も一切しない。あくまでレポート100%。
【こういうときは一発不可】
- 文章が支離滅裂。
- 明らかにコピペのパッチワーク。
- 丸写し。
- 内容が酷似したものが複数ある場合は、全部不可。(なので他人には見せないのが吉。)
- 「課題」を充たしていない。(関係ないことたくさん書いても無駄ということ。)
【高く評価するポイント】
- 事例記述のおもしろさ。
- 発見に至るまでのドラマティックな展開(謎解き的な風味とか)。
- その発見がどんだけすごいことなのか、このレポートを読むことがどんな意味でおもしろい経験になるのか、読む人がそれなりの時間を割く意義がどこにあるのか、についても書かれているとよい。
- もちろん、私が知らないこと、思いもよらない解釈、みたいなものが書かれていると「おもしろい」。
- 書き手が、「うん、これはおもしろい。ぜひ人に読ませたい」と思えるようなものは、実際におもしろいことが多い。
【事例の記述と抽象】
- 具体的な事例というのは、無駄な情報に満ちている。なので、具体的な事例を詳細に記述していこうと思ったら、ほぼ無限に記述を続けることができる。だから、(書き手にとって、読み手にとって)意味のある部分だけを切り取る観点こそが重要。切り取る=抽象であり、そのための観点=分析枠組。
- 今回の場合、分析枠組は、「レポートの課題」という形で与えられている。つまり、あなたが所属している社会的空間という具体的な事例がまずある。これを記述していこうと思ったら、いくらでも続けることができる。そこで、あなたにとっての「問題」という出発点を一つ定める。そうすると、その「問題」に関係のある側面だけを記述していくことが可能になる。この、具体的事例から、意味のあることだけを抽出して書く、という訓練を、今回のレポートは兼ねている。
【事例の選び方】
- とにかく、自分がそれなりの時間をかけて書いて、楽しめるものを選ぼう。あるいは、自分にとって本当に「問題」なもの。この事例選びの段階で、文章全体の「迫力」が決まってくる。
【文章の書き方:一般論】
- 全体を複数の節に分け、各節に適当な小見出しをつけよう。
- 段落を適切に分けよう(パラグラフライティング)。
- タイトルは、文章を書き終わった後でつけよう。
- 誤字・脱字は馬鹿に見える。
- 無駄な分量増しは、読み手をイラつかせるだけ。
【段落の分け方】
- 論文・レポートの場合、文章の良し悪しの大半は、段落がうまく分けられているかどうかで決まる。
- 一つの段落が一つの意味のまとまりになるようにする。
- 文章を書き始める前に、まずこれを書いて、その上でこの話に進んで、ここでこれを挟んで、みたいな設計(漫画でいうと「ネーム」)をしておく。それぞれの段階が、それぞれ一つの段落になるようにする。
- 逆にいうと、段落の構成をパッと見れば、文章全体の構成もわかるように。
【節の構成】
【導入節】(「はじめに」など)
- 非常に重要。書き手が、自分の文章の意義をきちんと理解できているかどうかが、ここを読めばわかる。
- 以下の作業(つまり本文)がなぜ必要なのかを、説得的に明記する。
- 作業の手順を、節ごとに簡潔に説明していく(例:「第二節では、私の家族を事例とし、そこで発生している○○という問題について紹介する。それを受けて第三節では、その問題の発生原因を、私の家族がもつ△△という性質に求める。その結果、第四節で・・・」みたいな)。
【本文】
- 導入節で予告した作業を、複数の節に整理しながら書いていく。
例:
1.はじめに
2.問題の紹介――職場の人間関係について
3.職場を支配しているルール
3−1.公式のルール
3−2.暗黙のルール
4.サークル集団との比較
5.結論【結論節】(「おわりに」「結論」など)
- 本文での作業によって得られた知見を、簡潔に書く(箇条書きもあり)。
- ここで論文・レポートの独自性、オリジナリティをアピールする。自分の発見を、それがどんな意味で発見であるのかと合わせて、存分に書いてほしい。(オリジナリティのない文章は「論文」とはいわない。レポートもそれに準ずる。)
【タイトルの付け方】
- タイトルは内容を、適切かつ簡潔に表すものにする。そのため、文章を書き終わった後につける(もちろん、書く前は「仮題」というふうにしておいてもよい)。
- 今回は、事例の記述分析がメインなので、事例の内容をタイトルに含めるとわかりやすい。読み手はタイトルから読む。タイトルで内容を期待させてほしい。
【文ごとの書き分け】
各文が、以下のどれに当たるかを明確にする。
- 客観的な常識的事実なのか、
- 既存研究によって得られた専門的知見なのか、
- 今回の作業によって自分が新たに得た知見なのか、
- 特に根拠はないが、自分にとっては正しいと感じられる直観的見解なのか、
- 上記それぞれから論理的に得られる帰結なのか
以下、レスポンスカードより。(赤字は三谷のコメント。)
- レポートを書くのは少し不安だけど、サポートページを見たりして、自分にとっても、おもしろいレポートを書きたい。
- レポートもブログにのせたりしますか? 教室がさむいです。
- レポートの書き方について詳しく知ることができました。これから自分をみつめなおして、どんな題材があるかを探していきたいと思います。
- レポート自体の意味を今日改めて知りました。これから大学はいろんなところでレポートを書かなければいけないと思うので自分らしい上手なレポートを書けるようにしたいです。
- 課題の内容が丁寧に書かれてあって嬉しかったです。私は3年生なのですが、ここまで丁寧にレポートの書き方を教えてくれた先生はいませんでした。 (自分が学生のときのことを考えても、レポートというのは完全に放置プレイでした。論文型の文章に、一定の決まりごとがある、ということは、研究者なら誰でも知っていることなんですが、なぜそれをちゃんと指導しないのか不思議です。)
- とりあえず「頑張ります」としか言えません。単位落としたくないので本気でとりくみます。ちょうど書こうとおもっていたバイトのことが先生が例で示したものとかぶっていたのですが、気にせず書いて大丈夫でしょうか? (もちろん。私の例示は、あなた方から可能性を奪うものではなくて、書きやすいようにするためのものですから。)
- 長い期間をもらっているので、自分の考え、伝えたいことをきちんと書きたいです。私は文を簡潔にまとめるのが苦手なので、先生に読んでもらえるレポートを書けるように頑張ります。
- ある大学でレポートを出しても単位がもらえずにそれが連続して重なって自殺した人がいるらしいですよ。
- レポートの書き方の説明を聞いて、どういうふうに書いたら良いのか分かりました。締切まで時間はあるので頑張って書きたいと思いました。
- レポートの書き方をしっかり読んで、やり方にそったものをきちんと提出したいです。
- 正直、レポートについては、難しすぎて書く自信、単位をとる自信がありません。論文的にできるかどうか、かなりのプレッシャーです。
- 気力で頑張ります。
- 高校にいた頃に数多く実験をやっていたので、レポートを書く事は慣れているが、こういったレポートは書いた事はないので、非常に楽しみであるが、不安でもある。
- レポートの説明がくわしくてわかりやすかった。ぜひ、よかったレポートを紹介してください。
- レポートをがんばりたいと思います。
- レポートまじがんばろうと思った。私語はよくないと思った。
- レポートで評価されるならば、授業でなくてもいいと分った。
- レポートがんばります。はじめとおわりとタイトルが重要・・・頭入れときます。
- レポートの詳しい書き方がよくわかった。これを参考にして評価の高いレポートを書けるように頑張りたい。
- 大学での初レポートをこれからかいていくわけですが、なかなか楽しそうなものが書けそうな気がします。
- レポートを書くのは難しいと思った。文章をうまく構成して書くようにしたい。
- レポートを提出する時はファイルにはさんで出したりしても良いのですか? それともホチキスでとめるだけでも良いですか? (それは教務課の窓口の指導に従ってください。)
- 「レポートの書き方」の説明を聞いて、自分がちゃんと書けるのか、さらに不安になりましたが、がんばって書きます。
- レポートを書くのは苦手で、書いても感想文みたいになってしまいます。当然できるかぎりの努力はしますが、少し大目に見ていただきたいです。レポートの書き方、参考にできました。ありがとうございました。
- 自分の所属している社会的空間での問題を詳しく教えるとなると、あまり表に出したくないプライベートのことをもさらけださなくてはいけないことが想像付きます。それを他人様に読まれるのが切ないです。よいレポートがあったら参考にさせてほしいです。 (プライヴァシーの問題は、特に、他人の私生活に踏み込んで問題やその原因を探し出すことの多い社会学の研究においては、プロの研究者も含めてすごく大切な注意点です。必要な情報を、いかにプライヴァシーに抵触しないように書いていくか、ということも一つ文章を書く上での訓練になるでしょう。)
- 「発見に至るまでのドラマティックな展開」や「私(三谷)が知らないこと、思いもよらない解釈」は高く評価するポイントと書かれていましたが、他者があまり経験していなそうな事例や、そこにあった問題(物語の主人公たりえるような事柄)を挙げた方が高い評価を取りやすいですか? (そうですね。プロの研究者の間でも、それまで知られていなかった事例を発見すれば、それ自体がかなり大きな学問的貢献になります。)
- ちゃんとレポートかけるか心配だったけど、くわしく説明してもらえてよかった。
- レスポンスに対する答えがある先生のブログを毎授業後、見ようと思った。
- レポートがんばろうと思う。
- おもしろいことを書く自信はないけど、できるかぎりがんばろうと思う。
- レポートの書き方を聞いたので、課題をしっかりやろうと思った。
- レポートについての話を聞いて、私にとってすごく難しいと思いました。文章を書くことが苦手なので、しっかりまとめられるか不安になりました。でも、自分なりに問題を見つけて書いて、先生に「おもしろい」と思ってもらえるようなレポートを書けるように努力したいと思います。 (最初から文章が得意な人はいません。大切なことは、正しい手順で訓練することです。)
- レポートは難しそうだった。
- レポート大変そう。
- レポートの書き方は伝えたいと思う気持ちがなければならないと思った。
- 高校の時に“作文”のようなものは書いた覚えがあるけれど、論文やレポートといったものは書いたことがあまりないので、サポートページなどを見て、どのようなものを書けばいいのか考えていきたいと思う。 (「作文」てなんなんでしょうね。評価基準が曖昧だよなあと思います。それに較べれば、レポートの方が書きやすいと思いますよ。今回の課題で、そのことを体験的に知ってもらえればと思います。)
- レポートを3〜5枚分書くってことをしたことがなかったので、今回の授業まるまる使って説明してくださったので、どう書いたらいいかとかがわかりました。
- 社会的空間において発生している問題。問題はいっぱいあるけど、約5000字書けるような内容のものを選んで上手に書くのは難しそうだと思いました。ただ悩みを語っている文章にならないようにしたいとおもいます。 (愚痴語りによるストレス発散、ではなくて、書くことを通じて悩みの解明・解決につながるような体験をしてもらえればうれしいです。)
- レポートの課題のように、ここまで1つの物事を深く追求したことがないので、時間がかかりそう。文章が支離滅裂して、一発不可になりそうで不安。
- おもしろいレポートを書こうと思いました。
- レポートを書くのは、やっぱり難しいと思いました。でも時間をかけて良いレポートをつくっていきたいです。
- レポートはあんまり書いたことがなくて、書けるかどうかとても不安ですが、できるだけ頑張りたいと思いました。
- レポートの書き方で、小見出しをつけるというのがあるのですが、各節の文頭にそれぞれつければ良いのですか? (そうですね。)
- 教室がとってもさむかったです・・・ 面談は、土日でも受付られますか?? 土日でも、先生は大学にいますか? (つねにいるわけではないですが、メールでアポをとってくれれば土日でもかまいません。)
- レポートは思ったよりも大変そうです。
- 負けないように、レポートを頑張りたいと思います。です・ます調より、だ・である調の方がいいですか。 (そうですね。授業で言い忘れましたが、レポートでは「偉そうに書く」ことが大切です。特に私は、遠慮している文章が嫌いです。)
- おもしろく書けるか不安だが、頑張りたいと思う。
- レポートの説明ありがとうございました。
- レポートについて、分かりやすく指示があって良かったです。
- 今日ので、書きたいレポートの内容は決まったけど、それをどうおもしろく書けるかをこれから考えていこうと思う。
- 内容が類似したものは一発不可、と先生は言いましたが、たまたま他の人と類似してしまい、不可とされた場合、追試がないので大変だと思いました。 (「酷似」ですね。他人のを見て写したりしないかぎり、「酷似」することはありませんので、その辺はご心配なく。)
- レポートは難しそうだと思いました。がんばります。
- レポート楽しく書きたいと思います。
- 去年の先輩で、単位をとれなかった人はいますか? もしいたのだとしたらどのくらいいたのですか? (学科が違いますが、提出して不可だった人は2人です。どちらも、文字数が少なすぎました。)
- すごく細かい説明で、なにも分からなかったのですが、少しは分かるようになりました。でもまだ不安がいっぱいなので、サポートよろしくお願いします。頑張って、先生のあきないようなレポートかけるように努力します。(ただ、紙の構成のイメージが全然できません。あと、です・ます調でのレポートでも大丈夫ですか。) (だ・である調の方が賢そうに見えます。です・ます調だと、自信なさげに見えるか、胡散臭い・厭味な印象を与えることがあります。)
- ちゃんとしたレポートが書けるかとても不安です。実家から新大まで近いので、ぜひ利用したいと思います。
- 支離滅裂な文章の例を教えてください。レポートの説明ありがとうございました。 (普通の人は、書こうと思っても書けないのが支離滅裂文です。普通に書けばいいです。)
- 課題はきつい。頑張るしかない。
- レポート提出まで2ヶ月あるが、2ヶ月しかないと感じるので、なるべく早く手をつけようと思いました。
- レポートがんばります!
- 先生の話を聞いて、レポートを書くのが恐いです。救済措置つくってください。 (早めに書いて、面談に来ればどうでしょう。それが救済措置の代わりになるかも。)
- レポートはすごく苦手ですが、頑張って書こうと思います。
- 課題の量多すぎ
- 今日は特にないです。レポートがんばります。
- 今回の授業でのレポートの書き方や、三谷先生のブログを活用して頑張りたいです。
- レポートは書いてて、ちょっとうつになるかもです。
- 大変そうな作業がきましたね。それなりの成績ほしいからすこーしだけ頑張ろうと思います。なので、ちょっちぃ質問させていただきます。他人とつくってる意味空間って何ですか? 例えば俺が社会学の授業をただボーッとしてるだけなら、この空間は意味空間って言わないのは何となくわかります。逆に、意味のある空間ってのがいまいち理解できないです。三谷教授の話を聞いてると楽しいってだけで、この空間は意味を成すのか。ねむいからねるというのでも意味空間を成すのか。意味のある空間=意味空間でいいのですか。 (「意味」という言葉はかなり広くとってもらってかまいません。その空間が「授業」であるということ自体が、意味による理解によって成り立っていることで、ボーっとしてようが寝ていようが、その「意味」から逃れることはできないと、私なんかは感じます。それから、「俺の人生は無意味だ」なんて嘆きは、すごく有意味ですよね。)
- 今までイマイチ、レポートの書き方がわからなかったけど、今日みたいな説明があってよかったです。
- レポートって、ため口みたいな感じがいいのですか? それともけい語がいいのですか? (敬語はないですね。ため口みたいなというのはよく分かりませんが、上の方のコメントで書いたように、だ・である調がいいでしょう。)
- レポートの書き方が大変難しそうだが、やりがいある課題だと思っている。
- 今日の授業はレポートをかくためにいろいろとためになることをきけたのでよかったです。しっかりとしたレポートをかけるようにしたいです。
- 特になしです。
- しっかりとレポートを書きたい。
- レポートは、書いていくたびに毎回見直していかないと評価に影響が出ると不安になりました。無駄なことを書かないとあるけど、例えばどんなことですか? (一回全部書いてみてから、(全面的な書き直しも含めて)修正していくと、気が楽です。何が「無駄」かは、あなたの議論がどう構成されているかで変わってきます。一般論でいえば、あとの議論に効いてこないような話は無駄ですね。)
- 今日のレポートの説明を聞き、正直大変だと思った。私は文章書くのが下手なので、時間をよくかけて取り組みたい。
- 文章を書くのは苦手ですが、ポイントをおさえ、うまく書けたらいいなと思います。
- レポート難しそうです。でも提出までまだまだ時間があるので、ゆっくり考えてやりたいと思いました。
- 社会的空間において発生している問題は、良いことでも悪いことでも、または、その両方も書いてもいいんですか? (「良い問題」というのがよくわかりませんが、特に限定はつけません。どういう現象が、なぜ、どういう意味で「問題」なのかを、存分に書いてください。)
- とりあえずチャレンジします。
- レポートがんばって書きます。
- レポートがんばりたい。
- レポートがんばって合格したい。
- レポートは本当に大変だとあらためて思った。リアルにがんばろうと思います。 (私も、原稿の締切に追われている時期、ものすごく考えて工夫してようやく完成した、と思ったら夢だった(泣)という経験があります。ぜひ「リアルに」がんばってください。(そういう意味じゃない?))
- レポートの書き方を参考にがんばって書きたいと思う。
- 自分たちが提出したレポートは、ブログ等に晒したりするのですか? もしするのでしたらやめてほしいです。 (レポートの内容それ自体は公表しませんが、タイトル一覧はブログに載せようと思います。タイトルというのは、基本的に人に見られるものだと考えてください。)
- 〔高く評価するポイント〕の中で、思いもよらない解決、ドラマティックな展開など書いてありましたが、それは、ひねった考えをもったレポートの方が面白いということなのでしょうか。 (ひねったからといって面白いとは限りません(ひねくれてもあれだし)が、ちょっとひねって考えた方が、新しい物の見方が見つかることが多い、ということは言えるかもしれません。)
- 今日配布されたプリントを把握し、基本をふまえて応用の効いたレポートを書くよう、心がけたい。
- うちの学校は、某N潟大学と比べると、程度が低いんですかね。コピー機も学生も。なんだか情けなくなります。レポート課題を見たとき、パッと頭に浮かんだ問題が「言葉(方言)の違いについて」だったのですが、そんな感じでもいいのでしょうか? (コピー機については、確かに遅かったですが(笑)、たぶんあの機械が特にそうだったんでしょう。新大でも古い機械は遅いです。学生については、少なくとも私の印象では、どこだろうと大した違いはありません。そもそも、既知のことをいかに覚え、習得するかという高校までの勉強とは違い、大学では、(学生一人一人が)いかに未知のことを発見するか、が問われます。未知に対しては、医療福祉だろうが新大だろうが東大だろうが、スタートラインは同じです。実際、私が東大の学生時代に書いたクソつまらないレポートよりもはるかに面白いものを読ませてくれる人が、医療福祉にはたくさんいます。私のレポート課題は、そういう意味で未知に対峙してもらいたいという気持ちと、その結果得られた発見を、私も楽しみたいという目論見で設定されています。さて、あなたのテーマですが、「言葉の違い」が、どういう空間でどんな問題を引き起こすのか、というところまで掘り下げていくと、面白い話になりそうですね。)
- 去年のレポートを見せてほしいです。
- 事例を挙げる際に、資料を一部写し、自分の事例との比較の対象にするのもだめですか? (だめじゃないですが、引用文というのは読んでそんなに面白いものではありません。少ない文字数に、結構な割合を引用文が占めることになると、全体的な印象が低くなるかもしれません。)
- レポートは大変そうだけど、おもしろいものを書きたいです。
- おもろい文を作りたいと思った。
- レポートが上手く書けるか心配です。今日の説明でもっと心配になりましたが、がんばって書きたいと思います。
- 「都会の風」って呼ばれるものですかね? 新潟にある田舎の大学で、新鮮味のある講義が聴けるとは思いませんでした。ところでブログでレスポンスに赤字で指摘しているのを見ました。先生にとっても効率性がますと思いますし、私の立場からも、「コメントがついてるぞ・・・おお、そうか!」っていう感じに刺激があり、とても良いシステムだな・・・と思いました。これからもレスポンスに赤字で指摘、お願いします。 (「都会の風」ってwww でもまあ、とりあえず私が心がけているのは、自分にとっても新鮮味のある話をしようということで、それがあなたにとっても新鮮に感じられるというのはうれしいことです。)
- 今までの授業でレポートを3〜5枚書いたことがないので、しっかり書けるか不安だけど、がんばります。あと、レポートを書くときに、家族と大学というように、2つの問題について書いてもいいんですか? (いいですが、それぞれの内容が薄くならないように気をつけた方がいいかもしれません。)
- わざわざレポートについてまとめて来ていただいてありがとうございます。大変助かりました。具体的に支離滅裂とはどういう文章のことをいうんですか? 私とても不安なんですが・・・。
- レポート気合い入れてがんばります!!! 自分の経験しか言えません。
- 自分の思ってることを、先生にとっておもしろく読んでもらえるように書いてみます。
- 先生が読んで最初面白かったけど、途中でつまんなくなったら、面白かったところだけ評価するんですか? (評価対象はあくまで「全体」ですね。「ああー惜しいなあ、ここでもうひと踏ん張りならA+なのに。残念。Aにしよう」みたいな感じ?)
- レポートの書き方を詳しく説明してくれたのでよかった。2ヵ月の間に、良いレポートが書けるように頑張りたい。
- 先生がよんで「おもしろかったなー」と思うレポートになるようにしたいです。
- おもしろいレポートを書きたいです。
- 文の最後はですますでもいいんですか。支離滅裂の文が少しでもあったらダメですか。 (文体については上の方を参照。機械的な採点はしません。)
- タイトル・はじめに・おわりでレポートは決まるんですね。自信ないですが、精一杯頑張りたいと思います。
- 今日の話聞いてて思ったのですが、やはりハードル高いですね。正直、おもしろいネタなんてないし、うまく書けるかどうか不安です。
- 今日のレポートの書き方ありがとうございました。先生におもしろいレポートを読んでいただけるよう、頑張りたいです。
- コピー機のせいにしてはいけませんよ(笑)。お疲れ様です。レポートとても不安です。課題が自分が気づいて書けるかとてもとても不安です。takemitaたまに見てます。自分が書いた事にコメントが付いていた方がレスポンスも書く気になると思います。
- 自分の所属している社会的空間の問題を書くと、少なからず“悪口”的になってしまうと思うのですが、それが評価に影響を与えたりしますか? (ただの「悪口」じゃなくて、書き手・読み手にとって発見をもたらすような「悪口」になるように書いてもらえればいいかなと思います。そうなると、それはもう「悪口」じゃないでしょうけどね。)
- レポート100%で採点すると、人によって文を作るのが上手、下手で差が出るじゃないっすか。そうすると、下手な人がかなり頑張ってレポート作っても、点数がかなり低かったり、一発不可になったりするんじゃないっすか? (もちろんそうです。大学生ともなれば、評価されるのはアウトプットの「質」であって、アウトプットするためにかけた「努力」ではありません。そして文章作成能力は、大学生には不可欠の必須能力です。ただ、文章の「質」というのは、単なる「上手さ」ではありません。いくらそれっぽい論文的な作文ができても、そこに伝えたい「発見」が含まれていなければ、低く評価せざるをえません。逆に、下手は下手なりに、伝えたいことがしっかりとあって、それを最大限の努力によって伝えようとするならば、伝わるような文章になるものです。)
- レポートの書き方のプリントを見て難しいなと思った。
- レポートの課題がむずかしい。2ヶ月かけてじっくりやろうと思う。
- もし、丸写しやコピペなどを本当はしていないのに、そう解釈してしまうことはないのですか? (ありません。「不正」と判断して処理する場合は、必ず証拠を見つけるようにしています。証拠を探すのは、私にとってはすごく簡単なことなので、私に見つからず、かつ課題に適したコピペ元を探すのは結構大変な作業になるでしょう。最初から自分で書いた方が、リスクもなく、はるかに楽です。)
- レポートの書き方の説明を詳しくしてくださってありがとうございました。課題の内容はなかなか難しそうですが、自分の興味がわく「問題」を1つ決めて、ぼちぼち書きはじめようと思います。先生にも「おもしろい!」と思ってもらえるようなレポートに仕上がるようにしたいです。
- 先生が興味を持ってくれるようなレポートを書きたいです。今から何を題材にしようか、おもしろいと思える空間を探したいと思います。単位とか心配も多いですが、どうしようもないので頑張りたい。
- 課題をしっかりと書けるかどうか不安です。私なりに頑張って書いてみようと思います。自分の経験や思いを素直に書こうと思うのですが、この課題は、先生だけしか見ませんよね? どこかに社会学の課題を見せるような事もしないとは思いますが、少し気になります。教えて下さい。 (私しか読みません。もし不安なら、レポートの目立つところに、「絶対に人には見せないでください」とか書いておいてください。)
- 内容が酷似することはたぶん無いと思うけど(テーマ的なものを決めて、やっていくうちに)150人もいたら、少し似た内容が出てくるかもしれないのに、どちらも却下されるのはどうなのか・・・と思う(節の中のほんの一部分でも)。 (そこらへんは、常識の範囲内で考えてください。他人の文章を見ないで書いて、「不正」と判断されるほど酷似するということは、現実的にありえません。)
- 今までレポートらしいレポートを書いたことがなかったので、難しそうだと思った。
- レポートをしっかり書くことができるか不安です。
- 文章をまとめるのは苦手なので、救済措置は一切しないと言っていたのでとても不安です。
- 先生がブログで答えて下さったように、古本屋等で自分が興味を持った本を買ってみたいと思います。面白いレポートというのが、ちゃんと書けるか、尚更心配になりました。
- レポートを書くのは大変なことだと思った。けど、出席もとらないし、テストもないので、これくらいのことはしなければいけないんだと思った。でもがんばりたいと思う。
- レポートの評価がとても厳しいものなので、作成の際は常に頭をフル回転にして臨みたいと思います。
- 「私はソフトボール部に所属しているが、体育の授業は上手な人と下手な人との格差が生じている」という観点で書こうと思っている。 (その「格差」がどういう意味で「問題」だといえるのかを掘り下げてみてください。)
- レポート頑張りたいと思います。
- レポートがとっても難しそうだったので書けるか不安です。19年間生きてきて、レポートに書けそうな発見を頑張って思い出そうと思います。「です・ます」だとダメなんですか?
- レポート、難しいと感じましたが、先生の興味を引けるような内容を頑張って書きたいと思います。詳しいプリント、ありがとうございました。
- レポートの内容をある程度自分で選べるので楽しそうだと思いました。自分の気になるものを取り上げて、意義のあるものにしたいと思いました。
- なかなかわかりやすくキツい課題が出てきましたけど・・・ 先生がこの課題に取り組むなら何を「問題」として取り上げますか? 多少参考にしたいので・・・。 (えーと、ちょっと今忙しいので宿題にさせてください。)
- 今日の講義は、レポート講座(?)でした。このレポートで前期の成績が全て決まる、つまり我らにとっては生死の分かれ目ともいうべき恐怖の現象が、ついに姿を現わした!! 私は負けたくない!! 必ずや乗りこえてみせようぞ!!! 多分、これまでで一番文字数が多いので、中々不安です。 (なんか、最後でテンション下がってないですか(笑)。授業中にも言いましたが、文字数はある程度多い方が書きやすいものです。書き始めてみればわかるでしょう。)
- レポートの事がわかってよかったです。
- 課題の見つけ方がいまいちわかりません。先生は日常のどのような所に注意して生活しているのですか? (うーん、最近注意しているのはウェストの肉の付き方ですかねー。30代になると坂道を転げるように肉が付きますね。そういう質問ではない・・・ですよね。まあ何が言いたいかというと、レポートを書くというのは、一種のハレで、日常の物の見方からちょっと離れて、注意を別のところに向けてみるといいかも、ということでした。)
- ためになる話ありがとうございました。
- 前回のレポートのコピーをたのしみにまっています。