大庭健『いま、働くということ』
- 作者: 大庭健
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2008/05/01
- メディア: 新書
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本来性についての直観を正当化なしにだらだら書かれてもなあ。かりに、働くということと生きるということが本来は一つのことであり、近代化のせいで、それが不当に分割されて、また生きるということが身体を手段とし快感を目的としたものに貶められている、というのが本当だとしても、そうであればこそ、近代社会でも本来的な生のあり方が可能なのかどうかについても論じてくれないと。ただの、疎外いかんですね!では通用しないです。