2007-08-01から1ヶ月間の記事一覧

パーソンズ「社会学理論の中で究極価値が占める位置」

Talcott Parsons, 1935, “The Place of Ultimate Values in Sociological Theory,” International Journal of Ethics 45, pp. 282-316, reprinted in: Charles Camic (ed.), Talcott Parsons: The Early Essays, University of Chicago Press, pp. 231-257 …

新田義弘『哲学の歴史』

哲学の歴史 (講談社現代新書)作者: 新田義弘出版社/メーカー: 講談社発売日: 1989/12/18メディア: 新書購入: 4人 クリック: 13回この商品を含むブログ (7件) を見る新書にしては言葉遣いがむずすぎる。

日本語でハイフン使うな

In-der-Welt-seinを「世界-内-存在」と書くなど、原語にハイフンが入っているからといって日本語でも入れる習慣があるが、気持ち悪いのでやめてほしい。アルファベットはそうしないとそれが一まとまりであることがわからないからしているのであって、日本語…

重曹

重曹ってあるよね。実はソーダのことを「曹達」って書くんだ。で、炭酸水素ナトリウムの別名が「重炭酸ソーダ」。「重炭酸曹達」ってことで重曹というんだね。まめちきしだよ。

Husserlをフッセルといったり、Heideggerをハイデッゲルと言ったりする人はもういない。Rickertはリッカートもあるが、リッケルトもまだみる。Feuerbachはフォイエルバッハがかなり支配的で、フォイアーバッハというとなんか違う感じがする。

諸星大二郎『キョウコのキョウは恐怖の恐』

キョウコのキョウは恐怖の恐作者: 諸星大二郎出版社/メーカー: 講談社発売日: 2004/11/30メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 4回この商品を含むブログ (33件) を見る 諸星大二郎といえば全然恐くない恐怖漫画(というか怪奇漫画か)で有名な漫画家(伊藤潤…

ついにキーボード全滅orz

PC

これまでだましだまし使ってきた家パソですが、ついにすべてのキーが御臨終と相成りました。この猛暑の中クーラーもないのに日中使ったのが間違いだったか。とりあえず、最近は主に研究室のパソコンしか使ってなかったので実害はほぼなし。

パーソンズ「社会的システム理論ができるまで――僕の場合」

Talcott Parsons, 1977, "On Building Social System Theory: A Personal History" in: Talcott Parsons, Social Systems and the Evolution of Action Theory, The Free Press, pp. 22-76 社会的システム、たとえば「社会」というのは具体的な実体ではない…

長嶋有『猛スピードで母は』

猛スピードで母は作者: 長嶋有出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2002/02/14メディア: 単行本 クリック: 22回この商品を含むブログ (106件) を見る一つだけいっておきたいのは、「全然、大丈夫」は「日本語の用法の間違い」などではないということだ!

古田靖・寄藤文平『アホウドリの糞でできた国』

アホウドリの糞でできた国―ナウル共和国物語作者: 古田靖,寄藤文平出版社/メーカー: アスペクト発売日: 2004/12/01メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 47回この商品を含むブログ (34件) を見るどきどきはらはらしました。

Garfinkel, Studies in Ethnomethodology

Studies in Ethnomethodology (Social and Political Theory)作者: Harold Garfinkel出版社/メーカー: Polity発売日: 1991/01/08メディア: ペーパーバック購入: 2人 クリック: 9回この商品を含むブログ (5件) を見る降参降参。この英文は読めませんorz。

アン・マキャフリー『だれも猫には気づかない』

だれも猫には気づかない (創元推理文庫)作者: アン・マキャフリー,赤尾秀子出版社/メーカー: 東京創元社発売日: 2003/02/23メディア: 文庫 クリック: 4回この商品を含むブログ (25件) を見るタイトルの妙。原題は過去形(noticed)だが「気づかなかった」だ…

舞城王太郎『好き好き大好き超愛してる。』

好き好き大好き超愛してる。作者: 舞城王太郎出版社/メーカー: 講談社発売日: 2004/08/07メディア: 単行本購入: 5人 クリック: 179回この商品を含むブログ (335件) を見る表題作が芥川賞候補になったときの受賞作が朋輩と書いてニガーのあれorz。 ところでチ…

『エスノメソドロジー』

おかしな議論発見。 既存の社会学では、社会においては前もって合意があるからこそ、安定した行為が繰り返しなされると言われていました。「あいさつ」をしたら「あいさつ」をするというのは、お互いに前もって「あいさつの規則」を事前に知っているから(つ…

これ言ったらおっさん

あーそうか、最近の子は「石ノ森」って呼ぶのか、いや昔はイシモ(ry

舞城王太郎『阿修羅ガール』

阿修羅ガール作者: 舞城王太郎出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2003/01メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 157回この商品を含むブログ (223件) を見る『煙か土か食い物』以来、数年ぶりにブクオフで見つけた。臨死体験カオスワロタ うう・・・好きなものの…

まんが

百億萬円 (アスペクトコミックス)作者: 唐沢なをき出版社/メーカー: アスキー発売日: 2000/01メディア: コミックこの商品を含むブログ (2件) を見るプロジェクトX挑戦者たち 〔1〕―コミック版 執念が生んだ新幹線 (ミッシィコミックス コミック版プロジェク…

前田泰樹ほか(編)『エスノメソドロジー――人びとの実践から学ぶ』

エスノメソドロジー―人びとの実践から学ぶ (ワードマップ)作者: 前田泰樹,水川喜文,岡田光弘出版社/メーカー: 新曜社発売日: 2007/08/03メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 6人 クリック: 1,065回この商品を含むブログ (100件) を見る 今日届きました! …

麻耶雄嵩『痾』

痾 (講談社ノベルス)作者: 麻耶雄嵩出版社/メーカー: 講談社発売日: 1995/05メディア: 新書 クリック: 9回この商品を含むブログ (19件) を見るたいもん・・・

まんが

PS-羅生門- (01) (ビッグコミックス)作者: 矢島正雄,中山昌亮出版社/メーカー: 小学館発売日: 2002/11/30メディア: コミック購入: 3人 クリック: 17回この商品を含むブログ (19件) を見るちょっと一つ一つのエピソードの展開がはやすぎるような。自分的には…

麻耶雄嵩『鴉』

鴉 (幻冬舎ノベルス―幻冬舎推理叢書)作者: 麻耶雄嵩出版社/メーカー: 幻冬舎発売日: 1999/04メディア: 新書 クリック: 2回この商品を含むブログ (32件) を見る面白かった。この著者はもっと評価されていいと思う。 ところでこれはネタバレだが、全部妄想だろ…

剽窃の件

スピヴァク先生剽窃疑惑が持ち上がっている。カルスタポスコロサバルタンに(あるいはもっと一般に、ある人の思想と行動の一貫性に)特段の思い入れのない自分としては、公表してないのに剽窃とはこれいかにという気分になるが、まあそれはどうでもいい。 さ…

まんが

あずみ (21) (ビッグコミックス)作者: 小山ゆう出版社/メーカー: 小学館発売日: 2001/02/01メディア: コミックこの商品を含むブログ (2件) を見るだいぶ涼しくなったがまだ暑い。

-eyという語尾、グラハム

英語の-eyという語尾を「エー」とか「エイ」と表記するのをよく見るが、普通これは「イー」と発音する。カリフォルニア大学バークレー(Berkeley)校は「バークリー校」だし、キンゼイ(Kinsey)報告は「キンジー報告」である。(バークリーはともかくキンジ…

直接と直截

どちらも「ちょくせつ」と読む。直截を「ちょくさい」と読むのはDQN。截然は「せつぜん」だし截断は「せつだん」だろうに。 さて違いは。 直接は(間接の反対語ということからもわかるように)「じかに接している」ことであるのに対して、直截は「まっすぐ、…

円周率

少し前、小学生に円周率を3.14でなくて3で教えるとかなんとかいう話があった。詳しいことは知らないし、結局どうなったのかも知らない。 さて20数年前、私が小学生の頃、教室では 先生: 円周の長さは? 生徒(声を合わせて): ちょっけいかけるさんてんい…

ポストヒューマンキタ ━━━ヽ(´・ω・`)ノ ━━━!!

via 2ちゃんのルーマンスレポストヒューマンの人間論―後期ルーマン論集作者: ニクラスルーマン,Niklas Luhmann,村上淳一出版社/メーカー: 東京大学出版会発売日: 2007/09メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 6回この商品を含むブログ (20件) を見るhttp://…

まんが

星々の宴 (ビッグコミックス)作者: 六田登出版社/メーカー: 小学館発売日: 1997/05メディア: コミックこの商品を含むブログ (1件) を見るうう・・・あづい・・・

上野千鶴子「ナショナリズムとジェンダー」

(英文タイトルは訳すと「市民権とジェンダー:フェミニズムとナショナリズムは両立可能か」) http://www.law.tohoku.ac.jp/COE/jp/symposium/20070729/index.html M1のN條くんが報告原稿を持って帰ってくれたので。マッキノンは原稿なし。朱暁青の「中国で…

先日覚えた素敵なフレーズ

google:いざキャバクラ 某先生からぜひ書くようにとのご命令がありましたので。しかし残念ながら先例があるようで。>別の某先生。 google:いいくにつくろうキャバクラ幕府 なんてのもありますた。