20-01-01から1ヶ月間の記事一覧

東京大学出版会書房新刊一覧(2010年11月)

池内克史/大石岳史(編),『3次元デジタルアーカイブ』 NEW!! 近年の技術の発展により,劣化の進む文化財の精巧なデジタル保存が可能になった.そして,いまや3D映像の作成などさまざまに応用が広がっているこの技術の実際と応用を解説.付属のDVDに…

東京大学出版会書房新刊一覧(2010年10月)

増原綾子,『スハルト体制のインドネシア: 個人支配の変容と一九九八年政変』 32年間にわたってインドネシアに君臨したスハルト支配はなぜ脆くも崩壊し,民主化の道を歩むことができたのか?――スハルト体制の成立・変容・崩壊の過程を,鍵となる政権与党「…

東京大学出版会書房新刊一覧(2010年9月)

ダニエル・フット/太田勝造(編),『現代日本の紛争処理と民事司法3 裁判経験と訴訟行動』 裁判員制度がスタートし,司法制度は身近になりつつあるが,国民にはどのように評価されているのか.本巻では,民事裁判に関する原告・被告の社会的属性,女性当事…

東京大学出版会書房新刊一覧(2010年8月)

河辺俊雄,『熱帯林の人類生態学――ギデラの暮らし・伝統文化・自然環境』 パプアニューギニアの熱帯低湿地帯で,狩猟・採集・耕作を行い,伝統社会に生きる「森の民」ギデラ.その一村ルアルで四半世紀にわたりフィールドワークをしてきた著者が,人間と環境…

東京大学出版会書房新刊一覧(2010年7月)

斎藤兆史/野崎歓,『英仏文学戦記――もっと愉しむための名作案内』 ディケンズ『デイヴィッド・コパフィールド』×フローベール『ボヴァリー夫人』,ナイポール『ある放浪者の半生』『魔法の種』×ウエルベック『素粒子』……など,19〜20世紀における英仏作品の…

東京大学出版会書房新刊一覧(2010年6月)

松原隆彦,『現代宇宙論――時空と物質の共進化』 科学技術の進展に伴い飛躍的に発展を続け,素粒子論や一般相対性理論,統計力学などさまざまな分野とも密接な関係をもつ現代の宇宙論.読者が最前線の研究分野へと進んでいくために必要な基礎的素養が身に付く…

東京大学出版会書房新刊一覧(2010年5月)

齋藤慎一,『中世東国の道と城館』 中世東国における道と城館の形成・発展から,東国社会の時代背景を読み解き,新たな地域史像を描き出す.文献資料と考古資料を駆使した画期的労作. 金泰昌,『公共哲学を語りあう――中国との対話・共働・開新』 シリーズ『…

東京大学出版会書房新刊一覧(2010年4月)

佐藤良明/栩木玲子,『The American Universe of English――アメリカの心と交わるリーディング』 退屈な英語リーディング教材ほど,学習のさまたげになるものはない? めくる頁がとまらない,そんな読書体験を英語でしてみたい人のためのテキスト.スティー…

東京大学出版会書房新刊一覧(2010年3月)

ロバート・キャンベル,『Jブンガク――英語で出会い、日本語を味わう名作50』 NHK教育テレビ「Jブンガク」が単行本になって登場! 清少納言から川上弘美まで,読んでおきたい日本の名作50編を厳選.時代背景やあらすじをおさえつつ,作品のワンシーンを原…

東京大学出版会書房新刊一覧(2010年2月)

保坂亨,『いま、思春期を問い直す――グレーゾーンにたつ子どもたち』 激変する現代社会と教育,ゆらぐ「子ども」と「大人」の間,頻発する「問題」…….心理学,教育学から,現代の若者文化や日本戦後社会史の知見なども整理し,いまや消失したとも議論される…

東京大学出版会書房新刊一覧(2010年1月)

大内尉義/秋山弘子(編集代表),折茂肇(編),『新老年学 第3版』 日本における「老年学」の英知を結集した定評ある大事典,待望の全面改訂第3版.医学的にみて多くの点で成人と異なる高齢者の診療や介護,支援を行うための基礎となる知識を網羅する.研…