東京大学出版会書房新刊一覧(2010年8月)



熱帯林の人類生態学―ギデラの暮らし・伝統文化・自然環境



内務省の歴史社会学

  • 副田義也(編),『内務省の歴史社会学
    • 近代化と神国化――.戦前期日本,たがいに排斥し,また依存しあうふたつの大きな社会変動の流れを推し進めた巨大官庁・内務省.官僚たちや組織,制度のあり方はどのような特徴をもったのか.現代日本社会になお影響をとどめる内務省の歴史社会学的研究.



地殻進化学

  • 堀越叡,『地殻進化学
    • 日本では紹介されることの少なかった大陸の地質,とくにプレカンブリア時代など古い時代の地殻の形成と進化について,世界の広い範囲にわたり文献を渉猟し,豊富な図版とともに詳細に解説する.著者の長年の研究の集大成.



伝統都市〈4〉分節構造

  • 吉田伸之/伊藤毅(編),『伝統都市4 分節構造
    • 社会を構成するさまざま集団が織りなす複層的な関係性に焦点をあてて,多様で個性的な社会的結合体を都市空間のなかに描き出す.それらの分節的な特質を具体的に考察することによって,伝統都市をめぐる類型的比較をするとともに近代へと移行する都市構造の変容過程を明らかにする.



学習の生態学



貝類学 (Natural History)

  • 佐々木猛智,『貝類学
    • 軟体動物の多様な世界――二枚貝,巻貝,イカ・タコ,さらにアンモナイトまで,気鋭の研究者が貝類をはじめとする軟体動物の多様な世界を体系化.化石種から現生種まで,さまざまな種類を対象に分類,形態,保全などについて詳述する.著者撮影の精緻な写真を多数掲載.



ともに公共哲学する―日本での対話・共働・開新

  • 金泰昌(編),『ともに公共哲学する――日本での対話・共働・開新
    • シリーズ『公共哲学』全20巻の牽引者が,中国の関心共有者たちとかわした対話の記録.「一人ひとりの生命・生活・生業の基盤確保を通して日常生活における安心・安全・安楽が実感できる善良社会の共働構築のための相生哲学」としての公共哲学を世界に発信する.



Infomation technology innovation and the

  • Kazunori Minetaki and Kiyohiko G. Nishimura,『Information Technology Innovation and the Japanese Economy
    • 日本のIT革新の効果を産業レベル,企業レベルのデータを用いて検証.従来の生産性分析の枠組みを超えて,日本の市場の特徴を十分に考慮した実証分析により,IT化の進展による効果の多様性を指摘し,今後の各国の経済分析のあり方に大きな問題提起を行う.西村清彦・峰滝和典『情報技術革新と日本経済――「ニュー・エコノミー」の幻を超えて』(有斐閣、2004年)を増補・改訂し英訳する.



講座社会学〈11〉福祉

  • 直井道子/平岡公一(編),『講座社会学11 福祉
    • 社会構造の変化と国民生活の変貌は,生活問題や,その対応としての福祉政策をも大きく転換させてきた.社会の変化と福祉政策の転換の関連を解明し,これからの福祉社会のあり方を構想する.