2009-10-02から1日間の記事一覧

Paul W. S. Anderson監督『Alien vs. Pradator』 (邦題:エイリアンvsプレデター)

エイリアンVS.プレデター [Blu-ray]出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン発売日: 2007/05/18メディア: Blu-ray クリック: 8回この商品を含むブログ (9件) を見る昔テレビで観た『マジンガーZ対デビルマン』を思い出した…

「コミュニケイションは後部から可能にされる」

佐藤俊樹『意味とシステム』では、「コミュニケーションはいわば後部から可能にされる」というのが索引の見出しになっているくらい重要な位置を占めている。そしてこの本では、それが、先行するコミュニケイションの意味は、後続するコミュニケイションにお…

作業メモ:『意味とシステム』

私見ではMitteilungは「発信」が好ましいが、以下では「伝達」と書いておく。 伝達、情報、理解が関わるのは、作動の閉鎖性そのものではなく、この「コミュニケーションである」という同一性の区別がどこで成立するかである。この同一性の区別は必ずしもその…

作業メモ:『意味とシステム』

細かいけれど。 「作動の閉鎖性operative Geschlossenheit」(「作動の継起operative Schließung」ともいう)は、コミュニケーションシステムの大きな特徴である。 佐藤俊樹『意味とシステム』217頁 継起と閉鎖じゃ全然意味が違うわけですが。 で、schließen…

作業メモ:『社会の社会』

オートポイエーシスでは、システムの要素は時点拘束的である、つまり持続を持たない(生成した瞬間に消滅する)、つまり作動である、というのがルーマンの基本発想であるが、じゃあコミュニケイションという社会的システムの要素はどの時点で生成し消滅する…

作業メモ:『社会の社会』

コミュニケイションという一つのものがあるのでなくて、情報・発信・理解という三つのものがあると何で言ってはいけないのか、というのはルーマンのコミュニケイション概念において(少なくとも私には)よくわからんポイントなのだが。邦訳『社会の社会』に…

10月2日(金)の日記

ミルトン『失楽園 上』第一巻。やばい無茶苦茶かっこいい。武力だけで筋肉馬鹿の神に、智謀のサタンが反撃の狼煙をあげる!みたいな。