「講談社選書メチエ」目録リスト一覧 451-500 (2009年-)
- 482. 小林敏明,『〈主体〉のゆくえ: 日本近代思想史への一視角』,2010年 NEW!!
- 481. 渡邉義浩,『儒教と中国: 「二千年の正統思想」の起源』,2010年 NEW!!
- 480. 菅原和孝,『ことばと身体: 「言語の手前」の人類学』,2010年
- 479. 川田稔,『満州事変と政党政治: 軍部と政党の激闘』,2010年
- 478. 手嶋兼輔,『ギリシア文明とはなにか』,2010年
- 477. 松尾昌樹,『湾岸産油国――レンティア国家のゆくえ』,2010年
- 476. 数土直紀,『日本人の階層意識』,2010年
- 現実の日本人は、学歴もさまざま、職業も年収もさまざまなのに、なぜ人口の九割が「自分は中流」と思っていたのか?社会と意識のあいだには「みえない境界」があって、それが人びとの階層意識を枠づけている。格差意識の広がりも、「みえない境界」に目を向けることで、別の一面が顕わになる。時間・空間・価値意識をキーワードに「日本人」を分析する。
- 475. 大城道則,『ピラミッドへの道――古代エジプト文明の黎明』,2010年
- 474. 小川原正道,『近代日本の戦争と宗教』,2010年
- 473. 梅田百合香,『甦るリヴァイアサン』,2010年
- 472. 丸川哲史,『台湾ナショナリズム――東アジア近代のアポリア』,2010年
- 471. 河野淳,『ハプスブルクとオスマン帝国――歴史を変えた〈政治〉の発明』,2010年
- 469. 榎本渉,『選書日本中世史4 僧侶と海商たちの東シナ海』,2010年 NEW!!
- 468. 本郷恵子,『選書日本中世史3 将軍権力の発見』,2010年
- 467. 東島誠,『選書日本中世史2 自由にしてケシカラン人々の世紀』,2010年
- 466. 本郷和人,『選書日本中世史1 武力による政治の誕生』,2010年
- 465. 澤田典子,『アテネ民主政――命をかけた八人の政治家』,2010年
- 464. 刑部芳則,『洋服・散髪・脱刀――服制の明治維新』,2010年
- 直垂を着たい老華族、刀を持ちたい士族、月代を剃れないことに戸惑う庶民たち…近代化を図る日本が自らの装いを確立するにいたるまでの維新の指導者たちの苦闘と統治される人々の混乱の跡を、国家による服装の制度「服制」という視点から辿る。
- 463. 後藤明,『海から見た日本人――海人で読む日本の歴史』,2010年
- 「単一的」な外見の下に重層する多彩な貌。「海」をキーワードに人類学・神話学・考古学などさまざまな分野の知見を学際的に綜合し、日本人の複合的構造性を解明する。従来の日本人論を一新する画期的論考。
- 462. 竹田青嗣,『完全解読 カント『純粋理性批判』』,2010年
- 461. 神野志隆光,『本居宣長『古事記伝』を読むI』,2010年
- 460. 河西秀哉,『「象徴天皇」の戦後史』,2010年
- 459. 神田千里,『宗教で読む戦国時代』,2010年
- 458. マドレーヌ・ビアルドー,七海由美子(訳),『ヒンドゥー教の〈人間学〉』,2010年
- 457. 佐藤光,『マイケル・ポランニー 「暗黙知」と自由の哲学』,2010年
- 科学の根源を問い、暗黙知理論を提唱した異色の科学哲学者。科学のみならず経済学・哲学・宗教学の分野においてもユニークな思考を展開した希代の天才の思想の全貌を初めて紹介する。
- 456. 坂野潤治(編),『自由と平等の昭和史――1930年代の日本政治』,2009年
- 455. 中野美代子,『『西遊記』XYZ――このへんな小説の迷路をあるく』,2009年
- 454. 稲垣良典,『トマス・アクィナス『神学大全』』,2009年
- 453. 片山慶隆,『日露戦争と新聞――「世界の中の日本」をどう論じたか』,2009年
- 452. 荒井一博,『自由だけではなぜいけないのか――経済学を考え直す』,2009年
- 451. ロベルト・エスポジト,岡田温司(訳),『近代政治の脱構築――共同体・免疫・生政治』,2009年