マイケル・サンデル著書目録リスト一覧

米国の政治哲学者マイケル・サンデル( Michael J. Sandel )の「著書」(原書と邦訳書)の初出順一覧です。原書で、ペーパーバックとハードカバーが同時に刊行されているときは、ペーパーバックの方だけ載せています。

追記

サンデルの来日講演ニコニコ生放送で生中継されるそうです(8月27日(金)19時から)。
あと、「白熱教室」を始めとしたハーヴァード大学の授業については

がたいへんおもしろいです。




2010年



NHK DVD ハーバード白熱教室 DVD BOX [DVD]



ハーバード白熱教室講義録+東大特別授業(下)

  • 小林正弥/杉田晶子(訳),『ハーバード白熱教室講義録+東大特別授業(下)』,早川書房,2010年 NEW!!
    • 指名手配中の弟の居場所を捜査当局に教えなかった兄の行為は誉められるべきか? 日本の東アジア諸国への戦争責任やアメリカの原爆投下責任など、過去の世代が犯した過ちを現世代は謝罪すべきか? 論議を呼ぶテーマの向こうに見えかくれする「正義」の姿とは? 現代社会のアクチュアルな問いに切り込む斬新な哲学対話が、世界の見方を大きく変える。知的興奮に満ちた議論は、感動のフィナーレへ。下巻は、NHK教育テレビで放送された「ハーバード白熱教室」の第7回~12回まで、および2010年8月に行なわれた東京大学特別授業の後篇「戦争責任を議論する」を収録。



ハーバード白熱教室講義録+東大特別授業(上)

  • 小林正弥/杉田晶子(訳),『ハーバード白熱教室講義録+東大特別授業(上)』,早川書房,2010年 NEW!!
    • 海で漂流し飢えに苦しむ船乗りたちは、瀕死の少年を殺し、彼の肉で命をつないだ……。彼らの行為は道徳的に許されるのか? 莫大な寄付金と引き換えに資産家の子弟を大学に入学させるのは、正しいと言えるのか? これらの鋭い問いから浮かび上がる現代における「正義」とは? 私たちの暮らしにひそむ哲学の根源的なテーマを鮮やかに取り出し、古今の哲学者の思想を織り交ぜながら、刺激に満ちた議論が繰り広げられる。ハーバード大学史上屈指の人気を誇る名講義の書籍化。上巻は、NHK教育テレビで放送された「ハーバード白熱教室」の第1回~6回まで、および2010年8月に行なわれた東京大学特別授業の前篇「イチローの年俸は高すぎる?」を収録。



完全な人間を目指さなくてもよい理由?遺伝子操作とエンハンスメントの倫理?



民主政の不満―公共哲学を求めるアメリカ〈上〉手続き的共和国の憲法

  • 金原恭子/小林正弥(監訳),『民主政の不満――公共哲学を求めるアメリカ 上 手続き的共和国の憲法』,勁草書房,2010年
    • 政治的制度は、それとは独立に育まれる思想を実現するための単なる道具ではない。政治的制度はそれ自身が思想の具現なのである。我々が正義の意味や善き生の本質といった究極的問いに抗いたくとも、我々は何らかの理論を生きているということからは逃れられないのだ。この立場から、アメリカ憲政論とその公共哲学を論じた現代の古典。



これからの「正義」の話をしよう――いまを生き延びるための哲学



Justice: What's the Right Thing to Do?






2009年



リベラリズムと正義の限界

  • 菊池理夫(訳),『リベラリズムと正義の限界 原著第二版』,勁草書房,2009年
    • リベラリズムは決して唯一の公共哲学ではない。「負荷なき自己」でなく「位置ある自己」を。社会の基本構造たる正義の原理は、はたして中立的でありえるか否かを問う。/いわゆるりベラル・コミュニタリアン論争の基点となった作品。ロールズの『正義論』を考察の対象とし、その「自己(self)」概念の妥当性と限界を問う。リベラリズムは決して唯一の公共哲学でないとし、共和主義を選択肢として提示する彼のその後の歩みを理解するうえでも重要な文献である。入手困難だった三嶺書房版10年ぶり復刊。



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Justice: What's the Right Thing to Do?






Justice: What's the Right Thing to Do?






The Case against Perfection: Ethics in the Age of Genetic Engineering






2007年



Justice: A Reader






The Case against Perfection: Ethics in the Age of Genetic Engineering






2006年



Public Philosophy: Essays on Morality in Politics






2005年



Public Philosophy: Essays on Morality in Politics






1999年



自由主義と正義の限界






1998年



Democracy's Discontent: America in Search of a Public Philosophy






Liberalism and the Limits of Justice






1998年



Democracy's Discontent: America in Search of a Public Philosophy






1992年



自由主義と正義の限界








1984



Liberalism and Its Critics (Readings in Social and Political Theory)






1982年



Liberalism and the Limits of Justice (Cambridge Studies in Philosophy)