森博嗣著作目録リスト一覧 その1(1996年-2000年)
- その1(1996-2000年) その2(2001-2005年) その3(2006-2010年)
- 『工学部・水柿助教授の日常』,幻冬舎(単行本)(2000年) ,幻冬舎ノベルス(2003年) ,幻冬舎文庫(2004年)
- 『女王の百年密室』,幻冬舎(単行本)(2000年) ,幻冬舎推理叢書(ノベルス)(2001年) ,幻冬舎文庫(2003年) ,新潮文庫(2004年)
- 『夢・出逢い・魔性』,講談社ノベルス(2000年) ,講談社文庫(2003年)
- 20年前に死んだ恋人の夢に怯えていたN放送プロデューサが殺害された。犯行時響いた炸裂音は一つ、だが遺体には二つの弾痕。番組出演のためテレビ局にいた小鳥遊練無は、事件の核心に位置するアイドルの少女と行方不明に…。繊細な心の揺らぎと、瀬在丸紅子の論理的な推理が際立つ、Vシリーズ第4作。
- 『月は幽咽のデバイス』,講談社ノベルス(2000年) ,講談社文庫(2003年)
- 薔薇屋敷あるいは月夜邸と呼ばれるその屋敷には、オオカミ男が出るという奇妙な噂があった。瀬在丸紅子たちが出席したパーティの最中、衣服も引き裂かれた凄惨な死体が、オーディオ・ルームで発見された。現場は内側から施錠された密室で、床一面に血が飛散していた。紅子が看破した事件の意外な真相とは。
- 『すべてがEになる』,幻冬舎(単行本)(2000年) ,幻冬舎文庫(2001年)
- これは小さな革命かもしれないし、単に遅れて届いた郵便を、ポストの片隅に見つけただけかもしれない―二〇〇〇年、本書の登場は、ちょっとした事件だった。「F」ならぬ「E」とは何か?速筆で知られる著者が構想と執筆にきっかり一年をかけた超大作エッセィ「思考と行動」第一弾。山下和美氏による天才・柳沢教授との夢の競演マンガつき。
- 『黒猫の三角』,講談社ノベルス(1999年) ,講談社文庫(2002年)
- 一年に一度決まったルールの元で起こる殺人。今年のターゲットなのか、六月六日、四十四歳になる小田原静子に脅迫めいた手紙が届いた。探偵・保呂草は依頼を受け「阿漕荘」に住む面々と桜鳴六画邸を監視するが、衆人環視の密室で静子は殺されてしまう。森博嗣の新境地を拓くVシリーズ第一作、待望の文庫化。
- 『森博嗣のミステリィ工作室』,メディアファクトリー(1999年) ,講談社文庫(2001年)
- 『数奇にして模型』,講談社ノベルス(1998年) ,講談社文庫(2001年)
- 模型交換会会場の公会堂でモデル女性の死体が発見された。死体の首は切断されており、発見された部屋は密室状態。同じ密室内で昏倒していた大学院生・寺林高司に嫌疑がかけられたが、彼は同じ頃にM工業大で起こった女子大学院生密室殺人の容疑者でもあった。複雑に絡まった謎に犀川・西之園師弟が挑む。
- 『今はもうない』,講談社ノベルス(1998年) ,講談社文庫(2001年)
- 避暑地にある別荘で、美人姉妹が隣り合わせた部屋で一人ずつ死体となって発見された。二つの部屋は、映写室と鑑賞室で、いずれも密室状態。遺体が発見されたときスクリーンには、まだ映画が…。おりしも嵐が襲い、電話さえ通じなくなる。S&Mシリーズナンバーワンに挙げる声も多い清冽な森ミステリィ。
- 『夏のレプリカ』,講談社ノベルス(1998年) ,講談社文庫(2000年)
- T大学大学院生の簑沢杜萌は、夏休みに帰省した実家で仮面の誘拐者に捕らえられた。杜萌も別の場所に拉致されていた家族も無事だったが、実家にいたはずの兄だけが、どこかへ消えてしまった。眩い光、朦朧とする意識、夏の日に起こった事件に隠された過去とは?『幻惑の死と使途』と同時期に起った事件を描く。
- 『幻惑の死と使途』,講談社ノベルス(1997年) ,講談社文庫(2000年)
- 「諸君が、一度でも私の名を呼べば、どんな密室からも抜け出してみせよう」いかなる状況からも奇跡の脱出を果たす天才奇術師・有里匠幻が衆人環視のショーの最中に殺された。しかも遺体は、霊柩車から消失。これは匠幻最後の脱出か?幾重にも重なる謎に秘められた真実を犀川・西之園の理系師弟が解明する。
- 『冷たい密室と博士たち』,講談社ノベルス(1996年) ,講談社文庫(1999年)
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