伊坂幸太郎著作目録リスト一覧

作家の伊坂幸太郎さんの著書を、初出順でリスト化しました。



(英文版) ゴールデンスランバー - Remote Control

  • Stephen Snyder (transl.), Remote Control,講談社インターナショナル(2010年) NEW!!
    • Masaharu Aoyagi, a former delivery-truck driver in the city of Sendai, is unemployed. Two years ago he achieved brief notoriety for rescuing a local actress from a robbery attempt while making a delivery to her apartment. Now he is back in the spotlight - this time as the main suspect in the assassination of a newly elected prime minster who had come to Sendai for a hometown victory parade.
      Set in a near-future Japan modeled on the United States, Remote Control follows Aoyagi on a forty-eight-hour chase, in a dramatic retelling of the Kennedy killing with Aoyagi in the role of a framed Lee Harvey Oswald. A massive manhunt is underway. As Aoyagi runs, he must negotiate trigger-happy law enforcement and Security Pods set up throughout the city to monitor cell-phone and email transmissions and keep a photo record of street traffic. Can he discover why he has been set up and who is responsible? Can he find the real assassin and prove to the world his innocence - amidst media pronouncements of his guilt - before the conspirators take him out?
      Isaka's style and worldview are such that he is often compared to Haruki Murakami; but he defies an easy label as a writer, with a voice, a sense of humor, and an imagination that are truly unique. Now, with this excellent translation by Stephen Snyder, readers everywhere can enjoy one of Japan's finest literary talents.



マリアビートル

  • 『マリアビートル』,角川書店(単行本)(2010年) NEW!!
    • 酒浸りの元殺し屋「木村」。狡猾な中学生「王子」。腕利きの二人組「蜜柑」「檸檬」。運の悪い殺し屋「七尾」。物騒な奴らを乗せた新幹線は、北を目指し疾走する! 『グラスホッパー』に続く、殺し屋たちの狂想曲。



バイバイ、ブラックバード

  • 『バイバイ、ブラックバード』,双葉社(単行本)(2010年)

    • 太宰治の未完の絶筆「グッド・バイ」から想像を膨らませて創った、まったく新しい物語。1話が50人だけのために書かれた「ゆうびん小説」が、いまあなたのもとに。



オー!ファーザー

  • 『オー!ファーザー』,新潮社(単行本)(2010年)
    • みんな、俺の話を聞いたら尊敬したくなるよ。我が家は、六人家族で大変なんだ。そんなのは珍しくない?いや、そうじゃないんだ、母一人、子一人なのはいいとして、父親が四人もいるんだよ。しかも、みんなどこか変わっていて。俺は普通の高校生で、ごく普通に生活していたいだけなのに。そして、今回、変な事件に巻き込まれて―。



SOSの猿

  • 『SOSの猿』,中央公論新社(単行本)(2009年)

    • ひきこもりの青年の「悪魔祓い」を依頼された男と、一瞬にして300億円を損失した株誤発注事故の原因を調査する男。そして、斉天大聖・孫悟空ーー。物語は、彼らがつくる。伊坂幸太郎最新長編小説。



あるキング

  • 『あるキング』,徳間書店(単行本)(2009年)
    • 弱小地方球団・仙醍キングスの熱烈なファンである両親のもとに生まれた山田王求。"王が求め、王に求められる"ようにと名づけられた一人の少年は、仙醍キングスに入団してチームを優勝に導く運命を背負い、野球選手になるべく育てられる。期待以上に王求の才能が飛び抜けていると知った両親は、さらに異常ともいえる情熱を彼にそそぐ。すべては「王」になるために―。人気作家の新たなるファンタジーワールド。



モダンタイムス 特別版 (Morning NOVELS) モダンタイムス (Morning NOVELS)




実験4号

  • 実験4号』(山下敦弘との共著),講談社(単行本)(2008年)
    • 舞台は今から100年後、温暖化のため火星移住計画の進んだ地球―。火星へ消えたギタリストの帰りを待つバンドメンバーの絆の物語(伊坂幸太郎『後藤を待ちながら』)と、火星へ旅立つ親友を見送る小学生たちの最後の2日間(山下敦弘『It’s a small world』)が、いま爽やかに交錯する。熱狂的人気を誇る二人が場所やキャラクターをリンクさせた奇跡のコラボレーション作品集。Theピーズの名曲『実験4号』に捧げる、青春と友情と感動の物語。



ゴールデンスランバー

  • ゴールデンスランバー』,新潮社(単行本)(2007年)
    • 仙台で金田首相の凱旋パレードが行われている、ちょうどその時、青柳雅春は、旧友の森田森吾に、何年かぶりで呼び出されていた。昔話をしたいわけでもないようで、森田の様子はどこかおかしい。訝る青柳に、森田は「おまえは、陥れられている。今も、その最中だ」「金田はパレード中に暗殺される」「逃げろ!オズワルドにされるぞ」と、鬼気迫る調子で訴えた。と、遠くで爆音がし、折しも現れた警官は、青柳に向かって拳銃を構えた―。精緻極まる伏線、忘れがたい会話、構築度の高い物語世界―、伊坂幸太郎のエッセンスを濃密にちりばめた、現時点での集大成。



伊坂幸太郎×斉藤和義 絆のはなし

  • 『絆のはなし』(斉藤和義との共著),講談社(単行本)(2007年)

    • 文学×音楽。いま注目のふたりが語りあう! ミュージシャン・斉藤和義と作家・伊坂幸太郎。お互いにリスペクトしあう異業種のふたりが、初めて語った"恋"にまつわる対談。おたがいの作品解説も収録。



フィッシュストーリー (新潮文庫) フィッシュストーリー

  • 『フィッシュストーリー』,新潮社(単行本)(2007年) 新潮文庫(2009年)
    • 最後のレコーディングに臨んだ、売れないロックバンド。「いい曲なんだよ。届けよ、誰かに」テープに記録された言葉は、未来に届いて世界を救う。時空をまたいでリンクした出来事が、胸のすくエンディングへと一閃に向かう瞠目の表題作ほか、伊坂ワールドの人気者・黒澤が大活躍の「サクリファイス」「ポテチ」など、変幻自在の筆致で繰り出される中篇四連打。爽快感溢れる作品集。



陽気なギャングの日常と襲撃 (祥伝社文庫) 陽気なギャングの日常と襲撃 (ノン・ノベル)

  • 『陽気なギャングの日常と襲撃』,祥伝社ノン・ノベル(2006年) 祥伝社文庫(2009年)
    • 嘘を見抜く名人は刃物男騒動に、演説の達人は「幻の女」探し、精確な体内時計を持つ女は謎の招待券の真意を追う。そして天才スリは殴打される中年男に遭遇―天才強盗四人組が巻き込まれた四つの奇妙な事件。しかも、華麗な銀行襲撃の裏に「社長令嬢誘拐」がなぜか連鎖する。知的で小粋で贅沢な軽快サスペンス!文庫化記念ボーナス短編付き。



終末のフール (集英社文庫) 終末のフール

  • 『終末のフール』,集英社(単行本)(2006年) 集英社文庫(2009年)
    • 八年後に小惑星が衝突し、地球は滅亡する。そう予告されてから五年が過ぎた頃。当初は絶望からパニックに陥った世界も、いまや平穏な小康状態にある。仙台北部の団地「ヒルズタウン」の住民たちも同様だった。彼らは余命三年という時間の中で人生を見つめ直す。家族の再生、新しい生命への希望、過去の恩讐。はたして終末を前にした人間にとっての幸福とは?今日を生きることの意味を知る物語。


  • 『砂漠』,実業之日本社(単行本)(2005年) 実業之日本社Jノベル・コレクション(2008年) 新潮文庫(2010年) 砂漠 (新潮文庫) 砂漠 (Jノベル・コレクション) 砂漠
    • 入学した大学で出会った5人の男女。ボウリング、合コン、麻雀、通り魔犯との遭遇、捨てられた犬の救出、超能力対決…。共に経験した出来事や事件が、互いの絆を深め、それぞれ成長させてゆく。自らの未熟さに悩み、過剰さを持て余し、それでも何かを求めて手探りで先へ進もうとする青春時代。二度とない季節の光と闇をパンクロックのビートにのせて描く、爽快感溢れる長編小説。



魔王 (講談社文庫) 魔王

  • 『魔王』,講談社(単行本)(2005年) 講談社文庫(2008年)
    • 「小説の力」を証明する興奮と感動の新文学。不思議な力を身につけた男が大衆を扇動する政治家と対決する「魔王」と、静謐な感動をよぶ「呼吸」。別々の作品ながら対をなし、新しい文学世界を創造した傑作!



死神の精度 (文春文庫) 死神の精度

  • 『死神の精度』,文藝春秋(単行本)(2005年) 文春文庫(2008年)
    • CDショップに入りびたり、苗字が町や市の名前であり、受け答えが微妙にずれていて、素手で他人に触ろうとしない―そんな人物が身近に現れたら、死神かもしれません。一週間の調査ののち、対象者の死に可否の判断をくだし、翌八日目に死は実行される。クールでどこか奇妙な死神・千葉が出会う六つの人生。



グラスホッパー (角川文庫) グラスホッパー

  • グラスホッパー』,角川書店(単行本)(2004年) 角川文庫(2007年)
    • 「復讐を横取りされた。嘘?」元教師の鈴木は、妻を殺した男が車に轢かれる瞬間を目撃する。どうやら「押し屋」と呼ばれる殺し屋の仕業らしい。鈴木は正体を探るため、彼の後を追う。一方、自殺専門の殺し屋・鯨、ナイフ使いの若者・蝉も「押し屋」を追い始める。それぞれの思惑のもとに―「鈴木」「鯨」「蝉」、三人の思いが交錯するとき、物語は唸りをあげて動き出す。疾走感溢れる筆致で綴られた、分類不能の「殺し屋」小説。



チルドレン (講談社文庫) チルドレン

  • 『チルドレン』,講談社(単行本)(2004年) 講談社文庫(2007年)
    • こういう奇跡もあるんじゃないか? まっとうさの「力」は、まだ有効かもしれない。信じること、優しいこと、怒ること。それが報いられた瞬間の輝き。ばかばかしくて恰好よい、ファニーな「五つの奇跡」の物語。吉川英治文学新人賞作家、会心の受賞第1作! 短編集のふりをした長編小説です。帯のどこかに"短編集"とあっても信じないでください。



アヒルと鴨のコインロッカー (創元推理文庫) アヒルと鴨のコインロッカー (ミステリ・フロンティア)

  • アヒルと鴨のコインロッカー』,東京創元社(単行本)(2003年) 創元推理文庫(2006年)
    • 引っ越してきたアパートで出会ったのは、悪魔めいた印象の長身の青年。初対面だというのに、彼はいきなり「一緒に本屋を襲わないか」と持ちかけてきた。彼の標的は―たった一冊の広辞苑!?そんなおかしな話に乗る気などなかったのに、なぜか僕は決行の夜、モデルガンを手に書店の裏口に立ってしまったのだ!注目の気鋭が放つ清冽な傑作。第25回吉川英治文学新人賞受賞作。



重力ピエロ (新潮文庫) 重力ピエロ

  • 『重力ピエロ』,新潮社(単行本)(2003年) 新潮文庫(2006年)
    • 兄は泉水、二つ下の弟は春、優しい父、美しい母。家族には、過去に辛い出来事があった。その記憶を抱えて兄弟が大人になった頃、事件は始まる。連続放火と、火事を予見するような謎のグラフィティアートの出現。そしてそのグラフィティアートと遺伝子のルールの奇妙なリンク。謎解きに乗り出した兄が遂に直面する圧倒的な真実とは―。溢れくる未知の感動、小説の奇跡が今ここに。



陽気なギャングが地球を回す (祥伝社文庫) 陽気なギャングが地球を回す (ノン・ノベル)

  • 陽気なギャングが地球を回す』,祥伝社ノン・ノベル(2003年) 祥伝社文庫(2006年)
    • 嘘を見抜く名人、天才スリ、演説の達人、精確な体内時計を持つ女。この四人の天才たちは百発百中の銀行強盗だった……はずが、思わぬ誤算が。せっかくの「売上」を、逃走中に、あろうことか同じく逃走中の現金輸送車襲撃犯に横取りされたのだ! 奪還に動くや、仲間の息子に不穏な影が迫り、そして死体も出現。映画化で話題のハイテンポな都会派サスペンス!



ラッシュライフ (新潮文庫) ラッシュライフ (新潮ミステリー倶楽部)

  • ラッシュライフ』,新潮社(単行本)(2002年) 新潮文庫(2005年)
    • 泥棒を生業とする男は新たなカモを物色する。父に自殺された青年は神に憧れる。女性カウンセラーは不倫相手との再婚を企む。職を失い家族に見捨てられた男は野良犬を拾う。幕間には歩くバラバラ死体登場―。並走する四つの物語、交錯する十以上の人生、その果てに待つ意外な未来。不思議な人物、機知に富む会話、先の読めない展開。巧緻な騙し絵のごとき現代の寓話の幕が、今あがる。



オーデュボンの祈り (新潮文庫) オーデュボンの祈り (新潮ミステリー倶楽部)

  • 『オーデュボンの祈り』,新潮社(単行本)(2000年) 新潮文庫(2003年)
    • コンビニ強盗に失敗し逃走していた伊藤は、気付くと見知らぬ島にいた。江戸以来外界から遮断されている"荻島"には、妙な人間ばかりが住んでいた。嘘しか言わない画家、「島の法律として」殺人を許された男、人語を操り「未来が見える」カカシ。次の日カカシが殺される。無残にもバラバラにされ、頭を持ち去られて。未来を見通せるはずのカカシは、なぜ自分の死を阻止出来なかったのか?卓越したイメージ喚起力、洒脱な会話、気の利いた警句、抑えようのない才気がほとばしる!第五回新潮ミステリー倶楽部賞を受賞した伝説のデビュー作、待望の文庫化。