産業図書「哲学教科書シリーズ」目録リスト一覧




新版 論理トレーニング (哲学教科書シリーズ)

  • 野矢茂樹,『新版 論理トレーニング』,2006年
    • 「論理力を目覚めさせるまったく新しい教科書」として好評を博した『論理トレーニング』が、より読みやすく、より使いやすく、多くの問題を新しくして、「新版」としてヴァージョン・アップ。楽しみながら論理の力を身につけることができる。教科書としてでなく、独習用としても使いやすくなった。



生命倫理学入門 (哲学教科書シリーズ)

  • 今井道夫,『生命倫理学入門 第2版』,2005年
    • 生殖技術,移植医療,遺伝子技術の倫理問題,安楽死,人工妊娠中絶の是非などを,生命倫理学の観点から考え,解決していく筋道を示す。また健康や病気の概念,医学の論理も押さえることにより,入門的でありながら高いレベルの議論に導く。その後の状況の変化や議論の展開を受けて改訂した。



倫理とは何か―猫のアインジヒトの挑戦 (哲学教科書シリーズ)



知識の哲学 (哲学教科書シリーズ)

  • 戸田山和久,『知識の哲学』,2002年
    • 知識を獲得するとは,科学を営むとは,いかなる「現象」なのか。正当化は知識に必要なのか。認知活動の目的は真理に至ることなのか。古典的な「知識の哲学」を解体し,自然現象としての知識を捉える新たな認識論のパラダイムを構築する,意欲的・個性的な教科書。



人間学とは何か (哲学教科書シリーズ)

  • 菅野盾樹,『人間学とは何か』,1999年
    • 人間とは何者なのか,人間としてどう生きるべきか人間のあり方に深く根ざしたこうした問いの知的探求,それが「人間学」という困難ではあるがこの上なく興味深い未完の企てである。「人間学」の可能性を基礎から訊ね,人間の新たな自己了解を模索する。



生命倫理学入門 (哲学教科書シリーズ)



論理トレーニング (哲学教科書シリーズ)

  • 野矢茂樹,『論理トレーニング』,1997年
    • 巷に氾濫する、学問の上っ面を撫ぜるだけの安易な<知の入門書>とは対極にあるこの本、真に知的になるためには基礎からの地道な積み上げしかないことを教えてくれる。それほど本書の中身は、論理を会得するためのステップを一歩ずつ丹念に(そして愛想なく)書き記したテキストに過ぎない。だからこそ第一章の"順接"から終章の"論文を書く"までを着実に読みこなし、練習問題で力を付ければ、高度な論理能力が修得できるのもまた間違いないのだ。レポートで悩む学生から議論の能力を上げたい社会人まで、万人に薦められるこれぞ本物の知の鍛練書



科学哲学 (哲学教科書シリーズ)

  • 小林道夫,『科学哲学』,1996年

    • 近代科学の形成過程から始めて,物理理論の特性を解明し,ついで科学哲学上の様々な立場を紹介しながら科学的相対主義科学的実在論などの現代の科学哲学の主要問題を扱う。



現代哲学 (哲学教科書シリーズ)

  • 門脇俊介,『現代哲学』,1996年
    • 知識論,言語論,行為論の三つの問題系から現代哲学の争点を紹介した,現代哲学への入門書。英語圏分析哲学系の哲学者たちの議論だけではなく,ハイデガー脱構築思想などのヨーロッパ哲学の持つ意味についても明快に記述している。



現代アートの哲学 (哲学教科書シリーズ)

  • 西村清和,『現代アートの哲学』,1995年
    • 現在伝統的な「芸術」は、より曖昧で多彩な「アート」へと拡散しつつあり、従来の美学や芸術哲学の枠組みではもはや対応できない。本書はアートのみならず、キッチュや悪趣味、写真や広告といった大衆消費社会における多様な美的文化を哲学として論じるための、新しいパラダイムの構築をめざす。



記号論理入門 (哲学教科書シリーズ)

  • 金子洋之,『記号論理入門』,1994年
    • 予備知識なしに記号論理を学ぶための入門書。内容を自然演繹の体系に絞り,また最初から述語理論を念頭において叙述を行ったため,きわめてコンパクトであるにもかかわらず,論理学の概要と証明の細かい技法が学べるようになっている。