「新潮新書」目録リスト一覧 351-400 (2010-)
- 391. 春原剛,『核がなくならない7つの理由』,2010年 NEW!!
- 390. 薮中三十二,『国家の命運』,2010年 NEW!!
- 389. 西田浩,『ロックと共に年をとる』,2010年 NEW!!
- 388. 井上章一,『ハゲとビキニとサンバの国: ブラジル邪推紀行』,2010年 NEW!!
- 386. 松原一枝,『文士の私生活: 昭和文壇交友録』,2010年
- 385. 淵邊善彦,『企業買収の裏側: M&A入門』,2010年
- 384. 春日孝之,『イランはこれからどうなるのか: 「イスラム大国」の真実』,2010年
- 今、イランから目が離せない。核開発、開票不正疑惑、大統領の過激発言など、中東発のニュースを独占している。その非妥協的な態度ゆえに、国際社会から孤立しつつも、再建途上のイラクやアフガンを尻目に存在感は増すばかり。しかし、その実像はいまだ不透明なベールに包まれている。核開発の本当の理由、アラブへの近親憎悪、米国への秘めた想いなど、特派員としての取材経験をもとに「中東の大国」の本音に迫る。
- 383. 三井美奈,『イスラエル: ユダヤパワーの源泉』,2010年
- 382. 石光勝/柿尾正之,『通販――「不況知らず」の業界研究』,2010年
- 一八世紀、ベンジャミン・フランクリンが考案したビジネス「通信販売」。それは誕生以来、常に右肩上がりの成長を続けてきた稀有な産業である。不況知らずの秘密はどこにあるのか。「西部開拓時代には、銃も扱っていた」「千趣会はこけしから始まった」「テレビ通販の稼ぎ時は深夜0時」「健康器具にクレームが来ない理由」等々、トリビアを織り交ぜながら業界の歴史と未来を俯瞰。一億総通販時代、必読の一冊。
- 381. 原田実,『もののけの正体――怪談はこうして生まれた』,2010年
- 380. 足立倫行,『難治がんと闘う――大阪府立成人病センターの五十年』,2010年
- 最善で最新の「がん治療」とは何か?医療技術が日々進歩する一方で、氾濫する情報にどう向き合うべきなのか?半世紀にわたって国内トップクラスの水準を誇り、最先端の研究と、徹底的ながん治療を行ってきた大阪府立成人病センター。その第一線の名医たち9名が、がんの種別ごとにわかりやすく解き明かす、がん治療の正しい情報と医療の最前線。がん患者もがんになっていない人も必読の一冊。
- 379. 中川右介,『大女優物語――オードリー、マリリン、リズ』,2010年
- 『ティファニーで朝食を』はマリリン・モンロー主演だったかもしれない。オードリー・ヘプバーン、マリリン・モンロー、エリザベス・テイラー。ハリウッドを代表する三人の大女優に、共演は一度もないが、その運命は思わぬ場面で絡み合っていた。オードリーより先に『ローマの休日』の王女役に名前が挙がったリズ、『ティファニーで朝食を』の主演を熱望していたマリリン----最も華やかな時代の映画界を舞台に、デビュー秘話からスキャンダルまで交えて描き出す、美貌と野望の物語。
- 377. 岡嶋裕史,『ポスト・モバイル――ITとヒトの未来図』,2010年
- 376. 梶原しげる,『即答するバカ』,2010年
- 例1「この仕事頼む」「無理っす」。例2「どうするんだ」「トラスト・ミー」…即答するバカが増えている。いかに効率重視の時代でも、すぐに答えればいいというものではない。口に出す前のちょっとした工夫で、あなたの言葉は「すごい力」を発揮するはずなのだ。身近な話題から芸能界、政界まで、しゃべりのプロが、いまどきの「口のきき方」を総点検。一読爽快、溜飲を下げつつ、実践的な会話の技術も身につく一冊。
- 375. 吉原勇,『降ろされた日の丸――国民学校一年生の朝鮮日記』,2010年
- 374. 中原英臣,『読む人間ドック』,2010年
- 「肩がこる」「腰が痛む」「もの忘れする」。誰でも年齢を重ねれば、体に多少のガタがきても不思議はありません。しかし、「いつもの症状」の背後に実は深刻な病気が隠れているとしたら―。本書では代表的な四十五の自覚症状を取り上げ、意外な病気と治療の最新知識を紹介。危険度の自己判定にも医師の診断にも役立つチェックリストを配しました。安易に見過ごす前に、慌てて病院に駆け込む前に、一家に一冊の必読書。
- 373. 美達大和,『死刑絶体肯定論――無期懲役囚の主張』,2010年
- 哀しい事実だが、犯罪者のほとんどは反省しない。監獄法の改正後、「自由」になった刑務所では、今日も受刑者たちの笑い声が響いている。裁判では頭を垂れるも内輪では「次は捕まらないよ」とうそぶく彼らを前に、何をすれば良いのか。犯罪者を熟知する著者は、彼ら自身を「死」と向き合わせるために「執行猶予付き死刑」を導入せよ、と説く。現役の無期懲役囚が塀の内側から放つ、圧倒的にリアルな量刑論。
- 371. 柴田光滋,『編集者の仕事――本の魂は細部に宿る』,2010年
- 369. 鈴木由紀子,『開国前夜――田沼時代の輝き』,2010年
- 368. 弘兼憲史,『気にするな』,2010年
- 「上司と合わない」「仕事が面白くない」「未来が見えない」等々、人生は暗く捉えればいくらでも暗くなる。でも、どんな経験もそのうち必ず役に立つ。細かいことは気にせず、目先の目標に全力を尽くす。そう考えれば嫌な上司の接し方も変わってくるものだ。----人気漫画家が生い立ちから社会人時代、そして「島耕作」シリーズ等、ヒット作の裏側まで、キャリアを振り返りながら語る。読むと気分が晴れて元気になれる人生論。
- 367. 中嶋聡,『眠れぬ夜の精神科――医師と患者20の対話』,2010年
- 「眠れない」「会社に行くのが辛い」「気がつくと手首を切ってしまう」----さまざまな症状に苦しみ、精神科を訪れる人々。しかし、そこでは実際にどのような「治療」が行われているのか、意外と知られていません。精神科医が、豊富な臨床経験をもとに、診察室でのやりとりを再現。原因は? 治療法は? 薬の副作用は? 誰もが知りたい「心の病」に関する20の疑問に、医師が本音でこたえます。
- 366. 古山和男,『秘密諜報員ベートーヴェン』,2010年
- 365. 林寧彦,『歴史を動かしたプレゼン』,2010年
- 364. 今北純一,『仕事で成長したい5%の日本人へ』,2010年
- 著者は若き日に日本を飛び出し、欧米の組織で三十年以上、個人として生き抜いてきた。その経験から、「自分にとっての本質的な成長のみを見つめよ」と説く。他人と比較している限り「成長願望」は「上昇志向」に、「憧れ」はいつか「コンプレックス」に転じてしまう。チャレンジは正面から受け止め、「自分の問題」として乗り越えていかねば成長の果実は得られないのだ。グローバルビジネスの最前線からのアドバイス。
- 362. 菅野夕霧,『ヤフートピックスを狙え――史上最強メディアの活用法』,2010年
- 現在、日本最強のニュースメディアは「ヤフートピックス」である。ここで言及された商品は爆発的に売れ、地方都市のイベントでも全国的な注目を集めてしまう。逆に言えば、「宣伝費ゼロ円」で話題を作り出すことが可能になるのだ。「ヤフー」へニュースを提供し、「トピックス」への記事掲載経験も豊富なウェブ新聞の編集長が、「誰でもできる話題作りのノウハウ」を開陳する。
- 360. 室谷克実,『日韓がタブーにする半島の歴史』,2010年
- 359. 譚璐美,『中国共産党を作った13人』,2010年
- 358. 竹内久美子,『女は男の指を見る』,2010年
- 本書で明かす事実その1「初対面で、女は男の顔よりも指を見る」。その2「ハゲの男は病気に強い」。その3「自分と違う免疫の型の持ち主ほど、匂いがいい」。その4「ピルは女の勘を鈍らせる」。その5「浮気で得をするのは女である」…数々の実験や最新データをもとに動物行動学で読み解く、「色気」「魅力」「相性」の正体。「遺伝子の企み」がここまでだったとは!次々常識が覆される高揚感あふれる一冊。
- 357. 村井幸三,『お坊さんが隠すお寺の話』,2010年
- 日本人から信心が失われて久しい。それでもお寺は、「葬式仏教」を頼みに、かろうじて生き延びてきた。しかし、葬儀はマンネリ、法外なお布施や戒名料ばかりを要求する一部住職に、檀家さんの我慢は限界寸前。結果、仏教に頼らない葬儀が急増、さらに過疎化や後継者難の影響もあって、地方の末寺は崩壊の危機に......。自業自得の日本仏教に、再生の道はあるのか。お坊さんが黙して語らない、それでも知っておきたい、現代のお寺事情。
- 356. 能勢健生,『ちょっと田舎で暮らしてみたら――実践的国内ロングステイのすすめ』,2010年
- 人生の後半戦、何をして過ごそうか。ありきたりな旅行はつまらない。本格的な移住はリスクが高すぎる。それなら国内ロングステイだ!できるだけ費用をかけず、田舎に一か月限定で住んでみよう。あるときは公民館に、あるときは古民家に。ある夜は友としんみり語りあい、ある夜は村人とわいわい酒盛りを。実践したからこそわかるロングステイの醍醐味とコツを全公開。これぞ大人の究極の愉しみなのだ。
- 355. 松井秀喜,『信念を貫く』,2010年
- 困難にぶつかったとき、迷いが生じたとき、松井はどう考え、どう乗り越えてきたか。愛するニューヨークを去る決断、ワールドシリーズMVPの伏線となった一球、チームの指示に反して手術を回避した理由…野球人生で初めて直面した長く苦しい時期から世界一への道程、さらに、新天地にかける思いを、初公開エピソードを織り交ぜながら綴る。常にぶれない強さを支えるその思考法とは―。
- 354. 川向正人,『小布施まちづくりの奇跡』,2010年
- 353. 楡周平,『衆愚の時代』,2010年
- いつの間にか、この国では偽善的言説が「正論」になってしまった。負担は先送りして「国民のみなさま」にバラマキを約する政治家、セレブ生活を棚に上げて「CO2削減」を訴えるテレビキャスター、「誰もが望んだ仕事につける社会を」と空論を述べる新聞記者…。誰も本当のことを言わないのなら私が言おう、社会人なら心得ておくべき「当然の常識」を。思わず溜飲の下がる、衆愚の時代への鉄槌。
- 352. 武村政春,『おへそはなぜ一生消えないか――人体の謎を解く』,2010年
- 人体は謎に満ちている。生まれたあとは不要な「おへそ」がなぜ消えずにお腹の真ん中に残っているのか?食べる口と呼吸する口はなぜ同じになったのか?なぜ人の赤血球には核がないのか?男に乳首は必要なのか?生物学者が「複製」をキーワードに、人体の巨大な謎から瑣末な疑問にまで次々切り込む。最先端生物科学と大胆な仮説とユーモアが絶妙に結合したサイエンス読み物。そう、人体は謎だらけだから面白いのだ。
- 351. 岡崎大五,『日本の食欲、世界で第何位?』,2010年