「PHPサイエンス・ワールド新書」目録リスト一覧 1-50 (2009-)



東大博士が語る理系という生き方 (PHPサイエンス・ワールド新書)






人はなぜ数学が嫌いになるのか (PHPサイエンス・ワールド新書)






相対性理論から100年でわかったこと (PHPサイエンス・ワールド新書)






なぜ、歩くと脳は老いにくいのか (PHPサイエンス・ワールド新書)

  • 28. 久垣辰博,『なぜ、歩くと脳は老いにくいのか』,2010年
    • 「運動により、老齢マウスの神経幹細胞の分裂は劇的に活性化する」。著者の研究グループが成し遂げたこの新発見により、早歩きなどの運動が脳の老化防止に効果がある理由の一端が解明された。本書はこのメカニズムをやさしく解説するほか、脳にいい食事・悪い食事など、科学的な脳の老化防止策を簡潔に紹介。海馬研究の第一人者である著者が、無理のない新習慣を提案する。



量子力学はミステリー (PHPサイエンス・ワールド新書)

  • 27. 山田克哉,『量子力学はミステリー』,2010年
    • 「誰も見ていないとき、月は存在しないかもしれない」「掌のなかのコインの向きは、表でも裏でもない」…。あまりにも常識からかけ離れた量子力学の考え方。アインシュタインですら、「神はサイコロを振らない」と言って、完全には認めなかったが、多数の実験がその正しさを実証し続けている。本書は「波」の特徴から「シュレーディンガー方程式」「トンネル効果」まで「会話形式」を交えながら丁寧に解説。



生きもの上陸大作戦 (PHPサイエンス・ワールド新書)

  • 26. 中村桂子/板橋涼子,『生きもの上陸作戦――絶滅と進化の5億年』,2010年
    • 今日、私たちが地上で目にするさまざまな樹木、美しい草花、周りを飛びかう虫たち、そして動物たち。こうした豊かな生態系の出発点はいまから5億年前―地球に生物が誕生して33億年、生きものたちが住み慣れた「水圏」を離れ、陸に上がることを決意したときのこと。まずは植物、そして昆虫、脊椎動物が上陸。5億年で5度の大きな絶滅を乗り越え、たくましく進化する生物の一大イベントを活き活きと描く。



父親として知っておきたい理科の常識 (PHPサイエンス・ワールド新書)

  • 25. 目時伸哉,『父親として知っておきたい理科の常識』,2010年
    • 本書は、「理科の基本で、子供が親にたずねることが多そうな疑問」、なおかつ「わかっていないと少し恥ずかしいと思われる疑問」、それでいて「正しく説明するのは難しそうな疑問」を9つ取り上げ、架空の親子の会話形式でほほえましく解説します。例えば、「どーして、夏は暑いの?」(天文・地学のきほん)、「どーして寒くなると風邪を引くの?」(人体のきほん)などがわかります。



土の科学 (PHPサイエンス・ワールド新書)

  • 24. 久馬一剛,『土の科学――いのちを育むパワーの秘密』,2010年
    • 草木が生えている土を手のひらにとり、触ってみよう。軟らかい感触としっとり感。土は、その中に空気や水を含むから、生命を育む。土のパワーの秘密にさまざまな角度から迫り、世界のさまざまな土を紹介。地球は「土の惑星」、地表面を土がヴェールのようにおおう。水から陸へ上がってきた生物が関与し、長い時間をかけて、いのちを育む土をつくってきた。ところがいま、土が急速に消える事態が進行している。



中学受験理科の王道 (PHPサイエンス・ワールド新書)

  • 23. 鎌田浩毅/岸本利久,『中学受験理科の王道』,2010年
    • 理科は暗記科目と思い込んでいませんか?じつは入試問題の理科には、合否のカギを握る解法のノウハウがあります。制限時間内に解く「時間の戦略」、出題者の意図を読む「他人の気持ちを推量する方法」、問題文のポイントをつかむ「長い話のなかで本質を見抜く力」、想定外の事態に困らない「危機回避能力」―もっとも典型的な化学の問題を通して、大人でも役立つ基礎知識と、楽しみながら考える術を本書が伝授します。



エッシャーとペンローズ・タイル (PHPサイエンス・ワールド新書)



不可能を可能にする視力再生の科学 (PHPサイエンス・ワールド新書)

  • 21. 坪田一男,『不可能を可能にする視力再生の科学』,2010年
    • 64歳の女性は、なんと一回の手術で、白内障、高度近視、乱視、老眼が治ったという。また、アルカリ外傷で失明した32歳の男性は角膜再生医療により社会復帰した。目の中にコンタクトレンズを入れる「フェイキックIOL」、角膜内にピンホールを作る「アキュフォーカス・リング」、さらに、急速な広がりを見せている「レーシック」など眼科医療は黎明期を迎えている。近視、遠視、乱視、老眼、さらには失明まで治す最す最先端技術。



物理を知れば世の中がわかる (PHPサイエンス・ワールド新書)

  • 20. 竹内淳,『物理を知れば世の中がわかる』,2010年
    • ヨーロッパサッカーの強さの秘密を「運動量保存則」「正規分布」で解き明かす。さらに、飛行機の原理は「作用・反作用の法則」「ベルヌーイの定理」で、地球温暖化の原理も量子力学でわかる!物理的な思考・知識をもってすれば、世界をとりまく諸問題も解決できる!?本書は、物理学教授が理系アレルギーの読者でも分かるように基本から丁寧に解説。読了後、何気ない日常風景や、ニュースを見る視点が、ガラリと変わることだろう。



粘菌 その驚くべき知性 (PHPサイエンス・ワールド新書)

  • 19. 中垣俊之,『粘菌――その驚くべき知性』,2010年
    • 「知性とは発達した大脳皮質をもつ生きものだけが持てるものである」。この常識に日本人研究者が「待った!」をかけた。脳はおろか、細胞同士をつなぐ神経系もない、単細胞でアメーバ状生物の粘菌が迷路で最短ルートを示し、時間の記憶を持ち、ハムレット的逡巡を見せた後、ある判断をする。立派に知性を持つといえるのではないか!この驚きの結果は、いま世界中で注目の的。知性とはなにか、意識とはなにか、身体とはなんなのか、大きな波紋を投げかけている。



暗算力を身につける (PHPサイエンス・ワールド新書)

  • 18. 栗田哲也,『暗算力を身につける』,2010年
    • 53×57を暗算する方法を知っていますか?10の位は同じで、1の位を足すと10になる2桁の数のかけ算は、3秒ほどで答えが出ます。かつて日本人はこのような暗算の技術に長けていました。本書は、その暗算力の「復権」を目指します。「79+47」「60億÷300万」といった四則演算から3次式まで。誰でも身につく、華麗な暗算の技術を存分にお楽しみ下さい。実は数学的法則の背景も体感できる、奥行きのある一冊です。



原発とプルトニウム (PHPサイエンス・ワールド新書)



知らないと怖い血管の話 (PHPサイエンス・ワールド新書)

  • 16. 高沢謙二,『知らないと怖い血管の話――心筋梗塞、脳卒中はなぜ突然起きる?』,2010年
    • 「え、まさか、この私が?」心筋梗塞脳卒中を起こし、一命をとりとめた患者さんは口を揃える。何の異常も感じることなく元気で過ごしていたのに…。しかし、そんな彼らには共通点があった。そう、血管がとても硬かったのだ。正しい知識だけが、血管の事故を防いでくれる。本書では、世界一の血管博士が最近話題の「中心血圧」や、血管を硬くしないための生活習慣を、余すことなく紹介。血管からのメッセージを読み取る。



脳のなかの匂い地図 (PHPサイエンス・ワールド新書)

  • 15. 森憲作,『脳のなかの匂い地図』,2010年
    • 食欲をそそるいい匂い、果実の爽やかな香り。食べ物は匂いがあるから「おいしさ」も引き立つ。いい香りは心地良さや精神の安定につながる。いやなにおいがすれば逃げ出したくなる。しかし、香りを感じる脳のメカニズムは、長らく分からなかった。なにしろ、数十万種類もの香り分子を脳はいったいどのようにして感じるというのか、大きな壁が科学者の前に立ちふさがっていた。本書は、この謎を解き明かしてゆく近年の驚きと新発見に満ちたドラマを再現する。



ロボットは涙を流すか (PHPサイエンス・ワールド新書)

  • 14. 石黒浩/池谷瑠絵,『ロボットは涙を流すか――映画と現実の狭間』,2010年
    • 機能的・哲学的に難解なロボットの諸問題を、SF映画の話題作を通して分かりやすく論じる。複雑なロボットの骨格を学ぶには『ターミネーター』を、ロボットと我々の間に生じる「哲学的な障壁」の教本は『A.I.』『サロゲート』、C‐3POとR2‐D2はロボットの社会における役割を教えてくれる。果たしてロボットはどこまで人間に近づけるのか?知能ロボティクスの第一人者が考える近未来が見えてくる。



会社の数字を科学する (PHPサイエンス・ワールド新書)

  • 13. 内山力,『会社の数字を科学する――すっきりわかる財務・会計・投資』,2010年
    • 会社に必要なカネを算定・調達する「財務」、カネを管理して明細に報告する「会計」、カネをあるモノにつぎ込む「投資」。会社員が知っておきたい会社の数字について、本当にわかっている人は実は少ない。そこで「科学的カネ理解法」で原理原則を確実に押さえよう。決算書が読めるようになるのはもちろん、自らの仕事に役立つ知識にもなる。さらにカネにまつわる現象について自分で考え、人に説明できるようになる。大人気セミナーを書籍化。



時間はなぜ取り戻せないのか (PHPサイエンス・ワールド新書)

  • 12. 橋元淳一郎,『時間はなぜ取り戻せないのか』,2009年
    • 誰で一度は「過去に戻りたい」「時間よ止まれ」などと夢想したことはないだろうか?だが、考えてみれば、当たり前のように流れるこの時間は、いつ、どのように始まったのだろうか?そもそも、我々の目に見えない“時間”とは一体何なのか?時間の謎を解き明かす鍵は、生命の“意思”にあり、「意思とは何か?」というのも本書の主題である。哲学、物理学が探求してきた永遠のテーマを解き明かす、画期的な思考実験がここに。



はじめてのトポロジー (PHPサイエンス・ワールド新書)



見た目の若さは、腸年齢で決まる (PHPサイエンス・ワールド新書)

  • 10. 辨野義己,『見た目の若さは、腸年齢で決まる』,2009年
    • おなかの中で1.5キロを占め、600兆~1000兆個以上もいる腸内細菌のバランスこそが健康の秘訣。便秘は腸からの「悲鳴に近いメッセージ」で、悪玉菌が増えているという訴え。便秘の人が増えれば大腸がんが増えるのは自明。病気を治療する時代から、予防する時代へ。腸年齢が若ければ、肌はハリやツヤを保ち、脳の衰えが少ない。でも、腸年齢が「実年齢」より老けた人が増えている。腸年齢を5歳若くする方法を伝授。だれでも簡単にできる「腸年齢チェックテスト」付。



学校では教えてくれないオモシロ科学実験 (PHPサイエンス・ワールド新書)

  • 9. 篠原功治,『学校では教えてくれないオモシロ科学実験』,2009年
    • 理科が嫌いだったり苦手な人は、学校時代に科学の本当の楽しさを知らずに過ごしてしまったのではないか。受験のための暗記だけが理科ではない。科学の楽しさは、実験や工作にあるのだ。本書では、身近な材料でできる科学実験、手品、工作の51例を絵と写真入りで紹介。「シャボン玉」「スライム」「静電気」の人気ベスト3をはじめ、「穴が開いているのに水がこぼれないペットボトル」「瞬時に凍るジュース」「五円玉を宙に浮かす」など、大人も思わず目を丸くする。



笑う科学 イグ・ノーベル賞 (PHPサイエンス・ワールド新書)

  • 8. 志村幸雄,『笑う科学 イグ・ノーベル賞』,2009年
    • 「裏ノーベル賞」の異名を持つ「イグ・ノーベル賞」が隠れたブームとなっている。その人気を語る上で欠かせないのが「パロディ性」。「カラオケの発明」がなぜ“平和賞”なのかといえば、「人々が互いに寛容になることを教えた」から。さらに、芳香成分のバニラが牛糞由来と聞けば誰しも目を丸くするだろう。本書はイグ・ノーベル賞で世界をリードする日本人受賞者の取材をもとに、「まず人を笑わせ、そして考えさせる」研究を徹底分析。



破られた対称性 (PHPサイエンス・ワールド新書)



動物たちの反乱 (PHPサイエンス・ワールド新書)

  • 6. 河合雅雄林良博(編著),『動物たちの反乱――増えすぎるシカ、人里へ出るクマ』,2009年
    • 国の森林皆伐計画によって繁殖力が強化され、森林の土壌に大きな影響を与えるまでに増えたシカ。数年に一度大量出没するクマ。食物だと認識していなかった人間の農作物を、採食し始めたニホンザル。神戸市内でゴミをあさるイノシシ…。かつて人と動物の“入会地”であった日本の里山は、今や野生動物の領有地となっている。その原因は何か?人と動物と森のあるべき姿とは?世界的サル学者と専門家たちが、日本の動物の現実に迫る。



数学が歩いてきた道 (PHPサイエンス・ワールド新書)

  • 5. 志賀浩二,『数学が歩いてきた道』,2009年
    • 数学とはいかなる精神の下で誕生したのか。数学者たちはいったい何を追い求めてきたのか。古代ギリシア人が円周率πやルート2といった数の神秘に出会ったときの驚きと衝撃は、いかほどのものであったか。またそれは、後世にいかに引き継がれたのか。デカルトオイラーニュートンライプニッツといった多彩な顔ぶれは、数学が直面する無限や時間の問題といかに格闘したのか。2000年有余の数学の歴史を、人間精神の歩みとして、その足跡を辿っていく。



寿命はどこまで延ばせるか? (PHPサイエンス・ワールド新書)

  • 4. 池田清彦,『寿命はどこまで延ばせるか?』,2009年
    • 生物は死ぬのが当たり前、と考えるのは間違っている。最も原始的な生物であるバクテリアやアメーバは基本的に死なない。ではなぜ、ヒトに寿命はあるのか?じつは単細胞生物から多細胞生物への進化が、死すべき運命をもたらしたのだ。本書は、生物学者の視点から、寿命や老化の仕組みについて分かりやすく解説。不老不死が無理でも、遺伝子組み換えやクローン技術によって、ヒトの寿命を延ばすことは可能なのか?長寿社会の未来を空想する。



環境を知るとはどういうことか (PHPサイエンス・ワールド新書)



なぜ飼い犬に手をかまれるのか (PHPサイエンス・ワールド新書)

  • 2. 日高敏隆,『なぜ飼い犬に手をかまれるのか――動物たちの言い分』,2009年
    • 大雪渓の雪の上を一生けんめい歩いている小さな黒い虫たち。彼らはどこからきて、どこへいこうというのか。雪の上に食べものはあるのか。日本を代表する動物行動学者である著者は、少年のころより生きものや自然とふれあいながら、じつにたくさんの疑問を胸のうちにためてきた。身近な犬や猫の行動から、チョウやホタル、さまざまな虫たちの行動まで、深い関心を寄せ、疑問を解いていこうとする珠玉のエッセイ集。



あなたにもわかる相対性理論 (PHPサイエンス・ワールド新書)