社会学の比較的一般的な入門書・教科書・事典
社会学の入門書や教科書、それから事典・辞典のうち、「◯◯の社会学」のような領域を限定したものではなく、社会学を勉強・研究する人一般に比較的関係しそうなものを、刊行が新しい順に並べてみました。随時更新します。
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2010年
- 市野川容孝,『ヒューマニティーズ 社会学』,岩波書店,2010年 NEW!!
- パオロ・マッツァリーノ,『13歳からの反社会学』,角川書店,2010年
- この世を正しくするな!面白くしろ!!世の中の真実はデータと現実の中間にある。社会や情報を見るためのヒントを、くだらない(とされる)ことをマジメに考える「反社会学」で学ぶ特別講義。「これから」を作る学問!!
- 伊藤公雄(編),『コミュニケーション社会学入門』,世界思想社,2010年
- グローバル化/メディア社会の深まりのなかで、ますます問われるコミュニケーション能力。私たちに「相互理解」は可能なのだろうか? 社会の原点にある人と人との関係から説き起こす、斬新なテキスト。各章にエクササイズ、読書案内を付す。
- 現代位相研究所(編), 『フシギなくらい見えてくる! 本当にわかる社会学』,日本実業出版社,2010年
- 武川正吾/数土直紀/赤川学(編),『社会福祉学習双書2010 12 社会学』,全国社会福祉協議会,2010年
- 片桐新自/永井良和/山本雄二(編),『基礎社会学 新訂第2版』,世界思想社,2010年
- 赤坂真人,『基礎社会学 増補改訂版』,ふくろう出版,2010年
- 三上剛史,『社会の思考――リスクと監視と個人化』,学文社,2010年
- 金菱清,『体感する社会学――Oh! My Sociology』,新曜社,2010年
- 社会学ってなんなのさ?世の中のウソ・ホントをうたがうセンスを身につけよう。世の中のウラ・オモテをひっくり返してみたらどうなる?日常のデキゴトを皮膚感覚で「わかる」にはどうやって?常識と思い込みで固まった脳をシャッフルするために、性・悪夢・予言・魔力…と少々危ない橋を渡ります。何を話そうか迷っている先生、飽き足りない学生のあなたにおすすめのぶっとび新感覚テキスト。
- 田中義久(編),『触発する社会学――現代日本の社会環境』,法政大学出版局,2010年
- 臓器移植や高齢者福祉、ドメスティック・バイオレンスの問題から、観光や性の越境、メディアの権力性と公共性、コミュニティの変容などにわたって社会学的発想を触発し社会学を主体的に実践する糸口を提供する―。
- 森岡清志,『社会学入門――基礎概念とその展開』,放送大学教育振興会,2010年
- 早坂裕子/天田城介/広井良典(編),『社会学のつばさ――医療・看護・福祉を学ぶ人のために』,ミネルヴァ書房,2010年
- グローバルな視野とジャパンオリジナルの視点とを提示しつつヒューマンケア職の気づき、目覚め、旅立ちを誘う挑戦的テキスト。
- 浅野智彦,『考える力が身につく社会学入門』,中経出版,2010年
- 社会福祉士養成講座編集委員会(編),『新・社会福祉士養成講座3 社会理論と社会システム――社会学 第2版』,中央法規出版,2010年
- 新試験に対応した「出題基準」完全準拠(2009年6月公表)。
- 流通経済大学社会学部入門書編集委員会(編),『社会学は面白い!――初めて社会学を学ぶ人へ』,流通経済大学出版会,2010年
2009年
- 長谷正人/奥村隆(編),『コミュニケーションの社会学』,有斐閣,2009年
- 金子勇,『社会分析――方法と展望』,ミネルヴァ書房,2009年
- 北川隆吉(監修),浅野慎一(編),『現代社会論への社会学的接近』,学文社,2009年
- 武山梅乗/呉炳三,『社会学の扉をノックする』,学文社,2009年
- 高校生のための社会学編集委員会,『未知なる日常への冒険――高校生のための社会学』,ハーベスト社,2009年
- 関東学院大学人文学会社会学部会(編),『社会研究のプロファイル』,ハーベスト社,2009年
- 稲葉振一郎,『社会学入門――〈多元化する時代〉をどう捉えるか』,日本放送出版協会,2009年
- 後藤隆,『集まりの学としての社会学』,光生館,2009年
- パオロ・マッツァリーノ,『続・反社会学講座』,ちくま文庫,2009年
- 酒井泰斗/浦野茂/前田泰樹/中村和生(編),『概念分析の社会学――社会的経験と人間の科学』,ナカニシヤ出版,2009年
- 「概念分析」とは規範の分析にほかならない。多彩なトピックにおいて、各分野で重視される概念の用法を具体的に分析。そこから社会を成り立たせるシステムの一面をあぶり出した、エスノメソドロジー研究の新展開。
- 武川正吾/数土直紀/赤川学(編),『社会福祉学習双書2009 12 社会学』,全国社会福祉協議会,2010年
- 久門道利(編),『社会福祉士シリーズ3 社会学 社会理論と社会システム』,ナカニシヤ出版,2009年
- 小川英司,『新装 行為と認識――社会学方法論入門』,いなほ書房,2009年
- 社会福祉士養成講座編集委員会(編),『新・社会福祉士養成講座3 社会理論と社会システム――社会学』,中央法規出版,2009年
- 宮本孝二,『社会理論25講』,八千代出版,2009年
- 『ギデンズの社会理論』の著者が、人間と社会の本質についての独自の視点に基づいて、行為・相互行為から構造・変動に至る社会理論に全体像を描き出す。多様な社会理論を学ぶのに最適なテキスト。
- 濱口晴彦,『現代社会学のトピックス3 自立と共生の社会学――それでも生きる理由』,学文社,2009年
- 共生を基礎とし、自立を目的に生きるために何が必要か。自立と共生の遠近法を、家族、働くこと、生活支援、セクシュアリティなどの具体的な場面に応用し考察する。
- アンソニー・ギデンズ,松尾精文/小幡正敏/西岡八郎/立松隆介/藤井達也/内田健(訳), 『社会学 第五版』,而立書房,2009年
- 新明正道/『社会学辞典』復刻版刊行会(編), 『社会学辞典 復刻・増補版』,時潮社,2009年
- 本辞典は、アジア・太平洋戦争末期の1944年8月に「社会学的認識の普及と徹底」を目的とし、「わが国の社会学界が前進してやまないことを示す一標識たりうる」ことを念願して出版されました。単に諸項目を五十音順やアルファベット順に配列した社会学辞典とは異なり、体系的・総合的に構成し、項目相互間の関連性を重視し、各項目を体系的に位置づけ、そのうえ充実した事項・人名索引を作成することによって、それ自体として五十音順の社会学辞典としての機能を有しています。戦後さまざまな特徴をもつ社会学辞典が出版されていますが、本辞典のように体系的に整備された社会学辞典はいまだ出版されていません。粗雑な用紙の本書は、すでに使用に耐えません。初版の劣化を憂慮して、この「不朽の名著」を増補し、復刻しました。(本書に登場する「近時の社会学者」生没年表を補訂)。
- 宇都宮京子, 『よくわかる社会学 第2版』,ミネルヴァ書房,2009年
2008年
- 庄司興吉,『社会学の射程――ポストコロニアルな地球市民の社会学へ』,東信堂,2008年
- 干川剛史,『現代社会と社会学』,同友館,2008年
- 玉野和志(編),『ブリッジブック社会学』,信山社,2008年
- 宮台真司, 『14歳からの社会学――これからの社会を生きる君に』,世界文化社,2008年
- 橋爪大三郎,『橋爪大三郎の社会学講義』,ちくま学芸文庫,2008年
- 富永健一,『思想としての社会学――産業主義から社会システム理論まで』,新曜社,2008年
- 久門通利/小原昌穹/齊藤幹雄/杉座秀親/石川秀志/宮島直丈/菊池真弓,『スタートライン 現代社会の諸相――社会学の視点』,弘文堂,2008年
- 米林喜男/渋谷優子(編),『新体系看護学全書 基礎科目 社会学』,メヂカルフレンド社,2008年
- 松田健,『テキスト現代社会学 第2版』,ミネルヴァ書房,2008年
2007年
- 友枝敏雄,『新版 社会学のエッセンス――世の中のしくみを見ぬく』,有斐閣アルマ,2007年
- 西原和久/保坂稔(編),『入門 グローバル化時代の新しい社会学』,新泉社,2007年
- 島村忠義/岡元行雄/豊田加奈子/板橋真木子,『新版 教養の社会学――精選された基本の知識を易しく述べる』,川島書店,2007年
- 小川信彦/山泰幸,『現代文化の社会学入門――テーマと出会う、問いを深める』,ミネルヴァ書房,2007年
- 友枝敏雄/山田真茂留(編),『Do! ソシオロジー――現代日本を社会学で診る』,有斐閣アルマ,2007年
- 碓井粔,『社会学――原典で読む「規格化」と「多様化」』,ミネルヴァ書房,2007年
- 安立清史/杉岡直人,『新・社会福祉士養成テキストブック14 社会学』,ミネルヴァ書房,2007年
- 土井文博/萩原修子/嵯峨一郎(編),『はじめて学ぶ社会学――思想家たちとの対話』,ミネルヴァ書房,2007年