「文春新書」目録リスト一覧 701-750 (2009年-2010年)






帝国陸軍の栄光と転落 (文春新書)

  • 750. 別宮暖朗,『帝国陸軍の栄光と転落』,2010年
    • 日露戦争で頂点に立ちながら、昭和に入るや派閥抗争と下克上をくりかえし、ついには無謀な戦争により瓦解した帝国陸軍。この典型的な日本型組織の欠陥はいったい何だったのか。参謀本部の役割、海軍との確執、統帥権問題の本質等、欧米の軍隊と比較しながら失敗の本質を問う画期的な書。



イチロー・インタヴューズ ((文春新書))

  • 749. 石田雄太,『イチロー・インタヴューズ』,2010年
    • シアトルでのデビュー戦、首位打者、リーグMVP、メジャー記録262安打、WBC連覇から、不調にあえぐ苦悩、弓子夫人の献身、日の丸に寄せる想いまで―。渡米が決定した2000年秋から2010年シーズン直前までの全100時間超のインタヴュー。イチローのすべてがここにある。



明日のリーダーのために (文春新書)



JAL崩壊 (文春新書)



源氏物語とその作者たち (文春新書)

  • 746. 西村亨,『源氏物語とその作者たち』,2010年
    • 原稿用紙に換算して二千五百枚にもなる長大な物語を、本当に紫式部が一人で書いたのか―文体や登場人物の扱いなどに着目し、錯綜する展開を解きほぐすことで見えてきたのは、光源氏死後の話である「宇治十帖」のみならず多くの部分が、読者によって自由に加筆や修正が行われ「成長」していった事実だった―。



名文どろぼう (文春新書)



「田島道治日記」を読む 昭和天皇と美智子妃 その危機に (文春新書)



先の先を読め (文春新書)



平成皇室大論争 皇太子と雅子妃の運命 (文春新書)



徳川家が見た幕末維新 (文春新書)

  • 741. 徳川宗英,『徳川家が見た幕末維新』,2010年

    • ペリー来航から十五年で幕府は倒れた。しかし「賊軍」の藩主らは一人も殺されず慶喜は後に公爵に叙せられる。大転換期の決断力とは。徳川家から見ると幕末維新は一層面白い。



マイルスvsコルトレーン (文春新書)

  • 740. 中山康樹,『マイルス vs コルトレーン』,2010年

    • 二人なくして、現代ジャズなし―。同じ年に生まれ、同じバンドで競いあった両雄の出会いと別れ、交錯する生涯。巨星の軌跡と光芒を克明に追う待望の力作評伝。不世出の革命児は、こうして創られた。



ネットの炎上力 (文春新書)

  • 739. 蜷川真夫,『ネットの炎上力』,2010年

    • 魔物か、救世主か。「毎日新聞変態ニュース」事件で、世を震撼させたJ‐CASTニュースの正体は?新聞記者から転じた筆者が、初めて明かすネットニュースの驚くべき内幕とまったく新しいビジネスモデル。



自分をデフレ化しない方法 (文春新書)

  • 738. 勝間和代,『自分をデフレ化しない方法』,2010年
    • モノの値段が下がり続けるデフレが、私たちの生活を直撃している。デフレ不況から身を守るスキルをどう身につけるか。お金の貯め方は?働き方は?人生設計は?反デフレ運動の口火を切った人気経済評論家が完全指南する。



農協との「30年戦争」 (文春新書)

  • 737. 岡本重明,『農協との「30年戦争」』,2010年
    • 目先の補助金だけが頼りの農民。票欲しさに金をばらまく政治家。無責任な言説を繰り返す評論家。それぞれが農業の惨状を招いた戦犯だが、中でも最大の元凶は組織防衛に走り、あらゆる改革に背を向けてきた農協である。誰も書けなかった巨大組織の「闇」。愛知県渥美半島で、日本最大の農協に挑み続けた農民の怒りの告発。



ドル暴落後の日本 新・マネー敗戦 (文春新書)

  • 736. 岩本沙弓,『新・マネー敗戦――ドル暴落後の日本』,2010年
    • 金本位制を捨て、ペーパーマネー化することで、米国は未曾有の繁栄を謳歌した。バブルを引き起こしては破裂させ、資金を自国に還流させる仕組みを作り上げたのだ。今、「百年に一度の危機」に際して、彼らはドルを刷りまくり、究極の借金棒引き策に出ようとしている。つねにドルに隷属してきた日本の運命は。



天才 勝新太郎 (文春新書)

  • 735. 春日太一,『天才 勝新太郎』,2010年
    • 座頭市」と豪快な勝新伝説で知られる勝新太郎。本書は映画製作者としての勝とその凄まじい現場をスタッフの証言を元に再現し、繊細すぎる実像を浮き彫りにする。純粋さが加速させる狂気のノンフィクション。



謎の渡来人 秦氏 (文春新書)

  • 734. 水谷千秋,『謎の渡来人 秦氏』,2009年

    • 古代最大の人口を誇る氏族は、最高の技術者集団!政治や軍事には関わらず、織物、土木、酒造、流通など殖産興業に力を発揮。先端テクノロジーで古代国家の基盤をつくった民の素顔とは。



インフルエンザ21世紀 (文春新書)

  • 733. 瀬名秀明,鈴木康夫(監修),『インフルエンザ21世紀』,2009年
    • 防疫の最前線を紹介しつつ、ウイルスの正体、変異のメカニズムから、危機管理のあり方、我々の意識の持ち方まで、広範な専門家に取材してウイルスと人間社会の明日を見据えた著者渾身の一冊。



なぜ闘い続けるのか 不屈の「心体」 (文春新書)



「阿修羅像」の真実 (文春新書)



鳩山一族 その金脈と血脈 (文春新書)

  • 730. 佐野眞一,『鳩山一族 その金脈と血脈』,2009年
    • 民主党の初代首相になった鳩山由紀夫。四代続く政治家一族であり、80億円を越える資産を誇る。そのルーツと実像を詳らかにする。鳩山由紀夫という「宇宙人」宰相の誕生は、この国に光明をもたらすのか、それとも厄災をもたらすのか。その答えのヒントはすべて、鳩山家百五十年の血脈と金脈の歴史の中に埋まっている。



新版 クラシックCDの名盤 演奏家篇 (文春新書)



ダイエットの女王 (文春新書)



金融恐慌とユダヤ・キリスト教 (文春新書)



司馬遼太郎 リーダーの条件 (文春新書)



神様は、いじわる (文春新書)

  • 725. さかもと未明,『神様は、いじわる』,2009年

    • 漫画家、TVタレントとして活躍中のある日、突然の難病の宣告。何にもなくとも人は生きていけるというポジティブ境地にたどりつくまでのこころの軌跡。



代償的自己を生きる 「いい人に見られたい」症候群 (文春新書)

  • 724. 根本橘夫,『「いい人に見られたい」症候群――代償的自己を生きる』,2009年
    • 「偽りの自分」を生きていると感じる―。「期待されている自分像」を懸命に演じながら、一方で、「本当の自分」は別にいるはずと悩む人に贈る、人生を「自分の人生」として実感できる方法。



生命保険のカラクリ (文春新書)

  • 723. 岩瀬大輔,『生命保険のカラクリ』,2009年
    • 日本の全世帯の9割が加入し、「住宅についで、人生2番目に大きな買い物」といわれる生命保険。1000万円近い「買い物」をしているのに、加入者はあまりにその仕組みや内訳を知らされていないのではないか?

従来、藪の中だった「生命保険のカラクリ」を、ネット生保の副社長が明快、解き明かす。かけ捨ては損ではない、保険料はどこも同じではない、保険にボーナスはない、途中でやめたら損とは限らない、などなど、セイホの常識をくつがえし、生命保険会社の舞台裏から、「保険にかしこく入るための7か条」まで。生命保険に入っている人、入ろうと考えている人、さらに保険業界で働く人、セイホに関わるすべての人たちのための「必読の書」。



すきやばし次郎 鮨を語る (文春新書)

  • 722. 宇佐美伸,『すきやばし次郎 鮨を語る』,2009年
    • 「今が生涯で一番、鮨を握っている数が多い」と八十四歳の小野二郎は言う。七歳の時に奉公に出され、小学生ながら出張料理を任されたという半生には、今や失われつつある美しい日本人の姿がある。世界最高峰の職人が語る箴言の数々。



がん再発を防ぐ「完全食」 (文春新書)

  • 721. 済陽高穂,『がん再発を防ぐ「完全食」』,2009年
    • 日本人の2人に1人ががんになり、3人に1人ががんで命を落とす時代。がんになったら何を食べればいいのか、何を食べてはいけないのか――。執刀4000例のベテラン外科医が実践する<がんになった人のための食事=わたよう式8原則>が、早期がんの段階をすぎた「進行がん」の患者さんの6割強に効果をあげている。がんと食事、どんな食事ががんを作るのか、わたよう式食事療法の実践法と効果、化学療法との併用、がんから生還した患者さんの体験談まで、その全貌が1冊でつかめる画期的書。がんを予防したい人のためのアドバイスも掲載。



中島敦「山月記伝説」の真実 (文春新書)

  • 720. 島内景二,『中嶋敦「山月記伝説」の真実』,2009年
    • 教科書の定番「山月記」を残して夭折した悲劇の天才、中島敦。実は当時、複数の大物作家が同じ説話を元にした作品を発表していた。なぜ無名の作家の「山月記」だけが生き残ったのか。そこに隠された真実とは。



ぼくらの頭脳の鍛え方 (文春新書)



愚の力 (文春新書)

  • 718. 大谷光真,『愚の力』,2009年
    • 法然聖人が提唱し親鸞聖人が実践した「愚者」という生き方は、わたしたちに多くのヒントを与えてくれる。「愚」をキーワードに、西本願寺24代門主が、わかりやすく説く宗祖・親鸞の教え。本書は、まるで末法の時代の人々のように、不安の日々を暮らす現代人にとっての人生の書である。



民主党が日本経済を破壊する (文春新書)



1980─2009 完本 紳士と淑女 (文春新書)

  • 716. 徳岡孝夫,『完本 紳士と淑女 1980-2009』,2009年
    • オピニオン誌「諸君!」の巻頭を飾る名物匿名コラム「紳士と淑女」は一九八〇年一月号より連載が始まった。爾来三十年、時流におもねらず、深い洞察力とジャーナリスティックなセンスで数々の名文を書き続けた筆者は、雑誌の休刊にともない、ついに自らの名とがん闘病を明らかにした。30年に及ぶコラムから263本を精選。



人事部長から学生へ 就活って何だ (文春新書)

  • 715. 森健,『就活って何だ――人事部長から学生へ』,2009年
    • 世界不況の影響で厳しさを増す就活。ネットで飛び交う情報の何が真実か。いったいどうすれば勝ち抜けるのか。超人気企業の人事部長が「面接の裏」「本当に欲しい人材」「仕事とは何か」を本気で語った究極の就活バイブル。



エコノミストを格付けする (文春新書)



55人の魂の記録 昭和の遺書 (文春新書)



中国共産党「天皇工作」秘録 (文春新書)



父が子に教える昭和史 (文春新書)



40年代の昭和 ユリ・ゲラーがやってきた (文春新書)



躾けと嗜みの教科書 明治人の作法 (文春新書)

  • 709. 横山験也,『明治人の作法――躾けと嗜みの教科書』,2009年
    • 普段、私たちが何気なく行っているお辞儀の角度。こうした作法の基本は実は、明治時代に旧文部省によって形作られたものだった。古い作法書の研究によって見えてきた日本人の作法の真髄。



2011年 新聞・テレビ消滅 (文春新書)



農民になりたい (文春新書)

  • 707. 川上康介,『農民になりたい』,2009年

    • しんどい、貧しい、カッコ悪い…そんな農業の印象が変った―。就農説明会には若い世代が列をなし、メディアも頻繁に農業特集を組む。収入が激減しても、「今が幸せ」な「脱サラ農民」たちの理想と現実。



私が見た21の死刑判決 (文春新書)

  • 706. 青沼陽一郎,『私が見た21の死刑判決』,2009年

    • 重大犯罪を犯した被告たちはいったいどんな人間で何をしたのか?長年刑事裁判を見続けてきた著者が法廷で見た極刑犯たちの素顔。誰もが裁判員に選ばれる時代に必読の書。



歌舞伎町・ヤバさの真相 (文春新書)

  • 705. 溝口敦,『歌舞伎町・ヤバさの真相』,2009年

    • 欲望・エロス・犯罪の都は、いかに生まれ、どこに向かうのか。恐怖の根源をたどり、歓楽の核心・我われの心性に迫る。六百メートル四方の「世界一ヤバい街」の正体とは―。



世界奇食大全 (文春新書)

  • 704. 杉岡幸徳,『世界奇食大全』,2009年

    • 土のスープ、紙、メダカの佃煮から猛毒のフグの卵巣、パイナップル茶漬けまで。伝統食品あり、新顔あり。制御不能。悶絶必至。ヒトの業と知恵の深さを実感する珍グルメ全集。



『神々の乱心』を読み解く 松本清張の「遺言」 (文春新書)



漢字の相談室 (文春新書)

  • 702. 阿辻哲次,『漢字の相談室』,2009年

    • しんにょうの点は一つか二つか、新しい漢字を創作することはできるのか?小学生から戦前の教育を受けた御老人まで、日ごろの疑問に漢字の権威が責任を持ってお答えします。



「日本人力」クイズ (文春新書)

  • 701. 清野徹現代言語セミナー,『「日本人力」クイズ』,2009年
    • 7割正解で「日本人」合格、5割正解で「日本人」候補、3割正解で「日本人」失格。テレビに毒され、頭が溶けてしまいそうな皆さん、このクイズを一冊とけば、堂々と立派な日本人を名乗れます。「ドッキリTV語録」の清野徹が最後に贈る「日本人への遺産」。