社会システム論 第13回
最終回なのに、いや最終回だからこそ、あえて話にオチをつけない! 学問は、学べば学ぶほど広がっていくよ。終わりなんかないよ。という気持ちで、ここに来て、ルーマンの機能論とフレーゲの関数論の比較をやらかす。
以下、レスポンスカードより。
- 8000字レポ、なかなか難を極めてます。“クソッ! クソッ!”って感じです。自分の興味ある話題だからと言って早く書けるかって言ったら違うんですね。人に伝えるって難しいです。でも興味ある話題は楽しいことには間違いないです。この授業で初めて知りました。
- 関数の例えはおもしろいと思った。私も納豆は好きです。先生が何かしゃべったあとに「へへへっ」と笑うのがおもしろかった。
- 社会科学の中で数学を使う場合が少なくないように感じた。自然科学においても領域によっては数学は手段として利用していても、論理的な追求を行なったり、哲学的な見方から考える場合が少ないところもある。
- 今書いているレポートもそうだけど授業も多くの観点から見ることが大切であるということがわかりました。ただ、今まではそういった風に見ていなかったのでレポートがうまくかけているか不安です。
- 面白かったです。ありがとうございました。
- 社会システム論はすごく難しそうな講義をするのかなと思っていたのですが、とてもおもしろい講義で、15回があっというまでした。
- 人文系の講義で、こんなに数学みたいな内容をやるとは思いませんでした。感想としては毎回の進み方がとてもよく、聞いていやすいと思いました。
- 抽象って難しいと、レポートを書いてみて、今日の授業を聞いて、改めて思いました。“新しい発見”もなかなか見つからないです(泣)。/(授業全体)説明はたぶんわかりやすいんですが、内容が難しくノートが取りにくかったです。レポートの書き方の資料は、これからも大切に使いたいと思います。ありがとうございました。
- いいレポートになるよう頑張ります!
- 「社会システム論」を受けて、最も印象に残ったこと。それは、社会学において、人間は例えば自分の欲求など、いつも何かに支配されていると考えるため、「自由」は非常に難しいということである。先生の講義では、初めて知った考え方が多く、発見の連続だった。/私は今まで、「大学に行ったら社会学を勉強したい!」と漠然と考えているだけで、具体的なことは何もしていませんでした。ところが、社会システム論を受講して、社会学に関する様々な本を読むようになりました! 〇〇課程では社会学を学ぶことはできないけど、自分で勉強していくことに決めました☆ その際、いろいろな分野の勉強もします。三谷先生はいろんな意味で初めて見た先生でした(笑)。大学院のことなど、教えてくださり、ありがとうございました。また相談にのってください。幸せな家庭を築いてください。
- 人文総合演習Aを履修していた友人や先輩から、三谷先生のことをよく聞いていたので、最初は、「あーそんな厳しい先生なの??」と思っていたのですが、実際そうでもなくて(笑)、ゆるーい感じで良かったです。レポートがんばります。
- 現在約3500文字。調べれば文献はたくさんでてくる。いくらでもでてくる。そして深みに嵌ってゆく。
- 楽しかったです。一回目よりもよりわかりやすく、たのしくできました。ありがとうございました。
- 内容が難解な物だった。頼り過ぎかもしれないが、理解を助けるプリントなどがあったら嬉しいかな、と思った。/今期の「社会システム論」講義お疲れ様でした。レポート採点、その他の色々な仕事等、頑張って下さい。
- 「学問に終わりがない」と言っていたのが印象に残った。授業を聞きながら、本当に莫大な学問の一端に触れさせていただいたが、これからも様々な角度で自分も学んでいきたいなと思えた。
- 担当する人が穏やかだと講義室がとても居心地良くなるものですね。ありがとうございました。
- 総合教育棟1階にレポート提出ボックスを来期から設けてはいかがですか?
- 高校とか大学でも、こういう授業は受けたことはなかったのでとてもおもしろかったです。まだレポートおわってないですが、がんばろうと思います。
- この授業では、一般的に必要な教養を学ぶことができたと思います。私は歴史学というか、比較的最近の歴史について調べていますが、やっぱり先生の言う通りで、歴史と言っても戦争史・法制史・経済史的な面からだけでなく、社会史であり女性史など、さまざまな面を知らないといけないな、と最近よく思います。私は、ある政党の幹部の考え方の違いに興味をもって少し調べていますが、そこにも今回学んだ比較の仕方、枠組みの設定が必要であって、とても大事なことを学べたと思います。半年間ありがとうございます。
- 最後の倫理学に関する説明がいまいち理解できなかったのが残念です。これからは何かしら授業を受けた時、何かおかしいと思ったら、うのみにせずに疑ってかかろうかと思います。
- 今回の関数的等価の話は、とても面白かったです。機能的等価と言われると、ピンとこなかったけど、例を挙げて、説明していただけたので、分かりやすかったです。レポートを書く上での参考にもなりました。この授業全体を通して、最初の方の「社会学の流れ」のような話は、よく分からなかったのですが、各々の理論に対して、具体的な事柄を例示して説明していただけた部分は、とても興味深く面白く聞くことが出来ました。