2月14日の日記

  • 「レポートの書き方」の回で、「タイトルは最後につけよう!」と言ったし、そう書いたプリントも配った。もちろんその意味は、文章を完成させてから、その内容を適切に示すタイトルにしよう、ということなわけだが(そしてそのことは授業の中でも説明したのだが)、少数ながら、文章の最後にタイトルを書いている人がいる。以前の非常勤でもそういう人が続出したので、その例も挙げながら、「そういう意味ではない」とも明言したのに。うーん、なんというか、そこらへんは常識も働かせてくださいね。

 

  • たった今まで、アニエス・ベーはagnis bと書くのだと思っていた。上のチョンはアクサングラーヴなのね。正しくはagnès b。いやその、パロディで『アグニの舌』というタイトル(何の?)を思いついて念のため調べたら判明したわけです。いや恥ずかしい。

 

  • レポートの最初の方に、対象の「定義」を書く人がいる。多くはWikipediaや教科書からの引用である。おそらくは、自分の言葉遣いの正統性に自信が持てないのだろう。しかしほとんどの場合、議論の本体とうまく接続できておらず、「浮いた」感じになってしまっている。こういう人は考え違いをしている。自分の言葉遣いに正統性を与えるのは、そのあとで展開される自分の議論だけだ。自分の議論にとって必要な限りで、自分の議論にとって適切な定義こそが、その議論の中で正統な定義なのだ。もっというと、最初に定義が必要かどうかも、そのあとの議論の展開次第で変わってくることである。

 

  • 久しぶりに自宅にNHKが来た。契約しにきた、というのだが、ドア越しに「うちにはテレビありません」だけで、「そうですか」的にお帰りいただけた。「そんなこと言わないでお願いしますよ〜」とか言われた数年前が懐かしい(笑)。

 

  • さっきからキーボードの「a」が押しっぱなし(のときに起こる症状。実際には押されていない)になっていて、「あああああああああああああああああああああああ」とかずっと入力されていて閉口したのだが、結局原因不明のまま直った。ただ、直そうと思って「a」のキーカバーをはずしていろいろしたために押した感触が変になった。くそっ。(←一晩寝たけど、全然直ってねえ!なんなんもう!)

 

  • 今日は茶色いものを食べる日だと聞いたので、カレーを作った。しかも昼と夜の二食!(普段は一日一食しか食べない。)ちょっとイベント的なものを重視しすぎかもね!