朝バナナダイエットの件

巷で朝バナナダイエットなるものが流行っているらしい。らしい、というのはテレビとか観てないのでよくわからないからだが、さて。
正直言って、やせるために何かを食べようとする人がいることがよくわからない。食べたら太るに決まっているじゃないか。やせるには食べないこと、これ以外にはない(運動量を増やさない=食生活以外を変えないなら)。
2か月で7キロ落とし、現在も体重が減り続けている私に言わせれば、手軽に食べられるので朝バナナとかいうのは根本的に間違っている。食べるのが手軽、というのは太るのも手軽ということだ。ダイエットでやるべきことはただ一つ。食べるのが面倒な状況をつくることだ。たとえば食材の買い置きをしない。冷蔵庫に何かすぐ食べられるものが入っていたり、戸棚にカップラーメンが入ったりすると、私は手当たり次第に食べてしまう。なので、冷蔵庫には、調理しないと食べられないような野菜とかしか入っていない。食べるためには30分は料理しないといけないので、面倒くさがり屋の自分は食べるのを諦めてしまい、その結果体重が落ちる。
食べるのを面倒にするという点では、米よりパスタの方がいい。米はついつい2合とか炊いてしまって、ついつい2合食べてしまったりする。食べきれなければしばらく保存できるという米の性能が、この甘えを生む。しかしスパゲティは茹でたてでないと食べられたものではないので、保存がきかない。そのため安易に多く茹でられない。反面、多く茹でてしまうと全部食べないと!と思って食べ過ぎてしまったりしてしまうが、人間はそういう失敗を重ねながら痩せるものだ。
食べるのが面倒という点では、バナナより納豆やねるねるねるねの方が優れている。食べるためにかきまぜないといけないのはかなり面倒だ。
外出するときも、できるだけ財布を持ち歩かないようにする。コンビニの肉まんなんか、わざわざ財布を取りに帰ってまで食べたいようなものではない。
まあ人それぞれやり方はあると思うが、原理は一つ。食べるのが面倒な状況をつくるということ、これに尽きる。