スチュアート・ローゼンバーグ『悪魔の棲む家』

悪魔の棲む家 [DVD]

　スコセッシ祭りにも少し飽きてきたので昔なつかしのホラーを。
　しかし、うーんあんまりｗ
　思わせぶりな神父や刑事が結末に全然関わってこないところとか、明らかに異常事態になっているのにしつこく住み続けるところとか、ラストの激しいgdgd感とか、すべては「実話」に基づくという制約のためなのだと思うのだけど、それもどうも胡散臭いらしい。おっさんが狂っていく過程は（記憶でいうと）『シャイニング』（これも観直したい）の足元にも及ばないし。
　実は2005年のリメイク版も一緒に買っていて、リメイクひでーな、やっぱオリジナルだよなという楽しみ方をしようと思っていたのだけど、ちょっと残念な結果になってしまいそう。
　上でリンクしたwikipediaの記事は「（主人公の）ジョージ・ラッツは（原題の）『The Amityville Horror』を商標登録している」とかこっちの方が面白い話をたくさん載せている。