レスリスバーガー/ディクソン『管理と労働者』第24章「社会的システムとしての産業組織」
Fritz J. Roethlisberger and William J. Dickson, 1939, Management and the Worker, Harvard University Press, Chapter 24 "Industrial Organization as a Social System," pp. 551-568
「システム」とは、その各部分が互いに他の部分との間に相互依存関係を形成しているために、一つの全体として扱わなければならないような、そういうもののことである。(p. 551)
ちなみにここでヘンダーソンの『パレートの一般社会学』が引かれている。
産業組織の二つの主要機能
外部とのバランスの問題(=経済的問題)と、内部の均衡の問題。
工場の工学的組織
工場の人間的組織
個人
工場の社会的組織
工場の公式組織
工場の非公式組織
工場のイデオロギー組織
費用の論理
効率の論理
感情の論理
管理者の論理と被用者の論理
用語の定義
2.21 「公式組織」とは、会社の規則や規程に規定された相互行為のパターン、および人間的組織の内部あるいは人間的組織と工学的組織の間で生じる(あるいは生じることになっている)関係を規定する政策のことを表す用語である。(p. 566)