「等価機能主義の方法論的検討」(仮題)

ここに書いておけば第三者の審級が発生して執筆が規範化し、関係ない本を読むことが(というか本を読むこと自体が)なくなるのではないかと思って恥ずかしながら執筆経過を書く次第です*1

  • 現在、半分くらい書いて、最初から書き直しているところ。(19:00)
  • 3段落完成。社会は直接実証研究できないから、実証研究間の相互連絡を可能にする標準的な概念枠や理論が必要だが社会学にはそれがないと。(19:33)
  • 6段落完成。標準枠組構築には各実証研究からの積み上げでは不可能で、また一から理論構築するよりは、既存学説の検討のほうが優先される。だからいまいちばん必要なのは学説研究だという話。投稿用にはちょっといいすぎか。あと前置きとして長すぎるかも。(20:52)
  • 第一節(9段落)完成。標準枠組構築に貢献する学説研究は、一人の人物の学説を、その人物に関する個人的事情と絡めて一つの体系的全体として示すものではなく、その学説の中で、どこからどこまでが独立に検討・採用できるかを区分けし、取捨選択するものでなければならない。本稿はこの問題意識の下で、ルーマンの等価機能主義が、彼のシステム理論から切り離して検討可能なものであることを示し、その結果、機能主義を採用すべき理由を、システム理論とは別のところに求めなければならなくなることも示す。という感じ。(22:02)

*1:この作戦は成功したと見込まれる。