寝ながら学べる構造主義

寝ながら学べる構造主義 ((文春新書))

寝ながら学べる構造主義 ((文春新書))

用事はお昼ごろにはすんで、19時からの研究会までの時間をどうするか、ということで、結局(学会事務局の仕事を適当に邪魔したあとで)地下実験室のソファで仮眠をすることに。本読みながら寝てしまおう、できたら寝ながら学んでしまおうというわけで、この本。結局ほとんど寝られませんでしたが。でも実験室は快適だった。なおこの本もやはりブックオフ経由の古本だが、なぜか「あとがき」の

レヴィ=ストロースは要するに「みんな仲良くしようね」と言っており、バルトは「ことばづかいで人は決まる」と言っており、ラカンは「大人になれよ」と言っており、フーコーは「私はバカが嫌いだ」と言っているのでした。(p. 200)

というところが鉛筆で丸囲みしてあって、そこに

私はまだ若いのでわからないが、そういう人たちにもできるだけ分かりやすく具体的な例をあげて書かれている。

と書き込みがしてありました。これは「具体的な例」なのか。あと上記引用文の「フーコー」のところにだけ線が引いてあって、「構造主義者」と書き込まれておりました。あれ、他の人たちは?