「講談社現代新書」目録リスト一覧 2001-2050 (2009-2010年)





超解読! はじめてのヘーゲル『精神現象学』 (講談社現代新書)



異常とは何か (講談社現代新書)

  • 2049. 小俣和一郎,『異常とは何か』,2010年
    • 精神医学を根底から問い直す画期的論考! 人類は狂気とどう向き合ってきたか。自殺の主因を「うつ病」に求めていいのか。健康ブーム、アンチエイジング医学に潜む危険な兆候とは──〈異常〉と〈正常〉の線引きを歴史的に検証し、人間の精神とはなにかを改めて考える。



知性の限界――不可測性・不確実性・不可知性 (講談社現代新書)

  • 2048. 高橋昌一郎,『知性の限界』,2010年
    • 予備知識なしで楽しめるディベート形式の論理哲学入門書! 前著『理性の限界』で論理哲学への斬新なアプローチを展開し話題になった著者が書き下ろす哲学ディベート第二弾。人間の知的営為の基本である「言語」「予測」「思考」の限界と可能性を論じる。思考や伝達の根本である「言語」。しかし、同じ言語が示す内容は誰にとっても同じではなく、言語理解には矛盾や限界がある。また、あらゆる予測の前提となる「帰納法」が論理的に正しいことは、実は証明できない。さらに、無限に思える「思考」にも限界があり、宇宙や神の存在を論理的に説明しきることはできない――。ウィトゲンシュタイン、ヘンペル、ナイト、ファイヤアーベント、カントらを次々と俎上に載せ、哲学者・科学者から女子学生、会社員や運動選手までもが参加して、哲学から経済、宇宙論まで、ときに脱線しながら熱く楽しく語り尽くす。



中国経済の正体 (講談社現代新書)

  • 2047. 門倉貴史,『中国経済の正体』,2010年

    • 成長か?崩壊か?これからを読む超入門書!市場の特殊性、米中関係、環境問題、地下経済の闇。現状から未来予想まで、データ満載のガイドブック。



大学生のための知的勉強術 (講談社現代新書)

  • 2046. 松野弘,『大学生のための知的勉強術』,2010年
    • 社会で役立つインテリジェンスを磨くメソッドが満載! 「知る・調べる」コツや、いい大学教授・ゼミの見分け方、効果的なプレゼンの方法、論文の書き方など、大学生が知っておきたい基本から応用まで丁寧に徹底的に解説!



マイケル・ジャクソン (講談社現代新書)

  • 2045. 西寺郷太,『マイケル・ジャクソン』,2010年
    • マイケルにまつわる誤解を解き、「THIS IS IT」の魅力に迫る! 世界でもっとも有名な家族・ジャクソン家の人間関係、絶頂期の混乱と「孤独」、マイケルをどん底に突き落とした「少年虐待疑惑」の真相、「THIS IS IT」での大復活の理由と、その知られざる舞台裏まで。初心者からマニアまで、すべてのファンに捧ぐ、マイケル・ジャクソン入門書。



母親はなぜ生きづらいか (講談社現代新書)

  • 2044. 香山リカ,『母親はなぜ生きづらいか』,2010年
    • いつから「子育て」は母親まかせになったのだろう。母性の歴史をひもときながら、母親の悩み、子どもの希望など母子関係の真実を探る。どんなに頑張っても、母親が子どもに絶対的な影響を与えるのは不可能なことなのだ、と考えてみてはどうだろう。



大学論──いかに教え、いかに学ぶか (講談社現代新書)

  • 2043. 大塚英志,『大学論――いかに教え、いかに学ぶか』,2010年
    • 大学というのは思いの外、可能性に満ちている場所ではないか。大学全入時代のいま、世間から関心が集まるのは「就職に有利かどうか」一辺倒。学び・教えが軽視されてしまった。でも、大学ならではの「学びの本質」があるのではないだろうか。まんが原作、小説、批評など他ジャンルで活躍する人気筆者が、みずからの体験と実践を紹介しながら、大学の役割を考え直す。



ニッポンの刑務所 (講談社現代新書)

  • 2042. 外山ひとみ,『ニッポンの刑務所』,2010年

    • 所内の一日、作業や食事の内容から、激増する行き場のない高齢者と外国人。女性に増える覚醒剤。新法で変わる受刑者の意識。20年を超える取材から見えてきた、いまのニッポン。



日本一の桜 (講談社現代新書)

  • 2041. 丸谷馨,『日本一の桜』,2010年

    • 寿命60年説を覆し、いまなお咲き誇る弘前公園染井吉野、三代の桜守が継いできた祇園の枝垂れ桜、その土地を見守ってきた伝説の一本桜など、桜好きのすべての日本人に贈る新書の決定版!



中世を道から読む (講談社現代新書)

  • 2040. 齋藤慎一,『中世を道から読む』,2010年

    • 道を制するものこそが、戦国の勝者となった戦国武将の最大の敵、それは自然現象と道路事情だった。積雪、河川の増水……。兵を動員するにもすべては道を押さえねばならない。知られざる中世の実体を探る。



ソーシャルブレインズ入門――<社会脳>って何だろう (講談社現代新書)



ガラパゴス化する日本 (講談社現代新書)

  • 2038. 吉川尚宏,『ガラパゴス化する日本』,2010年
    • 2010年代の最重要キーワードこのまま日本は衰退するのか?さらなるグローバル化、どんどん進む少子高齢化…激変する環境の中、日本が生き残っていくポイントは、ゲールのルールに積極的にかかわること、ハイブリッド化、そして出島化にある。



走る意味―命を救うランニング (講談社現代新書)

  • 2037. 金哲彦,『走る意味――命を救うランニング』,2010年
    • 早大中村監督との訣別、在日としての葛藤、ガン闘病、復活のサブスリー。長距離界のカリスマが初めて明かす衝撃の書。走ること始めていない人、走ることをためらっている人、走っていて壁にぶつかっている人、全市民ランナー必読!!



決算書はここだけ読め! (講談社現代新書)

  • 2036. 前川修満,『決算書はここだけ読め!』,2010年
    • 最後まで必ず読み通せ、理解できる本が誕生。決算書を読むためには煩雑な会計の知識は不要。このたったの5つの要素をおさえればよい! 20年のセミナー講師の経験が生み出した秘訣を惜しみなく大公開する



22歳からの国語力 (講談社現代新書)

  • 2035. 川辺秀美,『22歳からの国語力』,2010年
    • 七つの鍵を使いこなせ!私が(WHO)、誰に(WHOM)、何を(WHAT)、どのように(HOW)、いつ(WHEN)、どんな文脈で(CONTEXT)、結果は(RESULT)、この七つの鍵を徹底的に使いこなせるようになれば、あなたの国語力は飛躍的にアップする!―。



性的なことば (講談社現代新書 2034)

  • 2034. 井上章一斎藤光/澁谷知美/三橋順子(編),『性的なことば』,2010年
    • ひそひそ語り合ったあの言葉、折り目正しい世界ではけっして光のあたらないこの言葉…そこにもう一つの豊かな日本文化が浮かび上がる!思わず誰かに話したくなる面白ネタ満載の「読む」用語集。



新編 日本語誤用・慣用小辞典 (講談社現代新書)

  • 2033. 国広哲弥,『新編 日本語誤用・慣用小事典』,2010年
    • 「誤用は変化の波頭」豊富な実例。あなたの日本語、大丈夫? 今すぐチェック!好評だった旧版の内容を精選し新項目を加えて1冊に。豊富な実例を材料に正用・誤用を判別し原因を分析。誤用から日本語の仕組みや変容がわかる。



「あなた」の哲学 (講談社現代新書)

  • 2032. 村瀬学,『「あなた」の哲学』,2010年

    • 「わたし」だけでは、哲学は成り立たない! ギリシア以来、哲学は「わたし」を問い続ける反面で、とても大事なものを取りこぼしてしまった。それが「他者」ではない「あなた」を考察することで見えてくる。



明治維新 1858-1881 (講談社現代新書)

  • 2031. 坂野潤治/大野健一,『明治維新 1858-1881』,2010年
    • 途上国ニッポンはなぜ一等国になれたのか? 「富国強兵」「公議輿論」――。幕末維新期、複数の国家目標を成就に導いた「柔構造」モデルとは何か? 政治史家と開発経済学者が明治維新の本質を捉え直す一冊



がんを生きる (講談社現代新書)


    • がん医療を自己決定しなくてはいけない時代。手の打ちようがなくなったあと、進行がん患者は残りの時間をどう送ったらいいのか? 希望をもって日々を過ごした患者たちは、どう考えたのか? 告知マニュアルの落とし穴、「死の受容」の困難、日本人の宗教観とホスピス、同意書の功罪──ベテラン化学療法医が経験をもとに、真摯に問いかけます。



決定版1億人の俳句入門 (講談社現代新書)

  • 2029. 長谷川櫂,『決定版 一億人の俳句入門』,2009年

    • 人気の俳人による俳句入門書。「五・七・五で詠む」「季語を入れる」 「切れがある」等々の、俳句の約束事を明快に解説。この1冊で自在に詠める! 初心者から上級者まで必携の書。



「天下り」とは何か (講談社現代新書)

  • 2028. 中野雅至,『「天下り」とは何か』,2009年

    • 知られざる全貌がわかる決定版! 天下りははたして根絶できるのか? なぜこんな仕組みが生まれたのか? その歴史的経緯から各省別の特徴と実態、驚愕のケース、現役官僚たちの本音まで。



地アタマを鍛える知的勉強法 (講談社現代新書)

  • 2027. 齋藤孝,『地アタマを鍛える知的勉強法』,2009年
    • 頭の良い勉強法のコツがつかめ社会力が上昇「何のために勉強をするのか」「どうやれば勉強が身のためになるのか」に答え、知の資本の手に入れ方を伝授。問いを立てる思考法、粘着力重視など社会力も上がる。



厚労省と新型インフルエンザ (講談社現代新書)

  • 2026. 木村盛世,『厚労省と新型インフルエンザ』,2009年

    • あの騒動は医系技官幹部の暴走から始まった…。現役の厚労省医系技官が、日本中を混乱に巻き込んだ騒動の根本原因と、そこで露呈した本当の「危機」について鋭く指摘。



まんが現代史 アメリカが戦争をやめない理由 (講談社現代新書)



予習という病 (講談社現代新書)

  • 2024. 高木幹夫/日能研,『予習という病』,2009年

    • 四角いアタマを丸くするのは、何のためか?一見、よいことのように思えることが社会を毒することもある。子どもたちにいちばん近いところにいる塾だからこそ見える真実がある。あえていう、予習は病気だ。



ロボットとは何か――人の心を映す鏡  (講談社現代新書)

  • 2023. 石黒浩,『ロボットとは何か――人の心を映す鏡』,2009年
    • 本書では、人間型ロボット第一人者である石黒氏が、これまで開発したロボットを紹介しながら、研究の過程で感じてきたことを、疑問や戸惑いも含めて率直に語ります。また、有名な「ロボット3原則」や、ロボットと人間の将来まで論じた、すぐれた情報社会論でもあります。



奪われた「三種の神器」-皇位継承の中世史 (講談社現代新書)



新版 大学生のためのレポート・論文術  (講談社現代新書)

  • 2021. 小笠原喜康,『新版 大学生のためのレポート・論文術』,2009年
    • 小笠原氏が、教師のホンネも盛り込んで、長年の論文指導経験から2002年に書いた小新書の『大学生のためのレポート・論文術』は、「誰にも訊けない基本一歩手前」からの画期的入門書として、25万人以上に読まれてきました。今回、情報環境の変化に対応して大幅にアップデート、それ以外の部分も、より効果的に使えるように書き換え、バージョンアップさせたのが、この新版です。発表のためのパワポ・テクニックなども盛り込みました。



ビジネスマンの精神科 (講談社現代新書)



大佛次郎の「大東亜戦争」 (講談社現代新書)

  • 2019. 小川和也,『大佛次郎の「大東亜戦争」』,2009年

    • 誰よりも西欧市民精神を理解し、大衆にそれを伝えようとした作家は、 誰 よりも真剣に対米戦争の勝利を願い、傷ついた。「戦争協力」の一言では片づけら れ ない「ペンの戦い」を読み解く。



古代中国の虚像と実像 (講談社現代新書)



日本のルールは間違いだらけ (講談社現代新書)

  • 2017. たくきよしみつ,『日本のルールは間違いだらけ』,2009年
    • 実は世の中こんなにいい加減! 幽霊文字まであるJIS漢字に、人を殺す交通ルール。クルクル代わる「猥褻」基準や不条理な選挙……。日本社会にはび こ るおかしなルールを徹底解明。



職場は感情で変わる (講談社現代新書)

  • 2016. 高橋克徳,『職場は感情で変わる』,2009年

    • ベストセラー『不機嫌な職場』の解決編登場! 「感情の連鎖」に注目することから良い職場・組織づくりは始まる。自分たちの職場・組織に合った連鎖を生み出す方法を具体的に解説。



定年からの旅行術 (講談社現代新書)

  • 2015. 加藤仁,『定年からの旅行術』,2009年

    • 人生経験を積んだ今だからこそ、行きたい旅がある。日帰り旅行、夫婦旅、海外ひとり旅。限られた資金でも知恵と行動力で〈オンリーワン〉の旅を続ける達人たちが大人の旅行術を伝授。



分類思考の世界 (講談社現代新書)

  • 2014. 三中信宏,『分類思考の世界』,2009年

    • この世の森羅万象を体系化して理解しようとするとき、私たちは名前をつけ、分類する。しかしそこには長年、生物学者たちを苦しめ続ける難問が潜んでいた。人間の「知」の根源に迫る!



日本語という外国語 (講談社現代新書)

  • 2013. 荒川洋平,『日本語という外国語』,2009年

    • 日本人が考える「日本語」と外から見た「ニホンゴ」は違います。「どこが難しい?」「意外な魅力とは?」「どう教えるか?」豊富な日本語教育経験から語る、日本人のための日本語再入門。



戊辰雪冤─米沢藩士・宮島誠一郎の「明治」 (講談社現代新書)

  • 2012. 友田昌宏,『戊辰雪冤――米沢藩士・宮島誠一郎の「明治」』,2009年
    • 敗北の屈辱が近代国家への忠誠を生む逆説!幕末に国事に奔走した青年の内面は戊辰敗戦の屈辱に引き裂かれた。爾来三十余年に亘る名誉回復への努力の軌跡をたどり、日本における国民国家成立の秘密に迫る。



カラー版 ハッブル望遠鏡 宇宙の謎に挑む (講談社現代新書)



日本銀行は信用できるか (講談社現代新書)



ニッポンの思想 (講談社現代新書)



関係する女 所有する男 (講談社現代新書)

  • 2008. 斎藤環,『関係する女 所有する男』,2009年

    • 男女の違いという大テーマに斎藤環が挑む! 男と女はどう違うのか?「性差」とは一体なんなのか?人気の精神科医が、社会にはびこるトンデモ仮説を排し、この大テーマをさまざまな角度から分析する。



落語論 (講談社現代新書)

  • 2007. 堀井憲一郎,『落語論』,2009年
    • ファン待望、ホリイの落語入門がついにお目見え!なぜ同じ噺を繰り返し聞いても飽きないのか。うまい噺家はどこがどうすごいのか。当代一、落語会・寄席に通い、噺家すら恐れる著者だから書けた渾身の落語論。



「空気」と「世間」 (講談社現代新書)

  • 2006. 鴻上尚史,『「空気」と「世間」』,2009年
    • 「空気」の存在に怯えている人は多い。なぜ「空気」は怖いのか? その正体を探っていくと見えてきたのが、崩れかけた「世間」の姿だった……。人気の脚本・演出家が、阿部謹也山本七平といった先人の仕事を現代に投影させながら、自分の体験や発見を踏まえた会心作! 「空気」と「世間」を知り、息苦しい現代日本を生きていくための方法を示します。



カペー朝―フランス王朝史1 (講談社現代新書)



はじめての言語ゲーム (講談社現代新書)



わかりやすく〈伝える〉技術 (講談社現代新書)

  • 2003. 池上彰,『わかりやすく〈伝える〉技術』,2009年
    • 会議やプレゼンの前に必読!人気筆者による入門書 フリップの発想でパワポづくり、原稿は引き算で見直す、聞き手の注意はこう引きつける、名司会者に間を学ぶ──など、「テレビ的発想の説明術」を体験から伝授する。



選ばれる男たち―女たちの夢のゆくえ (講談社現代新書)

  • 2002. 信田さよ子,『選ばれる男たち――女たちの夢のゆくえ』,2009年
    • 話題の心理学者が、女性の内面を丁寧に描く衝撃の書。妻を見下ろす夫たち、夫を捨てたがる妻たち。結婚生活はなぜこんなに辛いのか。人気カウンセラーが描く、女性たちの恐るべき本音。



華族総覧 (講談社現代新書)

  • 2001. 千田稔,『華族総覧』,2009年
    • わが故郷の華族さまは、どんな人? 600ページ超の読む事典! 明治国家の建設と発展に貢献し「皇室の藩屏」とされたのはどんな者たちだったか。 授爵、陞爵のプロセスとさまざまなエピソードを通じて描きだす、近代日本人国記。