人文総合演習A 第5回 (芹沢一也『暴走するセキュリティ』)

暴走するセキュリティ (新書y)

暴走するセキュリティ (新書y)

私のコメントは、あとで書く

以下、出席者のレスポンス。

  • もっと議論を深められる意見がいえるようになったら楽しいだろうなと思った。コメント、レジュメの中に納得できるような意見がたくさんあっておもしろかった。

  • まず今回の題材となった本が難しいと私は感じた。そのため、読み終えることに必死になってしまい、読みながら自分はどう思うかを考えることができなかった。今回この話題でレジュメを書いた報告者、コメンテーターはすごいと思う。防犯意識が高まっていることはいいことだと私は考える。私の実家は田舎であるために防犯意識がとても低い。だから社会全体に防犯の空気が流れることは、普段防犯を考えない人たちに考えさせるいいきっかけになっていると思う。

  • たしかに体感治安が良いことが理想なのは事実だが、メディアの過剰な報道の影響をうけて体感治安が悪くてもそれで防犯意識が高まるなら、〇〇さん(=コメンテータの一人)の言うような、人と人とのかかわりを失った冷たいものでも“安全”な社会ができるなら、メディアは不安を撒き散らしてもよいように思える。 安全ならいくらでも暴走しろセキュリティ という感じでいたので、討論を根元からこわしてしまうような気がして発言できませんでした。

  • 前回と同じく、議論が始まると頭の中が混乱してしまって、自分の意見をうまくまとめることができなかった。次回は、反省を活かして議論に積極的に参加したい。

  • 確かにメディアによる過剰な犯罪の報道というのは私達に大きな影響を与えていると思う。だからこそ、吟味や参照は必要なことだとも改めて思った。厳罰が犯罪を抑止してくれるわけではないとは考えている。罰って厳しくすればいいものではないんじゃないかなあ・・・と思う。皆の色々な意見がきけてよかった。司会はすごく上手かったと思う。おつかれ様でした。

  • みんなが意見を出していて良かったと思いました。自分の中で意見があって、それをくみたてるのに時間がかかってしまったので、もっとすばやく考えられたらよかったなと思った。

  • 自分の意見をはさむタイミングが難しかった。

  • [議論の様子について]2回目ということもあって、だいぶスムーズに議論が展開していたのでよかった。司会の進行もとても上手だったと思う。 [議題について]難しくとっつきにくいテーマであり、著者の意見もごちゃごちゃしていてよくまとまっていないように思えたので、自分の意見をまとめるのも難しかった。私はメディアの報道はこのままで、個人の問題が大きいと思う。

  • 前回の「死刑と無期懲役」の内容と重なる部分もあった今回の議論ですが、自分もようやく発言することができたことに加え、ほぼ全員が議論に参加して意見を交換できたのではないかと思います。2回目ということで慣れてきた部分もあり、他の人の意見も考えて自分の意見を再考査することができたのも収穫でした。次回は自分がコメンテーターなので、精一杯頑張りたいと思います。

  • 論点がしぼられた議論で、話が発展していたのでよかったと思います。メディアにおどらされず、私達が主体的にメディアを利用していくことが大事だと思いました。

  • メディアリテラシーの詳しい状態(〇〇さんのアメリカのメディアリテラシー状況についてなど)を自分は知らないことだったので、もっと知識を持つべきだったな、と思います。/発言してるうちに自分が何を言っているのかまとまらなくなってきてしまった・・・。/確かに厳罰化より更生システムの強化が必要なのでは、と思った(その質がすぐに向上するとは思えないけれども)。

  • 前回の内容とも関連している面があり、複雑で頭が混乱してしまった。各論点について集中して論議できてよかったです。今後は、難しいことだけれど質問するときに短くしていくと多くの人の意見がきけてよいなと思いました。 [先生に質問です]全員のレジュメを読んで、事前に意見をまとめていても、どの人の意見にも納得してしまって、何も言えなくなってしまうのですが、何かアドバイスはありますか? (三谷コメント:無理やり質問を作ってしまいましょう。たとえば、「〇〇さんはあんなこと言ってますが、これはあなたの議論に抵触するんじゃないでしょうか。何か言いたいことはありませんか」、とか。案ずるより産むが易いです。

  • 発言が続く中で報告者や他の人の言っていることが分からなくなったり、頭がついていかなくなってしまったことが反省点です。でも授業中ずっと集中して臨めてよかったと思います。

  • 2人の報告者のレジュメは、議論する話題が多くあって良かったと思った。また、司会者も、いろいろな人に話をふっていてとても上手だと思った。議論の話題について、私は厳罰化には反対で、オーディエンスの方が言っていた様に、とりあえず刑を重くして、犯人の後の人生については考えてい内容に感じたからである。さまざまな意見を聞いて、厳罰化や死刑などの処罰に対する問題は、改めて、難しいと感じた。

  • 報告者の感想 せこい議論をしてしまった。賛成・反対の立場を明確にせず、「流れにまかせる」とか「放っておけばよい」とか・・・ 自分の意見をしっかり持って、筋の通った返答をしたい。

  • 報告者の感想 今回、自分でもわかるくらい、ある意味挑発的な報告を書いたので、予想はしていたが、いろいろな質問をされた。色々な質問を受ける中で、自分の考えが一側面から成り立っているものだということがよくわかって反省した。人を納得させる意見を書くには、あらゆる面からこの考えが正しいという方向へみちびくことが必要だし、反論が多方から出たとき、自分の説を簡単に折るのはだめだと思った。

  • コメンテータの感想 全く予想外の質問が来たので、自分が報告者になる時には今回の経験を生かして、考えをよりまとめておきたいと思った。人から質問されてすぐに答えることができなかったので、先に質問を想定しておかなければならないと感じた。

  • コメンテータの感想 とりあえず、終わって超安心した!! やっと寝れる! 一番の反省はレジュメ作り遅れたこと! 報告のときはもっと早くとりかかる! 

  • 司会者の感想 前回、コメントだったけれど、司会の方が難しい。違う2つの議題を、上手くまとめられず場が切れてるような感が否めず。頼りない司会者で報告者とコメンテーターの人には本当に申し訳なかった。