人文総合演習B 第11回
- 櫻井義秀,『霊と金――スピリチュアル・ビジネスの構造』,新潮新書,2009年
私のコメントはあとで。
以下、出席者のコメント。
- テレビの話題は、スピリチュアルに限らなく、テレビ番組は全て影響あるので、流しちゃいけないとなるとテレビ番組なくなるのかな。自分は市販のかぜ薬も危ないと思って買わないし、医者にも行かないので、まあ世の中を疑ってるんですかね。もっと情弱(ですか?)の方のこと考えなきゃいけないのかなと思いました。
- 今まで、「霊」や「スピリチュアル」という言葉が使われている物事は全て怪しいと思っていましたが、先生の「○○の会」についての話を聞いて、お金が絡んでいない団体の中には、悪くないものもあるのだと分かりました。 (コメント: 会の名前伏せました。私は「悪くない」とは言っていないので要注意。金銭絡みだからヤバイ、という議論に対しては、金銭絡みでなければヤバくないのか、という立論が可能だが、それについてはどうか、という、役割演技的なコメントをしただけですので。)
- 価値観は個人によって違うって・・・それを言っちゃあおしまいさ。
- オーラの泉とかテキトーなことばかり言ってるから嫌いです。
- 意外と幅広い意見が出て面白かった。もっと広い視野を持とう、と思わされる。
- 自己確立は大事です。悪徳商法にひっかからないためには、しっかりとした自己を持つことが大切、スピリチュアルネタはその上で大いに楽しむのがよい。私の場合、霊は信じるし、それが当然として生きているが、盲信はしていないし、全てに右ならえする気はない。最後生きるのは自分の力だし、スピリチュアルの話はあくまで自己へのいましめ、参考ということで。
- 自分にとって未知の領域の議論はそれなりにおもしろかったと思う。
- 信じてるか信じてないかで言えば、信じてないものはスピリチュアルなもの以外にもたくさんあって、何が良くて何が悪いのかという問題はすごく難しいと思いました。全体的に考えやすい内容でした。
- やっぱり、スピリチュアルなものは、信じきれない部分があるので、抵抗を感じてしまうと思います。スピリチュアル関係のテレビは、好きな人もいると思うし、流してもよいと思います。
- もう少し話題の論点をレジュメで明確にしてほしかった。あいまいだったので、意見をしづらかったです。皆の意見をきくだけの会になっていて残念でした。
- 議論にあまり参加できなかったのが残念です。司会者と発表者は頑張っていたと思う。
- 報告者の感想 難しかったです。議論をもたせられるような議題を出せなかった。
- 司会者の感想 今回は拙い司会ですいませんでした。自分なりにまとめたつもりだったのですが、逆効果だった気がします・・・。ただ、他の人の意見が多く聞けたのはよかったかな、と思います。打ち合わせのときに出てこなかった、皆さんの意見が聞けてよかったです。とにかくいろいろと良い経験ができました。