12月26日(土)の日記

  • 朝の9時から17時過ぎまで、社会学3年生の卒論構想発表会。今回もまた、全員に、最初にコメントをするというミッションをコンプリートした。

  • ごく少数の例外を除いて、そもそも「卒論構想」になっていないものがほとんど。ある発表が卒論構想発表であるためには、例えば(1)こんな問題があるが、(2)先行研究の奴らはそれが解けていないから、(3)自分がこれこれこうやって解いてやるぜ、みたいな形式になっていないといけない。ところが多くの学生が、「とりあえず最終的にはなんか「調査」すりゃいんでしょwww」みたいな安易な発想のもとで、「いまはとりあえず本読んで勉強してますんでwww」みたいな言い訳がましい現状報告をし、「でも全然勉強足りなくてwww」みたいな反省の身振りを見せてみて、「これからもっと読んでいかないといけない」みたいな安易な決意表明で締めくくる、といった「プレゼン」をしている。そういったことは、心で思っていてもいいとは思うが、それを正直にプレゼンに出してどうするの? 最後の講評でも言ったけど、そこは、構想発表の形式になるように、嘘をつけよ! 嘘をつかない人に成長はないよ。

  • 終了後、他の先生の会議が終わるのを、院生室とか学部生の部屋とかで邪魔をしながら待つ。そのあと、ちょっとした忘年会。