オリヴァー・ヒルシュビーゲル監督『インヴェージョン』
- 出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ
- 発売日: 2008/06/11
- メディア: Blu-ray
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ロジャー・エバート曰く、
ガレアーノ博士はウィルスのサンプルを手に入れると、ガリレオ以来の全科学者の羨望の的となるようなパフォーマンスを見せる。サンプルを顕微鏡で観察するや、ほとんど一瞬で、それが何であるか、どうやって複製されるかを説明し、熟睡すると発症する旨を告げる。さらに(見た感じだと1日か2日後に早くも)、抗体があればウィルスを殲滅できると言い、その抗体は、農薬散布機で散布できるほどの量を即座に製造可能であると言う。ここまでで、映画の整合性は完全に失われている。ちなみに、ワシントンの超高層ビルの屋上にヘリコプターが着地するシーンがあるが、ワシントンでは、連邦法で連邦議会の議事堂よりも高い建物は建ててはならないことになっている件については触れないでおこう。
なお、本作は『盗まれた町』の映画化4作目だが、エバート曰く、
Now we've had "Invasion of the Body Snatchers" twice, "Body Snatchers" once and "The Invasion" once. Somebody should register the title "Of The."
『Of The』まだ〜?