4月14日(火)の日記

  • なぜか、6時前に、眠気のかけらもなく目が覚める。でも、ここで油断すると二度寝になってしまうので、布団の中でメール等のチェック。つまり、本格的に起きようとすると、「あ、まだ眠いぞ」ということに気づいてしまって二度寝、というメカニズムであるという仮設である。眠いのに気づかないように、徐々に頭と体を覚ましていくという戦略だ。本日はこれが功を奏した。風呂と洗濯を含めた朝の用意をやっていま8時。

  • 筒井哲也の『ダズハント』は、ちょっと前にブックオフで単行本を買って読んだこともあって、今回のはてブの騒動はちょっと興味深い。この作品も、『マンホール』(2巻までしか読んでない)も面白いし、好きだけど、「凄い、本当に凄い」という対象ではないような。「ふつうにおもしろいよ」くらいでは? むしろ、ホッテントリってこう書くのか。なるほど、タイトルだよなタイトル。っていう感想。ちなみに、近年読んだ漫画で、(特に漢字で)「凄い」と思ったのは、新井英樹の『ザ・ワールド・イズ・マイン』(新井英樹はどれも凄いけど)。――いま調べたら、オランダ語訳されるみたいだ『Duds Hunt』。

  • M2の院生が、修論構想について面談に来たので、3時間ほど(笑)コメント。人の論文にケチをつけながら、それをネタに、自分にとっても有意義な発見を求めてとことんやる、というのはソシオロゴス的と言ってよいでしょうか(つまり査読は目的じゃないのです)。

  • このたび、事情はよく知りませんが、社会行動論の希望者がきわめて多く、残念ながらセレクションをしなければならないようなのです。それで、各人が書いたコース選択希望の理由(B5一枚程度)を約40人分読みました。こういう、基本的にどれも同じような文章って、やっぱりちょっと違ったことが書いてあると目立ちますね。応募書類の書き方として勉強になります(笑)。

  • あったかくなって雨が降る。そしてやつらが出てくる。その皮を、筋肉を、タイヤが無残にひきちぎる・・・ 下を向いて歩かなければならない季節がやってきた。特に夜。