2月16日(月)の日記

  • わーい、レポート全部読み終えたぜ!(ちなみに午前2時。週末はこればっかでした。) 平均6000字として60万字弱だからなー。例によって東大社会学修士論文(400字×400枚=16万字以上)でいうと4人分だ。一部の不届きなノイズ(笑)を除いて、みんなそれぞれに考えて工夫してあって、成績の優劣はつけるのだけど、どの人からも知的な刺戟を受けた。先日卒論発表会の講評でつかった言葉でいうと、「発見に触れている」感覚、これがうれしい。とりあえず今日は寝て、起きてから最終的な調整と、入力をしよう。

  • 眠くなるまで本でも読もう、と思ったら4時になっちゃった。ところで、少なくとも文系の研究者にとっていちばん研究の妨げになるもの、それは「出勤」でしょうね。二番目は「食事」かな(一日三食とか、どこにそんな時間があるのかと思う)。今は一日一食だけど、健康上可能なら二日に一食とかにしたい。あと「睡眠」も厄介。ただこれは「出勤」の問題に還元されるだろうけど。

  • 10時半に起床。寒い寒いと思っていたら、また雪降っとるやんけ。しかも水平に。

  • 今日は第3月曜日。またしてもビン・カンが出せなかった。次のチャンスは2週間後か。2月が31日まであったら3週間後になるとこだった。しかし、資源(笑)とかいうなら、もっと頻繁に回収すれば? 資源(笑)がうちに死蔵されていて心が痛いです・・・

  • 採点と成績入力が完了。1点きざみの100点満点で入力できるのだけど、秀優良可不可とかGP(グレードポイント)とかには10点きざみでしか意味がないのね。知らないから前期は細かく1点きざみでつけてしまって苦労した。今回はささっとできてよかった。

  • 強風が吹きつけて家の中が寒い。いま試しに冷蔵庫に頭を突っ込んでみたところ、室温と違いなし・・・ 実はパネルヒータをamazonで注文しているのだが、まだ発送されない。からだを温めるためだけにクノールのポタージュを何杯も飲んでいる。やばいなあ。

  • ところで、レポートで『名探偵コナン』のことを書いてきた人が複数人いて、そのたびにあらすじを読まされてげんなりしている。コナンに限らず、「まずはこの作品のあらすじを・・・」などと書く人は、ほぼ例外なく「議論にとって必要な限りで」という条件を考慮していない。だから(これはコナンの人に限らない一般論だが)Wikipediaからの引用で満足してしまうのだろう。そして、文章の有機的な統一感を見失う。もちろん、Wikipediaは便利だし見るべきだ。ただ、コピペはするな。大学というのは、物を書く人になるところだ。コピペを入れてそれを自分の文章として提出する、それは自分の可能性に対するかなり致命的な限界設定である。大切なことは、文章が有機的統一を成すように一文一文にコントロールを効かすことで、それが成功したときにはじめて、文章は意志を示し、意志の持ち主としての書き手を読み手に感じさせるのだ――えー、最初は「来年はコナン禁止にしよう!」というオチ(?)に向かって書いていたのがいつのまにか変な方向に(笑)。