三浦綾子『氷点』

氷点 (上) (角川文庫 (5025))

氷点 (上) (角川文庫 (5025))

氷点 (下) (角川文庫)

氷点 (下) (角川文庫)

最近また風呂読書をしている。
新聞小説なわけだが、次の日になったら数年経っていたりして、全部で20年くらいのスパンで、登場人物たちがあまりにも成長しなくて、結局主人公が自殺して見せないと収まりがつかないという、どうしようもねえな感あふれる、それ自体が原罪だよな小説。