佐々木知子『日本の司法文化』

日本の司法文化 (文春新書)

日本の司法文化 (文春新書)

風呂で。元検事。本が出たときは議員で、いま弁護士。
ちょっと身内びいきが強いんではと思うが、ただ制度の一部分だけを抽出して比較するのでは駄目で、全体(これを司法文化と呼んでいるのだろう)を勘案しながらでないといけないというのはその通りだろう。問題は全体を遺漏なく紹介しているかだが、やはり新書に何でも求めてもしょうがないか。
頭のおかしい人が告訴告発するので殺人でも身柄率(逮捕される人の割合)が65%とか、へー。