山内志朗『ぎりぎり合格への論文マニュアル』
- 作者: 山内士朗
- 出版社/メーカー: 平凡社
- 発売日: 2001/09/19
- メディア: 新書
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パソコンやソフト等、ツールに関する記述が、2001年に出た本にしては古いのではという感じがしないでもない。
脚註を付けたり増やしたりするのを繰り返していると、たいていパソコンがハングアップする。脚註がこわれて、何度最初から打ち直したことだろう。恨み骨髄なので、ワープロの脚註機能は親の敵と思って、絶対に使わないことにしている。(p. 172)
って、いつのですか。あと書式についていろいろ書いてあるが、各学会所定のものがあるのではないか(『社会学評論スタイルガイド』のように)。
いずれにせよ、論文とはどんなものであるか、あるいは、こんなのは論文ではない、という点の解説は、書いたことのない人には大変有益だと思う。
ところで
疑問文形式でタイトルにするのはいいの?(p. 37)
しまった・・・二つもある・・・
「システムが存立するとはいかなることか」
「von Neumann-Morgenstern効用関数は基数的か」