「少林寺はマックにならない」住職が商業・国際化を否定

http://www.asahi.com/world/china/news/JJT200705280004.html
 「少林寺マクドナルドのように国際化することはあり得ない」。中国拳法(カンフー)のメッカとして世界的に知られる中国河南省の仏寺「少林寺」の釈永信住職は26日、こう述べた上で、「カンフーの商業化・国際化は見たくない」と強調した。新華社通信が28日までに伝えた。
 釈住職は「少林カンフーは中国伝統文化の重要な宝庫だ」として伝統を重視する考えを示した。(時事)

文脈がよくわからないのでググったら、こんなのが。

http://jp.epochtimes.com/jp/2006/11/html/d73318.html

少林寺、3.5億人民元でレジャー施設を建設

 【大紀元日本11月8日】中国河南省嵩山少林寺は最近、佛教の戒律を打ち破って、3.5億人民元(日本円40億相同)を投資して少林寺の隣で「禅宗レジャーゾーン」を建てようとしている。そのうちの1億元近くは「禅宗少林・音楽大典」の創作に用いる。厳粛な佛教修行の聖地が金儲けの場所として使われることについて、中国民衆からいろいろな反論が起きている。「少林CEO」と称される少林寺の住職釈永信氏を、少林寺の文化を売買していると非難する声も上がっている。

商業化しすぎワロタ。
 ちなみに少林寺拳法といえば、うどん・ため池と並ぶ、わが故郷讃岐国の名産の一つである(あるいは砂糖(和三盆)・塩・綿の讃岐三白に少林寺の胴着の白を加えて讃岐四白と呼ぶ説もある・・・というのは嘘だが)。世界に広がっているのはこっちの方で、しかし中国の少林寺が40億円も使えるのと、日本の少林寺がこんなに広まっているのは、両者の混同に基づいていると思わずにはいられない。いい関係というやつだ。ところでいつの間にか(日本の)少林寺のシンボルマークが「卍」から双円というのに変わっている。やはり国際化するのに障碍だったのだろう。