本日の余録

http://www.mainichi-msn.co.jp/eye/yoroku/news/20070520ddm001070024000c.html
インターネットの百科事典「ウィキペディア」の「国際単位系」という項目には、大きな数は10の24乗まで、小さな数もマイナス24乗までの「接頭辞」が掲載されている。

 問題は、なぜWikipediaなのかだ。産業技術総合研究所の「SI(国際単位系)」」へのリンクが張ってある。そしてWikipediaの記事が信頼できるのはこのソースが明記してあって、そこに書いてあることと同じことがWikipediaにも書いてあるからに他ならない。
 たとえば

国際度量衡局(BIPM)が作成する国際単位系(SI)には、大きな数は10の24乗まで、小さな数もマイナス24乗までの「接頭辞」が、計20個定められている。

とか書けば、もっと賢そうに見えるのに。
 あと、

あれは、単位ではなく接頭辞と呼ぶらしい

ってなんなんだ。当たり前じゃないか。「キロ」だけでは長さの単位なのか重さの単位なのかわからんだろと。