今日の余録

 ありもしないことをまことしやかに作り上げるさまを指す「ねつ造」の「ねつ=捏」は「でつ」というのが本来の読みという。「ねつ」でも「でつ」でも他に使われないなじみの薄い字だが、「でっち上げ」の「でつ」がそうだといえば、少しは親しみがわく。
 手偏の右側の「日」の下に「土」がある形が「でつ」の音を示し、土器を作るためにロクロを回し、土をこねるさまを表しているという。なるほど、いわれればそんな形で、何も無いところから土をひねり、自分の思うがままの形を作り出すわけだ。
(後略)
http://www.mainichi-msn.co.jp/eye/yoroku/index.html

へー。「捏ち上げる」と書くのか。というか「ねつ造」とか「かく乱」とか小学生みたいな書き方はほんとやめてほしい。そういや「かく乱」も本来の読み方じゃないな。