今日の読売社説

[レジ袋有料化」「過剰包装全体を見直す機会に」

(前略)
小売り最大手のイオンが、買い物客に無料で手渡していたレジ袋の有料化に乗り出した。京都市内の1店舗で試験的な導入に踏み切り、今後、それ以外の店舗に広げていく計画だ。他のスーパー大手も検討に入っている。
(後略)
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/news/20070114ig91.htm

 あとはタイトルどおりなのだが、しかしちょっと待ってほしい。
 スーパーでもらう、ある程度大きなレジ袋は、別にそのままゴミ箱行きなのではなくて、生ゴミ袋等として家庭で再利用されていないだろうか。少なくともうちでは、すべてのレジ袋がそのような形で完全利用されている。もしスーパーのレジ袋がなくなったら、それ用の大きさのゴミ袋を購入する必要があるだろう。必要なものなのだから、仮にレジ袋を受け取る人が減ったって全体の消費量は減らないし、10円くらいなら誰でも払う。
 社説は全然触れていないが、完全に無駄なのはコンビニで肉まんを包むレジ袋だ。コンビニの肉まんというのは店を出たらすぐ、アツアツのうちに食べるものなのであって、それゆえこれを包むレジ袋はレジから店外のゴミ箱までしか利用されない。それに小さすぎて持って帰ってもゴミ袋として使えない。こういうまったく無駄なものこそ有料化すべきだろう。