日本社会学会倫理綱領にもとづく研究指針

http://wwwsoc.nii.ac.jp/jss/office/shishin.pdf
こんなのが。

今日では、インターネットなどを通じて、電子情報のコピーやペーストが容易にできるようになってきました。このようなメディア環境だからこそ、自分のオリジナルとそれ以外とを明確に区別し、他から得た情報は情報源を明記するという原則を厳守することが一層重要です。

これはちょっと難しいなあ。

研究会などディスカッションの場で表明された他者のアイデアを断りなく自分のものにすることも避けなければなりません。とくにアイデアの発展にとって有益なコメントを得た場合には、研究会への謝意や、相手方や日付を特定できる場合には「この点については、○○研究会(○○年○月○日)での××氏のコメントに示唆を得た」「この点については、○○研究会(○○年○月○日)での討論に示唆を得た」などのように注や付記などで明記すべきです。

これも難しい。適当に間違ったコメントをしたら、相手がそれに気づかずにそのまま論文にしてしまって、「この点については××氏の示唆を得た」とか書かれたら大恥だし。「そんなこと言ってねーよ」みたいな問題になることもあるんじゃないかな。

親しい研究仲間の論文に片寄った言及が散見されることがありますが、公正さを欠くものであり、慎しむべきことです。

「散見されることがある」って変な日本語じゃ・・・

とくに大学院生など発表経験の乏しい会員の場合には、投稿に先立って、指導教員や先輩・同輩の院生などに目をとおしてもらい、批評を仰ぐことが重要です。誤字脱字が多い、日本語として意味が通りにくい、文献や注が不備であるなど、不注意な論文が散見されますが、そのような論文を投稿することは、投稿者自身にとって不利なばかりでなく、編集委員会や査読者に無用な負担をかけることになります。

ほんとそうですねw。

またアイデアを小出しにして、発表論文数を増やそうとするような態度は慎むべきです。

これはなあ。まずは業績を数でカウントするのをやめてから言ってほしいところです。(自分は小出しにすらしてないので該当しないと思う(苦笑)。)

査読者に訂正等の指示を受けた場合、その指摘に誠実に対処しましょう。査読者が「誤解」したと考えられる場合もありえますが、なぜ誤解を招いたのか、誤解を防ぐにはどのように記述を改善すればよいのか、という点から、投稿者自身がまず改善・改稿を心がけるべきです。

文句言う投稿者多いのかなー。

論文査読や学会報告にコメントをする際には、執筆者・報告者の研究内容を一段と高める観点から行うべきです。自説にこだわった排他的なコメントや執筆者・報告者の人格を傷つけるようなコメントは避けるべきです。

「自説にこだわった排他的なコメント」ってあんまり見たことがないけどなあ。自分がするコメントも大抵は方法とか論理の組み立てに関するものだし他の人も大体そうなんじゃないかと思う。「自説にこだわった排他的な論文」は結構みるけどw。