二階の選択

選択をするとき、少なくとも、(1)誰が選択するか、(2)選択肢にはどんなものがあるか、(3)何を基準に選択するか、(4)そもそも選択するかしないか、が決まっている必要があり、これは自然に決まっているものではないので、これを決めるための選択があらかじめ必要である。このどれもが二階の選択。「二階の選択」を論じる場合には、一階の選択のどの成分についての選択であるかを明示する必要がある。