Larry Bishop監督『Hell Ride』 (邦題:ヘルライド)

ヘルライド 無修正特別版 [Blu-ray]

ヘルライド 無修正特別版 [Blu-ray]

激しくつまらん。自分がバイク映画の楽しみ方をわかってないということなのかと心配したが、metacriticでは25点、Roger Ebert大先生は製作総指揮のTarantinoに「恥を知れ」と言っていて安心した。
まあとにかく、バイクの魅力も、brotherhoodの魅力も、何一つ伝わってこない。一つ一つのシーンが、何をしているところなのかもよくわからないし、そもそも舞台の地理的関係がさっぱり。やたらと(名前のない)男どもが死に、やたらと(名前のない)女たちが裸になっているというただそれだけの映画。監督で主演のLarry Bishopがなにやら考え事してるような顔のシーンが結構あるが、何を考えているのか全然分からないし、それを知りたいとも思えない。あと途中でアホみたいな演出があって、「なんぞこれ」とひとりごちてしまった。
クソ映画だけあって、amazonの紹介文もものすごくいい加減。

ヤツらの生き方にルールはない!必要なのは3つの「B」だけ
Bike(バイク)! Beer(ビール)! Bitch(ビッチ)!!!

いやBitchとか言ってないから。作中で言っていたのはBootyね。

ピストレーロ”(ラリー・ビショップ)はハーレーを駆る孤高のバイカー。ライバル暴走族〈666〉に母親を殺された過去を持つ彼は、仲間の“ジェント”(マイケル・マドセン)らと共に復讐の旅に出る。次々と〈666〉のメンバーを血祭りに上げていくが、リーダーのビリー(ヴィニー・ジョーンズ)とゼロ(デニス・ホッパー)は恐るべき罠を仕掛け、彼らを待ち受けていたのだった―。

まず、Larry Bishopは殺された女の恋人であって息子ではない。息子は別に出てくる。
ゼロっていうのはDennis Hopperが演じるEddie Zeroのことだが、この人は仲間だ。というか敵のメンバーを次々に血祭りにあげていってたっけ。仲間内の裏切り者を始末していった感じなような。(ただ観ててもよくわからんので自信なし) 敵も、恐るべき罠を仕掛けたりしてたっけ。
まあどうでもいいや、というくらいの作品。観ない方がいい。