大麻入手の難しさ

朝日新聞の記事「学生の3割超「大麻、手に入る」 関関同立4大学調査」。

学生の薬物乱用事件が相次いでいることを受け、関西大、関西学院大同志社大立命館大の4大学が共同で1年生に「薬物に関する意識調査」を実施したところ、「大麻が手に入る」と答えた学生が3割を超えた。

http://www.kansai-u.ac.jp/mt/archives/pdf/090625_n_houkoku.pdf

http://www.ritsumei.ac.jp/acd/st/no-drug/images/top/drug_0916.pdf



3割というのが「多い」という感じの記事だけど、普通に考えたら少ないんじゃないですかねえ。というか、これだけ連日のように大学生の大麻事件が報道されているにもかかわらず、入手が「絶対不可能」とか「ほとんど不可能」とか答えている人が結構いることにびっくりです。入手が可能だからこそ捕まってるんでしょう? 君たちニュース見てんの?
どうしてそういう結果になっているかというと、質問文のワーディングが、

あなたが、大麻を手に入れようとした場合、それはどの程度むずかしいですか。

と、「あなたが」となっているからだと思われます。「一般的な大学生が」とかなら、もっと数字は上がったのでは? (そして、本来知りたいことにより近いのでは?)