ロバート・ゼメキス監督『ベオウルフ』

ベオウルフ / 呪われし勇者 ディレクターズ・カット版 [Blu-ray]

ベオウルフ / 呪われし勇者 ディレクターズ・カット版 [Blu-ray]

劇場では3-Dでもやっていたということを観終わってから知る。Blu-rayは2-D。
元の叙事詩のストーリーを知らんので、この脚本の解釈(怪物は王が女怪物に産ませた子供)がどういうインパクトを持っているのかよく分からんが、まあ普通の筋立て。アクションを楽しむ映画(それだけに3-Dで観たかった・・・)。
見所はやっぱり、ベオウルフがなぜか全裸で怪物グレンデルと戦う前半の山場。ロジャー・エバートに「オースティンパワリズム」という造語をなさしめた傑作シーン。曰く「putting things in the foreground to keep us from seeing the family jewels」。family jewelsというのは男性が2つぶら下げている宝石のことですねー。そのあまりの徹底ぶりにかなり笑えます。