法月綸太郎『頼子のために』

頼子のために (講談社文庫)

頼子のために (講談社文庫)

弟の結婚式で東京に行っていたので、その帰りに。
真相は、それが検討素材ならそれしかないよね、という自然なもの。でもなかなかクールでよかった。脇役の人とかそれぞれの背景をもっと描き込んでいくともっと深い話になったんじゃ・・・と期待させるのも、元が佳作だからかなーと。