ゴミ有料化

私はたいへんゴミ捨てが苦手な人間で、家の中に満杯のゴミ袋がいくつもストックされている。昨日2か月ぶりくらいに3袋捨てたが、ベランダにまだかなりたまっている。まあそれはいいのだが、6月から新潟市ではゴミ捨てが有料化(正確には有料の指定ゴミ袋強制)するそうな。全然知らんかった。そういえば今日、共産党の宣伝車が有料化しなくてもゴミは減らせるとか言いながら走っていたな。

まあ負担的には大したことないのでどうでもいいといえばいいのだが、どうでもいいということは、我が家から出るゴミの量は変わらないと予測されるということで、というかそれ以前に、ゴミが減るという事態がどのようにして起こるのか正直想像がつかない。
誰も、ゴミを増やしてやろうと嫌がらせでゴミの元を仕入れてきたりはしないのだから、なんかの必要があって商品を買ってきて利用した残りがゴミになるのだろうと思う。私は(本以外)ほとんど不要なものは買わないので、買ったものは必要なものだと思う。あるいは不要なものを買う人たちもいるかもしれないが、この人たちは、そもそも「不要である」というかなり高いハードルを乗り越えて買っているわけだ。その欲望を抑えるのに、たかだか1袋45円くらいでなんになるのか、と思わざるを得ない。
ところが新潟で有料化をすでに導入している地域ではゴミが3割減だそうで、何が起こっているのか大変気になる。

まあそれはともかく、経験上、家庭から出るゴミを激減させる方法を私は知っている。まったく簡単なことで、家で食事を作るなどという贅沢なことを一切やめてしまって、毎日外食をすればいいのだ。私はいま外食中心なので、ゴミがほとんど出ない。2か月も捨てないでも大丈夫なのは、家で食べないからに他ならない。外食産業はこれを宣伝に使うべきだろう。牛丼を食べてCO2を減らそう!とか。
さて、というわけで、そろそろ久しぶりに自炊生活を再開しようかと思っていたのだが、市の減ゴミ方針に協力するにはまだ外食を続けないといけないらしい。困ったなあ。生活習慣病もこわいしなあ。うーん、ゴミ減って体重増えて医療費増、ということでどうかよろしく。