宮迫千鶴って波動の人だったのか

ラーメン屋で『週刊現代』読んでいたら宮迫千鶴という人が書評を書いていた。この人は上野さんと対談(=つるつる対談。たぶん家のどっかにある)していたりして名前だけは知っていた。
書評対象本はこれ。

ザ・シークレット

ザ・シークレット

あなたは「偉大な秘密」を手にしています。
この「秘密」は、代々伝えられる中、人々に熱望され、隠され、失われ、盗まれ、莫大なお金で買われたこともありました。歴史上最も著名な人々は、何世紀も前に存在していたこの「秘密」を理解していたのです。プラトンガリレオ、ベートーベン、エディソン、カーネギーアインシュタイン等の発明家、理論家、科学者、偉大な思想家達です。そして、ついに今日、この「秘密」が世界の人々の前に開示されたのです。
「この『秘密』を理解した暁には、あなたは欲しいものを手に入れ、なりたい人物になれ、やりたいことが何でもできるようになるでしょう。また、あなたは、真実の自分を知る事ができます。そして、あなたにはすばらしい人生が待ち受けていることがわかるでしょう」――「はじめに」より

まあどう見てもトンデモ本です。本当にありが(ry
ところが書評の文章は好意的な紹介という体裁で進む。それでもまだ「どこをタテ読み?」というかどういうパロディ?と思いながら読んでいたのだが、結局そのまま終了。それだけでなくて途中で「波動物理学」に未来を期待するふうの記述まである(現物持ってないので記憶いい加減だが)。
帰ってきてググッたら、完全に波動の人だった。(google:宮迫千鶴+波動)いやそれだけなんだけど。知らんかったなあと思って。